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スペイン版ロミオとジュリエット?〜テルエルの恋人たち〜

スペイン生活 123日目

今日はバレンシアから日帰りでテルエルと言うところにやってきた

バレンシアから列車に揺られること約2時間半。
なぜここに来たかと言うと、世界遺産があるから。

アラゴンのムデハル様式建築物としてテルエルにある教会や塔が4つ登録されている。
どれもムデハル様式の素晴らしい建築なんだけど、テルエルが有名なのは、「テルエルの恋人たち」と言う伝説があるから。

13世紀頃に裕福な家の娘イサベルと誠実だけどお金は持ってない男性ディエゴが恋に落ちたけど、娘の父親はお金持ちの人と結婚させたい!と2人の結婚には反対。
それならとディエゴは5年と言う約束で、お金持ちになるために兵士となって戦争に行く。
イサベルは父親に色々言われても5年経つまでは!と粘るのだけど、5年間、ディエゴからは音沙汰がなく、ちょうど5年経った日に父親からのプッシュに負けて別の人と結婚することに。
でもディエゴもその日に戦争から戻ってきて、どうにかこうにか2人だけで会って、彼女にキスして欲しいと頼むんだけど、イサベルは既に夫がいるからと断って、彼はなんとそこでショックのあまり死んじゃうらしい。
翌日、サン・ペドロ教会でディエゴのお葬式が行われ、イサベルはそこでようやく彼にキスをして、そしてそのまま彼女も死んでしまうそう。

その2人がこれ↓↓↓

テルエルの恋人たち

仲良く手を繋いでるのかと思いきや、微妙に触れてない。
ちなみにこの下にほぼミイラ状態の2人の遺体が安置されてる。
暗くていまいちわからないんだけど、確かにいる!

しかし嫁がすぐ亡くなった旦那さんもかわいそうだけどね...

そしてムデハル様式の塔はこちら

テルエルはバルセロナよりも断然寒かった。
夜は気温が1℃に…
観光所要時間としては半日もあれば十分かと。
でもバレンシアからの列車が1日2本しかない。
博物館が週末は14時クローズで行けなかったし、エル・サルバドールの塔もバケーション中で1/25まで閉まってるらしく、入れなかった。

テルエルを20:00発の列車しかないので、バレンシアに着くのは22:30とか…
スペインで車が運転出来る人は、車で行くのがおすすめかも。

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