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ガリシア風タコ🐙

自粛生活54日目。今日は旦那が馴染みの魚屋からタコ入ったでっていう情報で知らん間にぶっとい足3本予約してました。家でこのタコのうち半分が、ガリシア風pulpo a feira/pulpo a la gallega に。
ガリシア風って言うけれど、オリーブオイル、パプリカと岩塩っていう組み合わせの食べ方です。日本でもほんまに有名になりましたよね🐙
スペイン料理は、基本的にソースを多用するものは少なく、塩とオリーブオイルだけ、ニンニクや後はパプリカpimentón 、サフランazafrán 等のスパイスを一種類だけ利用した、素材の味を最大限に味わう調理法が大きいです。
傍目には、焼いてるだけ、揚げただけ、炙っただけとか手が込んでないように見えますが、実はそれぞれ一番美味しい食べ方だったりします。もちろん、長い歴史の中には、アラブイスラム文化の影響から、スパイスを使った料理やお菓子なんかもありますが、煮込み料理なんかは入れる食材から出る味が決め手的な、ちょっとおでん的なところも(おでんは出汁やけど、こっちだとお肉類からの出汁でしょうか)。クリスマスで作られることもよくある魚介のスープなどは、魚の骨やら海老の殻とかからちゃんと出汁取りますが、味付けは塩とサフランだけ、とか。
使う油も味付けも全然違うようで、食材に手を加えすぎずに素材の味を引き出す調理法が、いつもどこか和食と似てるなーと思う私。とはいえ、食材も作り方も異なる、ガリシアスープcaldo gallego を初めて食べた時は、優しい味で、味噌汁に似た感じを受けてビックリした思い出があります😅スペインと日本。お互いに似たような食べ方してるからいずれも長生きなんでしょうかね?笑

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