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HANDSOME 15th ANNIVERSARY × Sparkle 新人ハンサムインタビュー⑤ 田川隼嗣

芸能事務所「アミューズ」所属の若手俳優がファンの方々に直接感謝を伝えるべく、2005年より開催されてきた「ハンサムライブ」。2020年2月、2年ぶりとなるライブイベント「15th Anniversary SUPER HANDSOME LIVE『JUMP↑with YOU』」が、ハンサム史上最大規模となる東京・両国国技館にて行われる。『Sparkle』では新たに参加が発表されている“新人ハンサム”より5名にフォーカスを当て、個別インタビューを実施。
今回インタビューした新人ハンサム5名の中で、舞台への出演経験も多い田川隼嗣。「オールマイティーに何でもやっていきたい」と語る彼にとっての「ハンサムライブ」、そしてその先にある「俳優」としての大きな目標を伺った。

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2017年の初舞台「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」から、コンスタントに舞台作品に出演されていますね。

田川:全ての作品において、いろんな印象が残っているんですけど、やっぱり2019年の木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)」は自分の中で大きいですね。主演を張らせていただいたっていうのもそうなんですけど、俳優として求められるものが、これまでとは全然違って。「主演」というプレッシャーもあるのか分からないですけど、演技の部分だったり、周りとの関係性だったり、すごくいろいろ悩んじゃうことがあって。でも悩んだけど、全部しっかり解決に持っていけたような気がして、自分の中で俳優としてちょっとだけ飛躍できたって感じがします。

悩みの部分、もう少し伺ってもよろしいですか?

田川:それこそ本当に“演技”っていうもの、“芝居”っていうものが「何なんだろう?」みたいな感じで。京都へ地方公演で行った時に、演出家の方から「これが足りない、もっとこうして」ってお叱りの言葉をいただいて、「こんなに自分ってできないんだ。どうしたらいいの?」って八方塞がりになってしまったんです。でも大人の方、自分の両親くらいの世代のメンバーが支えてくださったのもあって、その時を乗り越えられました。それがやっぱり糧になってます。

舞台の他にも映画、ドラマと活動の幅を広げてらっしゃいますが、ご自身の主軸や目標はございますか?

田川:「俳優」っていう仕事の、最初の憧れがドラマ「リーガル・ハイ」の堺雅人さんなんです。だからやっぱりドラマには出たいですし、でも今は本当に何でもやりたいって気持ちが強くて。それこそ舞台も好きですけど、舞台だけじゃなくて映像にも幅を広げていって、オールマイティーにやりたいです。その中で今後何年か経っていくうちに、自分のやりたい主軸が、1本筋道立ててできるようになっていくんじゃないかな、って思ってます。

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オールマイティーということでは、今回の「ハンサムライブ」もまさにそうですね。

田川:「ハンサムライブ」って、アミューズにしかないじゃないですか。だから、いつかは出たいっていう気持ちはありました。選ばれたいな、でもどうやって選ばれるんだろう、って思っていたので、本当にうれしかったです。うれしかったですけど、不安がすごいですよね(笑)。やっぱりダンスだったり歌だったり、あと、お客さんを楽しませて感謝を伝えるっていうことが、はたして自分にできるのかなって。僕は、目立ちたがり屋なところもあるんで、人から見られるのは結構好きなんです。だけど普段あまりやらない歌やダンスってなるともう、目立ちたがりっていうか「晒す」みたいな感じなんです(笑)。

役名で出るのではなく、もう田川さんご自身でステージに上がるということですもんね。楽しみな気持ちと、不安・プレッシャー、どちらが大きいですか?

田川:楽しみ60%の不安40%ですね。今はまだ楽しみの方が勝ってます。

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レコーディングは初めてでしたか?

田川:初めてでした。スタジオの中って入れるのが1人だけなんですが、そこに入って、マイク目の前にして歌うんです。音量を調節するボタンみたいなやつがあって、「自分で調節していいよ」「これで音が大きくなって、これがリズムで」とか言われたんですけど、もう全く分からなくて! 一切触れませんでした(笑)。めっちゃ緊張しましたけど、いい経験でした。レコーディング前にはめちゃめちゃカラオケに行って、それこそレコーディング始まる1時間前には絶対カラオケで同じ曲歌って練習して、それをやった上でもレコーディングでは音程外すっていう(笑)。

カラオケとはまた勝手が違いますもんね。

田川:だからもう本当に、初めてがこの「ハンサム」でよかったなって思います。やっぱり自分の知ってる仲間が守ってくれてるっていう関係だったので。言い方はあれですけど、失敗しても助け合うっていう優しさがどっかにあって、安心できました。

歌やダンスのご経験は?

田川:高いキーが多いんですよね、今回の曲。自分の声がすごく低いから届かなくて、歌は得意じゃないんだなって思いますし、ダンスもみんなと踊ってると、結構みんなバーッって覚えられるので。それ見てると「あー、自分振り覚えるの遅いな」って。結構遅れをとってるみたいに感じます。

でも話している声がとても素敵ですし、歌声も聞いてみたいです。それに新メンバーの中だとステージでパフォーマンスされる機会のなかった方もいるじゃないですか。その中で舞台経験のある田川さんは、一歩先に行っているのかなって思ったりもするのですが?

田川:自分の舞台で、自分のこと応援してくださるファンの方が目の前にいて、それこそお手紙をその場でいただいたりもしたので、その点においてはすごく心強いです。自分にも応援してくれる人がしっかりいるんだって意識が芽生えるので、そこで感謝を伝えると言う面では、すごく歌いやすいのかなって思ったりします。

「I Treasure You」MV撮影についても伺いたいです。監督を務められた神木隆之介さんの印象は?

田川:神木さんがずっと目の前に座っていて、映像観ながら「もっと次こうして」って言うのを、間近でずっと見てたので、「これ、役に入ってるのかな?」って、一瞬神木さんがそう見えたり……。

神木さんも「監督」という役に?

田川:そうですね。楽しそうに監督をやられていたので。それに自分も便乗というか、一緒にノッて。自分を捨てて、応援してくださる方に笑顔とか投げキッスだったり、いろんなことをするんですけど、でもそこの恥ずかしさはやっぱ取れなかったです(笑)。でもそこで神木さんが和ませてくれるように、ちょっと笑いに持ってってくれたりとか、「こういう風にやってみたら?」って指示いただいたりとか。あと先輩方、歴代のハンサムの方もいらっしゃるので、「今までどういう風にやってたんですか?」って教えてもらったりとか、いろんなMVに出てらっしゃる方もいらっしゃるので、こういう風に映ると気持ちが届きやすいよって教えていただいたり。あれもまた「ハンサム」メンバーが揃っているからこその時間なので、ありがたい場だなって思います。

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“アクティブ”をテーマにしたユニットで「A(C)」という楽曲にも参加されています。

田川:最初、俺「なんでカッコの中にCがあるんだ? Cだからクリエイティブとか?」って思ってたら「えぇかっこしぃ」でした。そういうことか〜!と思って(笑)。

口に出すと分かりますよね(笑)。

田川:「えぇかっこしぃ」ってちょっとなまってる感じあるじゃないですか。僕、地元が長崎なのでたまになまりが出てるんです。今は結構意識して抑えられてるんですけど、たまにポロって出ちゃうんです。だから「えぇかっこしぃ」って言葉が、結構自分の中で響いてて。長崎弁ってわけじゃないんですけど、親近感が湧くんですよね。

とても盛り上がりそうな楽曲ですし。

田川:そうですね。お客さんも巻き込んで盛り上げていきたいです。前半から中盤にかけてみんなの盛り上がりを表現するのかなって勝手に思っちゃったりしてます(笑)。先ほど甲斐翔真さんと話してたんですけど、結構パワータイプのメンバーだな、と。この曲、こんな名前なので、もうガツガツ、前に出していこうかなって思ってます。

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あとは新生「キミノリズム(2019 青春ver.)」ですね。ビジュアル撮影の時に制服を着られたと思うのですが。

田川:めちゃめちゃ興奮しました!

興奮ですか!?(笑)

田川:これまでのメンバーみんなが着ていたものを着たんだな、とワクワクしました。身が引き締まるし、プレッシャーみたいなものは最初に感じました。YouTubeとかでコメントを見ると「今までの『キミノリズム』が良かったな」なんて言葉があったりするんです。今まで歴代の方が作ってきたその歴史、15年あるものに挑戦するってことなんだなと感じました。今回一緒に歌うこの5人は結構個性派、でもめちゃめちゃ謙虚な子たちもいるので、どこかかしこまっちゃう感じが出ちゃうのかなと思う場面もあるんですけど、でも爆発したらたぶん超えられる可能性を秘めてると思うので。だから頑張りたいですね。今はまだちょっと爆発まで溜めてる段階だと思います(笑)。

でも皆さん本当に仲が良さそうで。

田川:仲いいですね。お互いがお互いを立てるみたいな感じなんで、いい子ばっかり。

そして爆発の舞台は東京・両国国技館ですね。

田川:これは本当にびっくりしました。5,000人って何!?みたいな感じなので、もう本当に「どうなんっちゃうんだろう自分」っていう……。先輩の話を聞くと「最初ボーンって出た時に頭真っ白になるよ」って言われたのですが、確かにそうですよね。5,000人に届くように、自分の感謝、愛を全力で伝えたいと思います。

一番後ろまで届くくらい。

田川:一番後ろまで突き抜けて、その向こう側まで届くくらい、いっちゃいましょう(笑)。

それでは最後に「ハンサムライブ」を楽しみにしているファンの方々に。

田川:このライブも1年間通じていろいろな準備がなされて、2月15、16日、ここ一カ所にバンって集まるので、本当に楽しんでもらいたいです。もうなんならみんなで一緒に手叩きたいくらいだなって。だから本当に、ノリノリになりましょう!

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たがわ・しゅんじ 2000年12月25日生まれ。長崎県出身。第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト 審査員特別賞を受賞。これまで舞台「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」、舞台「いまを生きる」などに出演。最近の主な出演作に、フジテレビ「監察医 朝顔」、日本テレビ「ニッポンノワール -刑事Yの反乱-」などがある。

田川隼嗣さんサイン入りチェキを1名様にプレゼント!

応募方法は
①Sparkle公式Twitter(@Sparkle_stage)をフォロー
②Sparkle公式Twitterに「田川隼嗣さんチェキ希望」とDM
※応募締切:2020年2月20日(木)23:59まで
※当選者にはDMの返信にてご連絡差し上げます。


15th Anniversary SUPER HANDSOME LIVE「JUMP↑ with YOU」

SCHEDULE
2020年2月15日(土)①13:00開場・14:00開演 ②18:00開場・19:00開演
2020年2月16日(日)③12:00開場・13:00開演 ④17:00開場・18:00開演

会場
両国国技館 〒130-0015 東京都墨田区横網1丁目3−28
JR総武線 両国駅西口下車 徒歩2分
都営地下鉄大江戸線 両国駅下車 徒歩5分
http://www.sumo.or.jp/Kokugikan/access/
CAST
石賀和輝、太田将熙、甲斐翔真、小関裕太、鈴木仁、田川隼嗣、福崎那由他、藤原大祐、細田佳央太、正木郁、松岡広大(16日18:00公演のみ出演)、三船海斗、渡邊圭祐
15th Anniversary Guest
2月15日(土)
青柳塁斗、植原卓也、風間由次郎、平間壮一、水田航生、吉村卓也(19:00公演のみ出演)
2月16日(日)
青柳塁斗、猪塚健太、植原卓也、風間由次郎、神木隆之介、桜田通、松島庄汰、水田航生

TICKET
座席指定席引換券:8,000円(税込・お土産付き)

販売プレイガイド
チケットぴあ : https://w.pia.jp/t/handsome/
LINEチケット : https://ticket.line.me/sp/SHL_15th
※ご注意:詳細はプレイガイドの購入ページの案内をご確認下さい。

写真:増田 慶
テキスト:田代大樹

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