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アジア圏のラブコメディ

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アジア圏のラブコメディについての記事をまとめました。
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2021年12月の記事一覧

【韓国ドラマ】『わかっていても』が韓国の青春恋愛ドラマの「型」を無視していておもしろい

ラブコメディや恋愛ドラマにおける「ベッドシーン」出現のスピードは、国ごとの傾向がある。 アメリカのラブコメは付き合う前に夜を過ごしたカップルが恋人になるまでの過程を描く作品が多く見られる。中国の現代劇はストーリーの中盤~後半でカップルが寝室に消えていき、韓国のラブコメは最終回でようやくカップルがベッドを共にする(泥酔パターンは例外)。 各国の放送の規制と折り合いをつけている側面もあるのだろう。それにしても、韓国ドラマの『わかっていても』は、同国の学生青春ドラマの「型」を全

『チェリまほ映画版』で町田啓太と劉学義(刘学义)が恋敵になる妄想をしたら…

「町田啓太と劉学義(刘学义)が似てる」 昨年あたりから一部界隈で、タイ語や中国語の書き込みがポツポツと見られるようになった。劉学義(刘学义)とは、中国の人気俳優だ。 私がなぜそんな書き込みを目にしたかというと、最近、中国の恋愛ドラマ「love at night(夜色暗涌时)」を視聴していて「似てる!」と思って検索の闇に落ちたからである。 2人の共通点。 ★同じ1990年生まれで誕生日は2日違いの、うま年の蟹座 ★背丈も同じくらい。 ★周囲からの人望が厚く、下積みを