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アカデミックなレッスン

先週に引き続き、2週連続でレッスン。その代わり11月は15日と29日なので、3週空くことに。

小野アンナさんのF durから。音程が所々安定せず、チューナー的な正しい音ではなく、楽器が共鳴して響きの良くなる位置を探すようにとのこと。
これがまた難しいけど、ハマると気持ちいい♪
このハマった音を長音符だけではなく速いフレーズでも各音意識して出せるようにするのが今後の課題。

弓の使い方は、弦に吸い付きつぶが揃うように意識すること。これがまた難しい。かもめのような動き?というのはイマイチよく解らなかったけどw
正しい位置に指を置き、しっかりとした音を出すイメージで。
これを意識するだけで、音量も音色も大きく変わった。
長音符から始まる曲なんかは、逆にここを意識しないと解り易いくらい情けない音になる…。

セブシックでは、
1.左手のストレッチ
2.音程を正しく取る
3.弓をしっかり使う
の3つをバランスよく行うことが重要な訳だけど、テンポが速くなると、1,2と3のどちらかが崩れるので、それを制御するのが課題。
もちろん、セブシック以外でもそうなんだけどねw

曲の1曲目は「謎の城」。
音程やフィンガリングはだいぶ良くなってきたとのこと。
あとは、上にもあるように各音を正しく綺麗な音で鳴らすことを意識すること。
速いフレーズでは途中で苦手な音程が出てくるので、そこを正しく取るよう心掛ける。(GisとH、B、C、Dがなんか苦手ぽい。)

今回一番時間をかけたのは、重音。なんとなく置くのではなく、2つの音を独立して聴くことと、正しい音程でとれた場合に出る差音を聴きとること。
まぁ、正しい音程取れてないと出ないんだけどw

【差音の一覧(あってるよね?)】
差音(音名)の出し方は、上の音の周波数ー下の音の周波数で、
A(440Hz)とC(528Hz)の短3度なら、528-440=88(×8)でFの音。

長3度:下の音(C-EならC、As-CならAs)
短3度:上の音の完全5度下(H-DならG、C-EsならAs)
長6度:下の音の完全5度下(D-HならG、Es-CならAs)
短6度:上の音(E-CならC、C-AsならAs)
完4度:上の音(C-FならF、G-CならC)
完5度:下の音(F-CならF、C-GならC)
減5度:下の音の短3度下(H-FならGis、E-BならCis)
増4度:上の音の短3度下(F-HならGis、B-EならCis)

でいいのかな?
ただこれ、純正音程の数値で算出しないとでないっぽい。

名称未設定-4

名称未設定-4

参考までに、上がピタゴラスでの周波数比の一覧とセント差。
こっちの数値だと、周波数比が小さい音程以外は上の計算では出ないぽいね。
4つの弦がピタゴラスだから、ややこしいな…。

なんか、アカデミックなレッスン内容でした。

あと、E線のCの音がなんか汚くてこれ、弦ヤバくね!?と先生に訊いてみたら、「それはウルフ音よ♪」といわれた。
存在は知ってたけど、ボウイングが下手か弦がなんかおかしいせいと思ってたアレは、ウルフ音だったのか!
解決法を訊いたら、「鳴らないように祈る」と…w
プロの方でもコントロールが難しいらしい…。

なんか色々な角度から勉強になるレッスンだった♪


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