見出し画像

失効した免許は3年以内なら復活できるのをご存知ですか

白杖の白状(こくはく)

免許が失効しました

 先日誕生日を迎えました。

 弱視で、身障者手帳を持つ僕は、もちろん車の運転はしませんし、できません。だから当然ペーパードライバーです。

 もう、10年以上運転はしていませんが、5年前はまだ矯正視力はかなりおまけしてもらい0.7以上ありましたので更新はできたのですけどね!

 ここ数年で一気に症状が進み、今は白杖なしでは怖くて外を歩けません。

  しかし、僕の視力は一つだけ回復する可能性があります。それは角膜移植をして、成功した場合です。

  技術が進み、人によっては比較的容易に視力を取り戻せる様ですが、僕の場合色々リスクががあって、ぎりぎりまでその決断は延ばすことにしています。

  普通乗用車と、普通2輪、400ccまでのバイクの免許を持っていました。

 
 今後も運転はできないし、例え視力が回復したとしても運転をするつもりもないので、失効しても問題はないのですが、なんとなく勿体無いなという気持ちは否めません。

失効した免許は取り戻せるのか

 
  誕生日を前に、免許センターに連絡をして次回の更新は不可能なこと、失効を待つのか、事前に自主返納すべきかを相談しました。

 回答は、どちらでも良いとのイメージの答えでした。

  高齢者の自主変容制度は、返納を条件に様々な特典がありますが、50代の私にとってはそのようなメリットはありません。

 高齢者であったとしても、そのメリットは身障者手帳で享受できるサービスの域を出るものでもありませんでした。

  誕生日を1ヶ月超えて更新しなければ失効となりますが、正当な理由があった場合、失効から3年以内であれば、それが証明すれば失効を取り消すことができるそうです。

 私の場合は、角膜の移植が成功し、視力が回復したことを医師に証明してもらえれば取り戻すことができるそうです。

  免許センターの回答は、それまでは何もせずに、そのままでいてくださいとのことでした。

高齢者は免許を返上すべきか?

  現在の高齢者や、あるいは50代後半の僕らの世代にとってはとても間に合わないでしょうが、将来は自動運転が標準化される時代が間違いなくやってくるでしょう。

 もしかしたら、公道で自分の意思で運転することが禁じられるかもしれませんし、運転免許がいらなくなるかもしれないですね。

 しかし、運転に関するそれなりの知識を持ち、それを証明するものが必要という決まりができる可能性もあります。そのとき、現在の免許を所有している人は、それが証明書になるでしょう。

 運転の概念が変わるので新たな免許制度が導入されるかもしれませんが、免許がないと便利な制度が使え何のは困ります。

 今現在は、80歳を超えた高齢者の運転には反対ですが、より安全で高齢化に対応した自動運転時代が来れば、利用はしてみたいものです。

 さて、そんな時代の到来を無事見ることができるのか?

 僕自身が車に乗れなくても、安心して街を歩けることができれば、例えそのときに目が全くみてなくなっていたとしても、今より安心して街中を歩けそうです。

 





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?