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たった2枚のCDで完成したAqours~ラブライブ!サンシャイン!!初期の歴史を振り返りながら~

地元愛まつり2024の感想を綴ろうと思いきや、筆が滑りました

【質問】
皆さんにとって、Aqoursのベスト盤って、どれですか?

・好きな曲が収録されてるCD
・思い入れのあるCD
・推しがセンター取ったCD

などなど、色々あると思いますが、自分はこれです。

2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」

そしてまだアニメもやってなかった当時ですが、この2ndシングルの発売を以て「ラブライブ!サンシャイン!!」そして「Aqours」が完成したと思っています。
CDを手にした当時もそう感じたし、9周年を迎えた今振り返ると、猶更そう実感するものであります。

それは何故なのか?CD発売当時の状況、Aqours初期の歴史を振り返りながらお伝えしていく記事です。

というのも、嬉しいことに「最近Aqoursを知ったよ」って方とお話する機会が結構あるんですよね。AqoursがFinaleライブを迎える前の今だからこそ、プロジェクト初期のAqoursがどうだったのか…ちょっと興味ありません?

せっかくですし、いにしえのオタクの昔話に少々お付き合いくださいませ。。。

CD発売当時の状況

「当時はμ's全盛期だった」なんて話はみんな知ってると思いますが、今回のメインはAqours。ラブライブ!サンシャイン!!そしてAqoursに軸足を置いた目線で、話していきます。

もう本当に、、、本当にこの一言に尽きるんですけど。。。

とにかく、、、とにかく情報がなかった、、、

主なターニングポイント 細かい所は端折ってるよ!

プロジェクトスタート当初

「助けて、ラブライブ!」
「夢を諦めないこと。アイドルから教わったの。」

電撃G’s Magazine 2015年4月号(2月28日発売)

31文字これが最初の全情報でした。

プロジェクト開始が告知された2015年4月号の電撃G'sに載っていたのは、「助けて、ラブライブ!」の文字と共に、どこかの海を背景に立っている謎の少女。

そしてこっちはあんまり有名じゃないけど、その裏面。
まっ白な背景に「夢を諦めないこと。アイドルから教わったの。」の文字が映る、モノクロな1枚。

当時の印象は、なんか始まる?続編?という感じ。
だってまだμ'sの映画すら始まってませんから。なんならファンミも控えてた頃です。(多くのラブライバーは映画とμ'sのファンミに向けてワクワクしてたんじゃないかな?)

ただ、なんとなくアニメ本編で終わりを迎えそうなμ'sの続編なのかな?次はどこが舞台なのかな?そんな淡い期待感を抱いて眺めた記憶があります。


ラブライブ!サンシャイン!!そしてAqoursの始動

そこからは小出しに情報が出てきました。(一部、うろ覚え)

2015年3月30日発売の電撃G's5月号で9人のキャラクターの情報が出ました。

キャラのイラストと名前、そしてメンバー一人一人からの一言。
全員分を載せると長くなるので、"一応リーダー"の千歌ちゃん、推しの花丸ちゃん、そして最も初期設定がブレたであろうダイヤさんの3人だけ載せます。

最初はアイドルになるなんて、こんな田舎に住んでる私たちなんかにはどうせありえない遠い世界だって、やる前から諦めてたけど。でも―――諦めなければ夢が叶うってことを―――あの憧れのスクールアイドルμ'sが教えてくれたから。みんなは笑うけど、私は本当に真剣なの。私たちも―輝きたい!

高海千歌 電撃G’s Magazine 2015年5月号(3月30日発売) 

まさかオラがスクールアイドルになるなんて、思ったこともなかったけど―――でも、親友のあの子のことほっとけないし―――これも人間の運命と思ってがんばるずら!こんなオラの気持ち、わかってくれる人がいたら嬉しいずら♪

国木田花丸 電撃G’s Magazine 2015年5月号(3月30日発売)

本当ならこの私がスクールアイドルなんていう破廉恥な活動に関わるなんて、ありえないことだったのですけれど―――勝負に負けた以上は仕方がありません。でもこの私が参加する以上は―――絶対に優勝の2文字以外は許されませんわよ?

黒澤ダイヤ 電撃G’s Magazine 2015年5月号(3月30日発売)
どんな勝負をして負けたのか、その詳細は2024年現在も明かされていない

そして翌月
2015年4月30日発売の電撃G's6月号で、以下の3つが発表されました。

・新プロジェクト「ラブライブ!サンシャイン!!」
・担当キャスト9名の公開
・沼津を舞台にした、μ'sに憧れる少女たちの物語であること

そう、ここで「沼津」が初めて公式から出てくるのです。

μ’sへの憧れ
『サンシャイン』に登場する高海千歌ちゃんは、μ’sに憧れて、スクールアイドルを目指すことになる高校2年生。いわばμ’sの妹分として、これから憧れのμ’sを目指して走って行く予定です。G’sから誕生する新しいヒロインに期待して下さい!

舞台は海辺の町
彼女達が住むのは静岡県沼津の近く、内浦という海辺の町。
岬の突端にあるみかん畑に囲まれた全校生徒100人に満たない浦の星女学院という小さな学校を盛り上げるため、スクールアイドルになる決意をしました――その今後を応援してあげてください!

電撃G’s Magazine 2015年6月号(4月30日発売)

と言っても当時のことは正直あんまり覚えていなくて、記憶にある印象はこんな感じ。
●新しいキャストさんみんな若くて可愛いな
●ダイヤ…?ルビィ…?なんか中二病の子(善子)もおる…頭バグりそう…

【余談①】Aqoursキャストの鈴木愛奈さん、降幡愛さんはこの時にX(当時Twitter)を始めてます。ふりりんの記念すべき最初の投稿。

【余談②】このキャスト発表時の初期設定って、今と学年が違うのは、意外と知られていない話。(2015年6月発売の8月号で現在の設定に修正)

渡辺曜1年生
津島善子2年生
黒澤ダイヤ2年生
※どんな勝負をしたのか…(以下略)

【余談③】ちょっと今では考えられない当時のダイヤさんのキャラ付け

フフ。ドキッと―――しました?

…話を戻しましょう。

そして2カ月後
2015年6月30日発売の電撃G's8月号で、グループ名が正式に決まりました。

・グループ名は「Aqours」に決定!

電撃G’s Magazine 2015年8月号(6月30日発売)

ところでさっきの図の時系列表には「6月27日」って書いてあるけど?
…って思ったあなた、よく見てくれてありがとう。

厳密には6月27日に発表されてたんです。ちなみに自分の誕生日です。運命感じちゃった…。
※結成日はG'sの発売日と合わせて6月30日


以上が、最初期に出てた情報。
ここから1stシングル「君の心は輝いてるかい」発売までは、正直殆ど情報アップデートはなかったように思います。

という訳で、最初の半年くらいで分かった全情報をまとめました。
こちらです!どどん!!!

「助けて、ラブライブ!」
「夢を諦めないこと。アイドルから教わったの。」
新プロジェクト名:「ラブライブ!サンシャイン!!」
μ'sに憧れる少女たちの沼津を舞台にした新しい物語
グループ名:Aqours
キャラクター9人(名前、イラスト、ひとこと)
担当キャスト9人(名前、写真)

たしか当時はまだ、サンプルボイスすら無かった気がする

うん、殆ど情報がない。。。学年が変わるなど、キャラクター設定も当時は結構ブレたりもしていました。

なので基本はμ'sを追いかけながら新しい情報を待つ、そんな日々でした。


1stシングル「君のこころは輝いてるかい?」発売

ここから、一気に加速します!

1.君のこころは輝いてるかい?
2.Step!ZERO to ONE
3.Aqours☆HEROES
4.君のこころは輝いてるかい? (Off Vocal)
5.高海千歌(CV.伊波杏樹) (はじめましてのご挨拶)
6.桜内梨子(CV.逢田梨香子) (はじめましてのご挨拶)
7.松浦果南(CV.諏訪ななか) (はじめましてのご挨拶)
8.黒澤ダイヤ(CV.小宮有紗) (はじめましてのご挨拶)
9.渡辺曜(CV.斉藤朱夏) (はじめましてのご挨拶)
10.津島善子(CV.小林愛香) (はじめましてのご挨拶)
11.国木田花丸(CV.高槻かなこ) (はじめましてのご挨拶)
12.小原鞠莉(CV.鈴木愛奈) (はじめましてのご挨拶)
13.黒澤ルビィ(CV.降幡愛) (はじめましてのご挨拶)

Aqours 1st single「君のこころは輝いてるかい?」収録曲

記念すべき1stシングル。このCD1枚は当時μ'sを追っていた身としても衝撃的でした。そして色々なことが分かりました。

わかったこと①いつかアニメ化すればこうなる…!
アニメーションPVで冒頭に映し出される沼津の風景。セリフはないけれども、走る千歌の息づかいから伝わる、これから始まるというワクワク感。

PVでは動くキャラクター達。
ビタッ!と全員が動きが揃ったフォーメーションダンスは、「えっ?1曲目からこんなダンス本当にできるの?」と当時かなり話題になった記憶があります。

わかったこと②キャラクターボイス
自分が何よりも嬉しかったのは「はじめましてのご挨拶」でした。
やっと、声が聴ける。このボイスでどの子が、どんな声、どんな雰囲気のキャラクターなのかが分かりました。

…でもね、まだわからなかったことも多かったんです。


まだ分からないこと①ソロの歌声
実はこのCDに収録されていた3曲って、ほとんどソロパートが無いんです。全員歌唱か、学年別パート。
Aquors☆HEROESでほんのちょっとだけあったくらい。

まだ分からないこと②聖地はどの程度絡むの?
冒頭から沼津の街は映っているものの、ほぼバスの車窓から見える淡島。沼津が聖地と言われているものの、どの程度絡んでくるのかは未知数でした。

まだ分からないこと③キャラクター同士の関係性
まだ一人で話すだけで、キャラ同士の掛け合いが無くて、どういう関係性なのか、この1枚からは何も明らかになりませんでした。

推しが決まった瞬間

あとは、君ここ発売日くらいから、さっそく2ndシングルのセンター総選挙が開始されました。


ターニングポイントとなったあの発表

こうして少しずつ、Aqoursについて明らかになり、ラブライブ!サンシャイン!!への期待が高まるなか…

2015年12月5日、当時の全ラブライバーに激震が走りました

「μ's Final Lovelive!」開催決定

実は、μ'sのFinalって最初からFinalとして告知されていたものではなかったんですよ。もともとは「6th ライブをやります」って言ってたんですね。

それが突然「6th➡Final」に変わった、そういう告知だったんです。。。

いや、もう本当に衝撃でしたね。。。

そして、この発表はやはりAqoursにとってもかなり影響の大きい発表だったと思います。もともと「μ'sの妹ポジション」として少しずつ設定を固め、活躍の幅を広げてきた。ところが、ここからはもう誰も「妹」としては見てくれない…。

次のラブライブシリーズを背負った「正当なる後継者」。この日から、みんなそういう目で彼女たちを見ていたと思います。きっと、本人たちも少なからずそういう期待を背負っている自覚があったのではないでしょうか。



μ's FinalまでのAqours

そしてFinal発表の翌月、2016年1月11日、記念すべき日が訪れました

ラブライブ!サンシャイン!! Aqoursスペシャル課外活動 みんな準備はできてるかい? ~せーので SUNSHINE!!~

そう、メルパルクでのイベント、9人で初めて観客の前でパフォーマンスしたイベントです。(残念ながら自分は抽選に外れてしまい、生で見ることはできませんでした)

ちなみに、このイベントはブルーレイ1巻特装限定版に入っているので、誰でも見ることができます。

Aqoursにとってある意味での出発点となったこの場所、メルパルクホールでの時間は、やはりメンバー9人にとっても大きな意味を持ったイベントとなったようです。

後にAqours4thライブのパフレットには、初めて東京ドームに立つことになる9人の意気込みが、キャストから長文の手書きメッセージ付きで掲載されていまして。やっぱりメルパルクへの言及がものすごく多いんですよね。。。

あの日、あの時 メルパルクホールで見た景色を胸に。心からの感謝とこれからも楽しみなミライに期待と希望を込めて…!!

4thパンフレットより 伊波杏樹さん

メルパルクホール、そして横浜アリーナから始まり、気がついたら東京ドームというこんな大きな場所まで来ていました。

4thパンフレットより 逢田梨香子さん

初めて、メルパルクで彼女として立ったステージ あの時のことは一生忘れない。

4thパンフレットより 斉藤朱夏さん

1stライブは横浜アリーナだけど、彼女たちにとっての第一歩はきっとメルパルクだったんでしょうね。。。


少しずつ、増えていくコンテンツ

そしてAqoursスペシャル朗読劇、Aqoursメンバーのニコ生も開始など、1月以降は少しずつ情報が増えていきました。


当時のニコ生はもう消えてしまっていて見ることはできませんが、9人で、学年別で、など構成を変えながら2016年1月以降、月に2回ほどのペースで行われていました。

2016年2月には、Aqoursの9人が初めて沼津に行く、という日もありましたね。

μ's Finalを終えて…

そして、ついに訪れた2016年3月31日と4月1日のFinal当日。

感想は本題ではないので省きますが、当時みんな終演後に言っていたのは「μ'sロス」。自分も例外ではなく。自分がかつてないほど熱中していたものが失われた喪失感。何日も泣いたし、言葉にできないものがあります。

もう、これほど熱中できるコンテンツに出会うことはあるのだろうか…。
ラブライブ!はこれからどうなっていくのか…。

続編のサンシャイン!!は、これほどの気持ちで応援できるのか…。

そう、こんな感じだったんです。

・μ's Final後の喪失感、まだ癒えてない精神
・正当な続編のラブライブ!サンシャイン!!への、かすかな期待

しかし、続編のことは追ってはいたけど、まだ情報が少なくてわからない…

・Aqoursはどんなグループなのか?
・キャラ個人の性格は?歌声は?
・キャラクター同士の関係性は?
・次の舞台、沼津はどんな形で関わってくるの?
・アニメはいつ始まるのか?

μ's Finalからそろそろ1か月経とうとする、2016年4月27日

そんな時でした…

2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」が発売されたのは!!!!

1.恋になりたいAQUARIUM
2.待ってて愛のうた
3.届かない星だとしても
4.恋になりたいAQUARIUM (Off Vocal)
5.突撃!風雲マリンパーク (ドラマパート)
6.不思議!シーパラダイス発見 (ドラマパート)
7.ゆったりたっぷり!深海水族館 (ドラマパート)
8.私たちのベストヒットステージ! (ドラマパート)

Aqours 2nd single「恋になりたいAQUARIUM」収録曲

伝わって欲しい…この1枚を手にした時の、あの感動…
なぜなら、この1枚で、分からなかったことが全部解決したんです!!!

~①この作品は、実在の街・店舗を実名のまま再現する~
まずPVです。見て下さい。

三津坂の交差点の風景から始まり、
「旅館やまや(※現:おさかな食堂やまやさん)」
「伊豆・三津シーパラダイス」
…と、実名の施設が続きます。

そしてドラマCD、聴いて下さい。
↑のみとしーに加え、「あわしまマリンパーク」、「沼津深海水族館」の市内の3つの水族館でPVを撮るというストーリー。

全部、実在の施設です。「本当に沼津でやるんだ…しかも実在の施設なんだ…行ってみたいな…」そう思う魅力が詰まっていました。

~②キャラクターの歌声がわかった~
「君ここ」収録曲と違って、この1枚はソロパートが盛りだくさんです。

「恋アク」はソロパートで構成される曲で、「たぶんさっき飲んだ熱いお茶のせいかな」で初めて推しの花丸ちゃんのソロ歌声を聴いて、「あっ…いい…好き…」と。
「待ってて愛のうた」も終盤に全員のソロパートがありますよね。

~③アニメーションPVに「セリフ」がついた~
「君ここ」の時はセリフがなかったんですよ。
それがPV冒頭で千歌ちゃん、梨子ちゃんがセリフを発している。

もう、ラブライブの作品としてアニメ化することへの期待が爆発した瞬間でした。

~④キャラクター同士の関係性がわかった~
ドラマCDでは最初のトラック3つが2年生、3年生、1年生、それぞれチームに分かれて水族館を巡るストーリー。そして最後のトラックで全員揃う、という構成です。

9人がお互いどう呼び合っているのかとか、今では当たり前のキャラクター同士の掛け合い、私が記憶する限りでこれが初めてです。

この雰囲気をいつか、アニメで…!という期待感が爆発しました。

~⑤聖地巡礼という楽しみができた~
この1枚に収録されているドラマCDを聴けばわかるんですが、沼津市内の3つの水族館の見どころがギャグやトンデモ展開を挟みつつ、すごく丁寧に紹介されてるんですよね。

このドラマCDだけを頼りに行きました、沼津へ聖地巡礼。

作中の花丸ちゃん&ルビィちゃんみたいに「シーラ、カンス!シーラ、カンス!」と言いながら深海水族館に行ったり。

あとは1stライブ前にこのドラマCDを聴きながらあわしまマリンパークに行ったりしました。

今ではみんな当たり前のように沼津へ行ってるけど、アニメすらまだやってない頃にですよ?それが出来たんです。この1枚があれば。

~⑥わずか1年未満でこの歌唱・演技の完成度に到達できるキャスト陣~
正直、これが一番すごい!

歌唱は、1stシングルから既にハイレベルだったと思いますが、演技、すごくないですか?「はじめましてのご挨拶」と聴き比べてみてください。

びっくりするくらいレベルが上がっています。

僕は花丸ちゃんだけじゃなくて、声優の高槻かなこさんも推しているのだけど、もう高槻さん宛のお手紙の中で何度も、何度も、何度も、書いたことなんですけど…当時こういう事を思いながら聴いていました。

・最初は花丸ちゃんを推すことに正直不安があった
・”オラ”とか"ずら"とか方言まじりの子が、どんなキャラになっていくのか…本当に心から応援できる子なのか…
・そんな不安が「恋アク」のドラマCDですべて吹き飛んだ
・きんちゃんの演技のおかげで花丸ちゃんがすごく可愛くなってた
・こんな短期間で、こんなに可愛くしてくれてありがとう
・こんなにキャラのことを想って演技してくれたのが感動的に嬉しかった
・国木田花丸役がきんちゃんで本当に良かった…

僕の場合は花丸ちゃんだったんだけどさ、、、
他の子が推しだって人も、同じようなこと、思ったんじゃないですか?

そんなふうに感じた1枚でした。

~そして、9周年の今だからこそ感じること~
この時点での歌唱力、演技力、キャラクター、そして沼津を実名のまま舞台にしていくという作品としての方向性どれをとっても(成長とか、時代や環境の変化はあるにせよ)

ラブライブ!サンシャイン!!、そしてAqrousの基本軸はこの時から一切ブレてない

この1枚が出た時点で、今振り返っても、あと足りてないものはアニメ化だけだった。

μ'sロスの喪失感から一瞬でAqoursへの期待に切り替えさせた。

それだけ、心の底から欲していた情報を、期待値を遥かに越える質で出してきた。

「サンシャイン」という新しいラブライブの作品、信じて待ってていいんだ…Aqoursにこれから大好きを全力で伝えていっていいんだ…そう確信が持てた。

あの時に心から欲していたもの、それが全て詰まっていた。

そんな、エポックメイキングにして完成形たる1枚

だからこそ
2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」こそがAqoursのベスト盤だと推したい


最後に…AqoursのドラマCD、聴いて!!!

サブスク全盛期だから、曲は聴いてもドラマCDは聴いてないって人が多いような気がします。

でもね、、、ドラマCDにこそ、実はメッセージがたくさん詰まっているような気がするんですよ。

恋になりたいAQUARIUMのドラマCDはいま聞いても傑作だと思う出来栄えですが、「君たちが知りたがってることを全部伝えるよ」っていうメッセージが詰まっていた気がします。

あと、超展開が続くので純粋に面白いです笑。

伊波杏樹さんも、なんかのインタビューで「ドラマCDを演じる時は恥を捨ててます」みたいなことを言ってた気がします。

Thank you, FRIENDS!!も、収録曲は感動的なのにドラマCDはカオスですからね。。。

恋アクのドラマCDは間違いなく傑作だったと思うんですが、続くユニットの1stシングル「元気全開DAY! DAY! DAY!」、「トリコリコPLEASE!!」、「Strawberry Trapper」収録のドラマも、沼津の聖地が拡充されていき、アニメ前の期待感をより一層高めてくれるものでした。

もし持ってる方がいれば、この頃のドラマCDを聴いて、アニメ化前はこれだけを頼りに情報を得ていたのか…。このCDが発売されたころはどんな状況だったんだろう?当時のファンに何を伝えようとしていたんだろう?

…なんて想像をしながら、Finaleまで気持ちを高めても楽しいかもしれません。


ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

今回はAqours最初期の頃を振り返りながら書いていましたが、反響があれば続く歴史のことも書く…かも?

それではまた~。
おしまい。

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