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ビジョナリーカンパニーへ

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偉大なるビジョナリーカンパニーであり、エモーショナルカンパニーを創りたい。そんな想いの源泉である「価値観」や「ビジョン」「パーパス」「生き方」「あり方」そんな想いを経営しながら綴…
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#リユース

決算賞与制度を導入、年収トップクラスのリユース企業 Vol.65

今月は決算月。 2006年4月に法人設立した弊社は今期で18回目の決算を迎えています。 お陰様で増収増益で着地する見通しです。 弊社は企業理念に基づき、営業利益の年間予算を超えた分の約30%を従業員に還付するという評価制度を定めています。 なので、好決算の見通しが立った時点で、従業員の顔も緩み始めるわかりやすい会社です(笑)。 決算賞与の配分ルール 経営者仲間にも質問されるのが、「決算賞与」の原資が決まった後、どうやって従業員に配分しているのか?ということ。 弊社

創業21周年、設立17期を終える Vol.44

明日、3月31日をもちまして、弊社は創業21周年。会社設立17期目を終了します。 弊社は上場企業ではありませんが、透明性の高い、従業員が自分の子供にも胸を張って良い会社だと思って経営してきました。 設立17期目を無事に終える事ができるのは、ご来店くださるお客様、社会に必要とされる仕事であり、従業員1人1人が誇りに感じられる仕事に創意工夫してくれていること、これを愚直に続けてきてくれているからこそ。 そして上場審査に対応できるぐらい綺麗な管理会計も当たり前ですが、自慢できる事で

求められるスキルの変化 Vol.37

23歳、創業時。 求められるスキルは圧倒的な業務スキルだった。 それもそのはず。 グループとして初の小売業。 お店も商品やサービスもゼロから提供するのは23歳の私と自身で面接したアルバイトさん。 看板を掲げて地域に店を出すものの、信用もないし、コネもない。 信用を集めるために必要なスキルは圧倒的な業務スキルだった。 立ち上がるものが立ち上がり、軌道に乗り始め、正社員の部下が増えた頃、求められるものが変わった。自身の葛藤との対峙、そして未知な体験の連続。圧倒的な業務スキルからマ

マインドフルネスは社名の由来 Vol.29

おはようございます。 珈琲の豆を挽いてドリッパーでcoffeeタイム。 これが最近のモーニングルーティン。 なんだか流行りのマインドフルネスのプログラムになる気がする。 今日は弊社の社名の由来とマインドフルネスについて記載してみました。 コーヒーを挽く時間コーヒーを挽くようになったのはKaritaのミルを古道具店で購入したながキッカケ。 ドリッパーやら、豆を保管するキャニスターを購入。 なんでも形から入ります。笑。 コーヒーを挽く時間、淹れる時間。飲む時間。 どうだろう、

ビジョンで生きる大人はカッコいい Vol.25

ここ最近、公立の小中学校にて、職業講和を行っている。 私たちのビジネスは社会に貢献しているし、存在意義のある仕事。 だから、経営者としても社員の仕事を誇りに思っている。 大人になっても、ありたい姿(ビジョン)を掲げ、覚悟を決めて本気で仕事している。そんな大人がカッコいいよねって思わせたい。 そう、これを職業講和で伝えている。 ビジョンを描け難いのか「将来、なりたい仕事は?」と質問しても返答することに躊躇する素振りを見せる子供たち。 「ユーチューバー?エンジニアとか?先生と

「行動経済学」に学ぶ商品企画やサービスづくり Vol.23

先日の日経新聞の記事。 「売らない店舗」がビジネスとして成立する事は何となく認知していましたが、記事内に好きな「行動経済学」について触れている箇所があったので、自社の商品企画やサービスに置き換えて考えてみました。 売らない店舗最近、増えている「売らない店舗」。 以前、大学生だった娘と一緒に液晶タブレットを探しに新宿へ行った際、体験はできるけど、購入はネット申し込みという店舗がありました。 深く考えずに足を踏み入れたのですが、「行動経済学」を理解すると非常に興味深く、面白

価値観の変化を加速させる一年に Vo6.

あけましておめでとうございます 新年、あけましておめでとうございます。 本日より弊社も営業をスタートしています。 年末年始は久しぶりに静かに妻の実家と山の家で過ごさせていただきました。 飲食店様や小売店様は繁忙期のところが多いと思いますが、弊社は10年以上前から年末年始の長期休暇を従業員の皆さんに取得していただいています。 正月明けの社内は、年末年始をどう過ごしたのか、そんな話題で持ち切りです。 常識を疑うよりも目的に沿って決断していく私の経営する会社はアパレルのリ

もう一度、愛着の持てる豊かな世の中へ Vo1.

大量生産の背景にある過酷な労働環境2013年のラナ・プラザの悲劇から約8年。 そして大量生産による大量廃棄という事実にも直面している。 2017年には英国の高級ブランド「バーバリー」がブランド保護のために衣料品やアクセサリー、香水など2860万ポンド(約41億8000万円)相当の売れ残り商品を破壊・処分していたことが発覚しました。 もちろん、バーバリーのみではないし、国内のアパレルメーカーも同様に廃棄している現場を目にしてきた。 昨今のSDGsに対する取り組みが進む中