初武道館の話

初武道館が発表された日のことを今でも鮮明に覚えてる。
ZEPPTokyo、本編が終わってアンコール。まだこの頃は出てくる?来ない?なんか告知ある?ない?ってドキドキしながら。
流れ出した映像、徐々にざわめく周り、何処なのか解った瞬間に自然と涙が溢れてきて、周りでは泣く声、歓声、拍手、指笛。
まさかワンマンで、聖地、武道館。
メンバーが再度出てきた時、おめでとうの声が止まなかった。拍手も。
あの時、あの場で同じ感激を味わえた人達と、正直明日からの武道館で少しでいいから分かち合いたいとさえ思う。
ビーバーの歴史的瞬間に立ち会ってしまった、と思った。彼らは言った。

「連れてってやるも違う、連れてきてくれたも違う、一緒にもっと楽しいことしてこうぜ!」
「あなたがいる武道館に立たせてください。」
(記憶の中の言葉なのでニュアンス的なもの)
(なんならこの日の言葉じゃないかもだけど笑)

遠くなってしまうんだな、って不安なんて微塵も感じさせない言葉にどんなでかい場所でもついて行きたいと思った夜だった。

武道館当日。
あの映像に見た道で武道館への道を歩く。勿論イヤホンからはビーバーを流して。
ここ周辺にいるのはみんなビーバーを聴きに来てるんだという感慨深さ。
『館道武』の下に「SUPER BEAVER」それだけでなんかもうとても泣きそうだった。
一緒に来られたんだなという気持ち。
なんならもっと早くから共に歩んできてみたかったという気持ち。
今日とこれからはどんな景色や音楽を見せてくれるんだろうという気持ち。
紛いもなく武道館での公演は節目でもあったと当時も感じていたけど今でもそれは変わらない。

(余談だけどこの日初めてビーバーのライブに行く子を連れてったけど、あまりにも楽しみにしてるのか不明すぎる感じで、なんなら乗り気じゃ無さそうすぎて、結果的には凄く良かったと言ってはくれたもののその後疎遠になりました。自分の大切を雑に扱われるのが嫌なのは昔から変わらないな。)

公演内容はいつもの如く良かった…最高だった…がほぼなんだけど、強く印象に残った場面がある。

『これなんじゃないか』
ってやっていた大事にしてきた曲がある。
今日胸を張って歌って良いですか。
(ニュアンス)

そして歌われた「シアワセ」
この曲に私は特別な想い入れって特になかったんだけど、全曲すきなので当たり前に聞き込んでいたわけで。
確か武道館公演より前のどっかのライブでも、この曲は大事にしてきたような事をMCで言ってたんじゃなかったかなぁと記憶。
ストリングスVer.ってだけでも滲む涙と感極まる気持ち。
歌詞が染みる、あの日から変わらない気持ちを地続きにビーバーは歩んできていてこの武道館に沢山のあなたに囲まれて。
スクリーンに映された『あなた』と放たれる声、
『君に』が、『あなたに』に変わっていた。
もう号泣だったねぇ。今思い返してもあの極まる気持ちはグッとくるものがある。
私はビーバーのライブになんでハマったかって、やっぱり「あなた」として当事者として仲間として、受け入れてくれるようなビーバーのライブが好きになったから、歌詞ひとつでもかなりグッときた。語彙力ないけど、ほんとにグッときたのよ。
そしてオフマイクで武道館に響く、

当たり前だと思ってないので!
これからもよろしくお願いします!

からの「ありがとう」
そしてアンコールで歓声前夜のリリース発表
同じ時代を生きられて嬉しいと伝えようとして涙ぐむぶーやん、多分泣いてたメンバー。
ゴールにしないために泣かないって決めてると胸を張った4人の姿は紛れもなく私のロックスターだった。(ぶや以外泣いてたように見えたけど)

そして明日からの武道館。
いや正直武道館2度目をやる時は果たして来るのかなって思ってたんだよ。来ないかもなとか来てもかなり先の未来の話だと思ってたんだけど、来ちゃったね。
思っていたより早かった。
あの日に見た彼らは未だに鮮明に強烈に残ってる。過去をきっと軽く越えていくんだろうとは思ってるけど、何を感じる事が出来るんだろうって凄くワクワクしてる。
過去最高の更新を楽しみにしてる。

この先は少しボヤッキー含むので読むかは自分次第でお願いします。






それぞれが、それぞれの席から全力で楽しめたらいいなって思ってる。席の位置なんか関係ないパフォーマンスをするって事を私は知っている。悲しいを抱えてても寂しいも嬉しいも楽しいもどんな感情でも置いてかれることなんて無かった。
あなたたちに会うために毎日頑張ってきたよ。
少し躓いちゃった、座っちゃったよ。
幸せなんだよ。
それを全身で伝え合っている当事者意識があるから。

届かないと感じた事があるならそれはあなたがビーバーにちゃんと手を伸ばしていないんだと思ってる。
受け身じゃだめなんだよ、いや、ダメって訳でもないんだけど、無条件の愛とか無償の愛をくれてる訳では無いんだと思ってる。
なんでも認めて優しく包んで背中を押してくれる人達な訳ではない。人として、格好悪い事は格好悪いって言うし駄目なものは駄目だと意思表示するそういう優しさだと思ってる。
感情1つとってもそれぞれにその感情に対して無数に感情があって、感情に正解は無いと思う。だけど、吐き出した言葉は感情だけでなくて事実として残る。記憶や記録になる。
言葉だけじゃない、心だろ。と思うのは、それは上手く言語化出来なくてもいいんだよってことだと思ってる。
感情の吐き出し方、吐き出す時の言葉、ちゃんと気にしていきたいと思うしビーバーの歴史や活動や顔に泥を塗るような事を見つけたら私は黙ってられないのは変わらないと思う。
それでも攻撃したい訳じゃない。人によってはいちいちうるさいと感じると思うだろうし重く考え過ぎと思うかもしれないけど、自分の大切なものに必死になるのが何が悪いの?格好悪い事だとは思ってないよ。
たまにはやっぱ言わなきゃ良かったかなとか、気にしすぎだよなぁとか思ったりもするけど。

なんやかんや言ったって、何を言われたって、私はビーバーが好きでビーバーの思想に救われてビーバーの音楽をこの上なく愛してる。

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