出雲へいざ行かん
「こはらのへや2023冬」終わりに、サンライズ出雲に乗ってこはらのへやの聖地巡礼をしてきましたので、その旅路を記したい思います。
「こはらのへや2023冬」の余韻にどっぷり浸りつつ、まず東京駅でここちゃんも食べていた牛タン弁当を買いに駅弁屋さんへ向かいました。
サンライズは飲み物の自販機はありますが、車内販売は無いので、朝にお腹が空かないようにお弁当を2つ買うことにしました。
ひとつは、ここちゃんも食べていた牛タン弁当。新幹線の乗り換え口近くの「駅弁屋 踊」というところは売り切れていましたが、新幹線南乗り換え口の小さい駅弁屋の方にはまだ残っていました。
もうひとつは、目を惹かれて買ったえんがわ押し寿司。ヒラメのえんがわは、大好物中の大好物なのでこのお弁当を見つけた瞬間大興奮でした。
無事お弁当をゲットし、シャワーカードを手に入れるため1時間前からホームに並ぶことにしました。
待つこと幾星霜。サンライズが入線してきました。自分は前方に並んでいたので、この感じなら買えそう!と思っていたのですが、券売機まで進むと、そこには無慈悲な張り紙と乗客たちのため息がありました。
落胆しつつ、気持ちを切り替えてすぐにもうひとつの券売機に向かうも時すでに遅し。売り切れでした。
寒い中長時間ホームで待っていたのに…
『葬送のフリーレン』でここちゃんが演じた里長のセリフが頭を去来しました。
でもまぁ、この情報社会において、ちゃんと情報収集できていなかった自分が悪いですね。
もし乗る計画がある方は、券売機が故障している可能性も考慮した上で並ぶことをオススメします。
幸先は悪かったですが、こういったトラブルも旅の醍醐味です。実際、内心では「シャワー浴びたかったけどnoteに書くネタできた!わーい!」って思っていました。
寝台列車にはいつか乗りたいと思っていたので夢は叶いました。ちなみに、ここちゃんと同じグレードのB寝台シングルに乗りました。
部屋は、私の身長・体格でちょうどいい感じに横になれるサイズ感で、自分の棺桶はこのベッドと同じサイズにしようと思うくらいにぴったりでした。
高身長や体格の良い方は窮屈に感じるかもです。
列車の揺れで酔うかなと思いましたが、三半規管が脆弱なことに定評のある私でも酔わずに過ごせたので意外と快適でした。
部屋を出るときは、ロックをかけられるのですが、パスワードは絶対に忘れない4桁にしていました。
ここちゃんずには秒で突破されますが、突破しようとする悪い人はここちゃんずの中にはいないので最強のパスワードです。
そして、こはらのへやを見習って、ひと部屋に5人集まってお弁当を食べました。
この日のココラジでここちゃんが飲んでいたという黒豆茶も飲みました。美味しかったです。
さすがにラバストのここはらちゃん4人と一緒だとのびのびで快適でした。
なお、ラバストと一緒にご飯を食べるXX歳ってどうなの?という質問は一切受け付けておりませんのでご了承ください。
結局、朝に食べようと思って買っていたえんがわ押し寿司も夜中に食べちゃいました。
とろとろでめっちゃ美味しかったです。えんがわ好きな方はオススメです。
ちなみに、背面の原材料を見てみるとヒラメではなくカレイでした。気ニャニャイベントのあおちゃんと同じ過ちをしでかしました。
お弁当も食べ終え、こはのへやのアーカイブで「人魚」を聴きながら眠りにつきました。ここちゃん良い歌声。
慣れない場所なこともあって途中で何回か目覚めましたが、わりと快適な移動でした。
翌朝は曇天でしたが、湖の近くを走っているときは車窓からの景色が綺麗でした。
山陰あたりで鹿と接触したため、出雲へは約1時間遅れの到着でした。
雨は降ってなくて良かったです。
出雲市駅に降り立つと、しまねっこを発見しました。首にしめ縄を巻いていたのですが、首が締まっていないかとても心配になりました。
笑顔なのできっと大丈夫でしょう。
出雲を観光するにあたり、レンタカーを借りるか迷いましたが、さすがに公共交通機関の恩恵に預かることにしました。
出雲は電車の本数が少なく、出雲大社行きの電車が来るまで1時間近くありました。
シャワーも浴びれていなかったので、ちょうど良いと思い、駅近くの「らんぷ温泉」という温泉に入ることにしました。
ロビーにお洒落なランプが飾ってありました。
露天風呂がひとり用の湯船でまったりできました。良いお湯でした。
そしてお風呂上がりには牛乳を飲みました。
これを飲むために温泉に入っていると言っても過言ではありません。
濃厚で飲みやすくてめっちゃ美味しかったです。また飲みたい。
さっぱりしたところで、いよいよ出雲大社に向かいます。
出雲大社に着くと、たくさんのうさぎさんがお出迎えしてくれました。
ハートを持っていたり、勾玉を持っていたり、いろんなポーズをしているうさぎさん達がいました。
このあたりのうさぎさんは、こはらのへやの動画でも登場していましたね。
あと、松ぼっくりがたくさん落ちていたので秋のここはらちゃんとも撮りました。
なお、松ぼっくりを拾って遊ぶXX歳ってどうなの?という質問も一切受け付けておりませんのでご了承ください。
出雲大社の中を歩いていくと松並木の参道があり、荘厳な雰囲気が漂っていました。
手水舎で手を清め、さらに進むと拝殿があり、その奥には本殿がありました。
出雲大社では、一般的な神社での作法とは異なり、二礼”四拍手”一礼でお参りをします。
他の参拝客を見て作法を思い出し、「あ!この作法は、こはらのへやでやったところだ!」と進研ゼミ状態になりました。
それぞれお賽銭をしてお参りしました。いつもより多めに叩けてなんだか得した気分でした。
境内を見て回り、ここちゃんが書いた絵馬を探してみましたが、見つかりませんでした。動画と照らし合わせてみたものの、同じ場所にはもう無かったです。
残念でしたが、これはきっとここちゃんの願いが叶えられたということでしょう。そうに違いありません。
おみくじも引きました。特に悪いことは書いておらず、大体「よい」と書いてありました。ただ、病気のところだけ「長引くともなおる」と書いてありました。長引くのは嫌ですが、治るなら良しとしましょう。
おみくじを木に括ろうとしましたが、ここちゃん同様に少し苦戦しました。
御守りも買い、自分には小さい鈴を買いました。綺麗な音色で熊よけにもなりそうでした。
そして、本殿から少し横に行ったところに有名な大注連縄のある神楽殿がありました。
迫力満点でした。出雲大社のキービジュアルだからてっきりここが本殿かと思いきや本殿ではありませんでした。ジャガイモは根菜だから根の部分かと思いきや茎の部分だと知ったときと同じ衝撃でした。
あと、近くの建物にピクサーのライトみたいなやつがいました。
大注連縄を見ずに何の写真を撮っているのでしょうか…
あと、近くのお店に川越を歩いているとよく見かけるいかがわしいお面も売っていました。
大注連縄を見ずに何の写真を撮っているのでしょうか…
さてはどこにでも売っている仮面なのかもしれません。
大注連縄から少し歩くと、あの自販機がありました。正直なところ、大注連縄を見たときよりもテンションがあがりました。いぇーい!
さすがに寒かったので、アイスは買わずに隣の「八雲」というお蕎麦屋さんに入りました。
ここちゃんが頼んでいたものと同じものを頼みました。
お蕎麦はもちろん、天ぷらも美味しかったです。非常に贅沢な味がしました。
しかし、ここで事故がおきました。
お茶がセルフ式でポットに入っていたのですが、熱いお茶だとわかっていたのに、なぜかお冷を飲む感覚で口に含んでしまい、舌を盛大にやけどしてしまいました。(アホなのがバレてしまう…)
まぁ、口内は早く治りやすいって言うし、どうせすぐ治癒するでしょとたかを括っていたのですが、ここで先ほど引いたおみくじを思い出しました。
…。
どうやら長引きそうです…
やらかした〜と思っていると、ふいに天啓が降りてきました。
「そうだ、17アイスで冷やせばいいんだ!」
我ながらナイスアイディアである。(賢いのがバレてしまう…)
会計を済ませ、さっそく本場のイェーイ!をしました。
せっかくなので、フレーバーはここちゃんが食べていた生キャラメルリボンにしました。心なしか本場で食べるアイスは美味しかったです。
やけどした舌を冷やせたおかげで、痛みがあまり気にならなくなりました。ここちゃん、ありがとう!
寒い外で食べるアイスは、なかなかに冷たかったです。でも何より、「こいつ寒いのにアイス食ってやがるッ!正気か?」という周りの視線が1番冷たかったです。
出雲大社を出て15分くらい歩き、稲佐の浜へ向かいました。
曇っていましたが、海はいつ見ても我々の荒んだ心を癒し、晴らしてくれます。
波にかき消されないように気をつけながら砂浜に文字も書きました。
やっぱり砂浜には夏のここはらちゃんが似合いますね。
書くのに適した良さげな枝が落ちていなかったので貝殻で書きました。
再三言いますが、XX歳にもなって砂浜で文字を書いて遊ぶのはどうなの?という質問も一切受け付けておりませんのでご了承ください。
ここちゃんがやってたら可愛いんですけどね…
海辺は時がゆっくり流れていて1時間ぐらい居たい気分でしたが、潮風が寒かったので帰途につくことにしました。
電車に乗り、空港へ向かうバス停で「小原」を見つけ、思わず写真を撮りました。
読み方が「こはら」かどうかはわかりませんが、テンションが上がりました。
空港に着くと、お土産屋さんでここちゃんが買っていて地元パンのバラパンを買いました。気になっていたので買えて嬉しかったです。
こはらのへやで映っていたお土産屋さんには売り切れていたのですが、保安検査を通った中にある小さなショップには売っていました。
クリームがちょうど良い甘さでめっちゃ美味しかったです。もうすでに口がパラパンを求めているくらいまた食べたいです。
これとは別に和風バラパンなるものも売っており、そちらはクリームに加えてあんこが入っていました。こちらも美味しかったです。他には抹茶味とかもありました。怒涛の商品展開でした。
飛行機に乗るのは久しぶりだったのでテンションが上がりました。重力から逃れるために加速していく瞬間がドキドキして1番好きです。
機内から見た夜景も綺麗でした。
写真だとまったくと言っていいほど伝わりませんが、肉眼だと夜景に浮かぶ月がきれいでした。
旅の締めくくりにはうってつけですね。
出雲の聖地巡礼楽しかったです。
出雲へ、また来るね
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