見出し画像

話題のABD読書会をオンラインでやってみる!

後記
その後、スクールタクトを使ったオンラインでABD読書会の手法をタクトルと名付けて、様々なところで実施しています。

アクティブ・ブック・ダイアログ(通称 ABD)というのをご存知でしょうか?

最近ブログやfacebookでABD読書会に参加したよ!という投稿を目にする機会が多く、気になっていました。

アクティブ・ブック・ダイアローグ®は、読書が苦手な人も、本が大好きな人も、短時間で読みたい本を読むことができる全く新しい読書手法です。

1冊の本を分担して読んでまとめる、発表・共有化する、気づきを深める対話をするというプロセスを通して、著者の伝えようとすることを深く理解でき、能動的な気づきや学びが得られます。

アクティブ・ブック・ダイアローグ協会WEBより引用

ネットで調べてみて素敵なメソッドだなと思い、試してみようと思っていた時に、以前このnoteでも紹介したTTPS勉強会で、ちょうど尾原和啓さんがゲストでいらっしゃるということで、尾原さんの著作をみんなでABD読書会しようと思いました。

第59回 TTPS勉強会マッキンゼー、Google、iモード、楽天執行役員、2回のリクルートなどプラットフォーム企業を中心に12回の転職をし、『ザ・プラットフォーム』『モチベーション革命』などの著書で知られる尾原和啓さんをゲストにお迎えし、どこでも価値を生み出せる場をつくる本質を探求します。

そして、私はICTが大好きなのでスクールタクトとZOOMを使ったオンラインでのABD読書会にチャレンジしてみました。


スクールタクトでのABD読書会の流れ

1. 本を用意する
本を買ってもよいけど、kindleなどを利用して電子書籍を活用するのも便利!

画像1

ちなみにザ・プラットフォームは、月額980円のkindle unlimitedの対象となっており、会員になれば0円で読めます


2. ZOOMに集合して、チェックインをする(10分)
今回は土曜日の22時に集合して、この本を読む目的などをお互いにシェアをしました。

ZOOMの録画機能を使うと、ABD読書会に参加できなかった人も後で動画を見ることで、短期間に本を読んだ気になれるのオススメです!

画像2


3. 読むページを分担する(5分)
ページ数÷参加人数で、ざっくり分担します。今回は5人の参加で、250ページほどだったので、1人50ページ程度で分担しました。200〜300ページの本であることが多いので、5〜7人ぐらいがちょうどよい人数かなと思います。


4. 時間を決めて読み、スクールタクトで要約する(40分)
今回は40分間で担当箇所の50ページを読みながら、スクールタクトでまとめていく作業を行いました。集中してモクモクと頑張ります。時間制限があり、この時間にまとめなければ!という心地よいプレッシャーが集中力を増します。
下の画像は私の要約。細かい要約になっており、もっと大枠を掴むような要約にしたい(汗)

画像3


5. ZOOMを使って、1人3分程度で発表する(20分)
ZOOMの画面共有機能を使って、スクールタクトの自分の回答を表示しつつ発表します。発表している間、聞いている人はスクールタクトのコメント機能で疑問点や感想を書き、共有します。そうすることで聞いている側も主体的に参加することできます。
コメントは、テレビの副音声的に盛り上がったりして楽しいです。

画像4


6.  振り返りとチェックアウトを行います(10分)
将棋で言うところの感想戦です。本を読んだあとの心地よい気持ちをお互いにシェアします。時間がなければ省略しても良いと思います。


後藤の感想

いわゆるアナログで行うABD読書会を経験せずに、いきなりスクールタクトとZOOMでABD読書会を実施してみましたが、非常に満足度が高いものになりました。

スクールタクトとZOOM最大の利点は2つで、オンラインで出来ることと、ログが残ることです。

オンラインなので手軽に始められます。電子書籍もだいぶ増えてきたので、facebookで「ABD読書会を今からやるので、参加しませんか?」のようにラフに声掛けが出来るのも素敵だなと思います。

また、スクールタクトを使うことでログが残るので、後日の振り返りもしやすいし、ABD読書会に参加しなかった人もログを見ることで読んだ気になります。また、ABD読書会だとだいたい90分ぐらいの読書会で1冊本が読めるので、余裕が生まれ、これをきっかけに本を読もうと思ったり、同じ著者の他の本を読んでみたいという気持ちになります。

最近、日本人の読書量が減っているという統計をよく見ます。平成14年度の文化庁の調査では47.5%の日本人が本を全く読まないとのことです。ちなみに、フランスでは48%の人が毎日本を読むそうです。

私が代表をしているコードタクトでは「チームワークあふれる学びの場を創る」というビジョンをもっています。読書は学びの基本ともいえる活動なので、スクールタクトとABD読書会を組み合わせることで、楽しくみんなで本を読める「学びの場」になればと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?