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そで山かほ子 POWER

そで山かほ子さんの個展案内状を最初に拝見した時に、超ポジティブシンキングだな、という驚きと共に、作品全般に込められるそで山さんの大きな志のようなものが感じられました。
このパワフルな握りこぶしのモチーフは、アメリカのアンティークモールで買った60年代の公民権運動のオブジェだそうです。
このオブジェが元となり、そで山さんの素晴らしい平面作品として、またその作品が秀逸にデザインされ、魅力的なカレンダーとして誕生いたしました!
そで山さんは、電動ノコギリで木をカットしてペインティングをするという手法を用いて可愛らしく心を緩めて下さる作品を制作しております。
木質の画面に絵の具をたっぷり使って手から筆、木製キャンバスへと、そで山さんのパワーと思いの丈を注ぎ込み、ペインティングしているのだ!と感じております。
作品をご覧になられた皆さんは、しっかりと、そで山さんの熱いメッセージを受け止めておられました!作家と鑑賞者との素敵な関係を見せて頂きました。
そんな大人気のそで山かほ子さんから、コメントを頂きましたので下記にご紹介させて頂きます。

落ち込んだりかなしかったり何もしたくなかったり…そんな時でも時間は止まってくれなくて
自分で自分を奮い立たせて乗り越えていかなきゃいけない時が人生には何回も何回もあると思います。
そんな時にそっと寄り添ってくれるものたちがあります。
見ているだけで元気になるもの、思い出して微笑む景色、励まされる偉人の言葉、包み込む優しい香り、心躍る音楽、家族や友人と囲むおいしいごはん…。
そんなものたちがみなさんにも何かあると思います。
今回の展示ではわたしに力をくれるものたちを描きました。
来てくださった方が笑顔で元気になるように願いを込めた展示でしたが、
笑顔で「元気もらった!」と言うみなさんにわたし自身がパワーを沢山いただいたのだと思います。
いろんな不安なことが次々と起こる世の中ですが、ひとつでも多くの好きなものが見つかって、
みなさんのパワーになりますように。
来てくれた皆さま、連絡くれた友人たち、気にかけてくれた皆さま、忙しい時期にほんとうにありがとうございました。
ギャラリーの木村さん、ともえちゃん、愛里ちゃん、藤本くん、ほんとうにありがとうございました。
楽しい6日間を送れたのはあたたかいサポートがあったおかげです。
皆さまへ感謝とパワーをこめて。

そで山かほ子

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