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社会の中にいる最強の敵と最強の武器の話をしよう。

新社会人として頑張る君へ

この写真は大阪で撮影したもので、淀川を挟んだ向こうには大阪駅やら何やらと色んな建物がある。僕の好きな写真だ。

まだ4月だから、君は会社で研修をしてるかな?それとも、バリバリ働きながら仕事を覚えていってるかな?

今日は、今年で25歳になる僕から君にこんな話をするよ。

それは《社会の中にいる最強の敵》と《最強の武器》の話。みんなが必ずと言っていいほど“この敵”と戦うことになる。

勿体ぶらないでその敵の正体を教えろって思ってるかも知れないから、さっそく本題にいこう。

《社会の中にいる最強の敵》

この敵の名前は「できない」だ。

…あれ?想像してたのと違うって思った??
心の中でそういう間が空いたくないか、今??

もう少し詳しく話すと「できない」という“思い込み”が、最強の敵の正体なんだ。
この敵はあらゆる方向から君を攻撃してくる。
上司や、周りの大人たち、君の知り合いや家族でさえもヤツに取り憑かれて君を攻撃するかも知れない。

何かにチャレンジしようとしている君に「お前にはできない」と言って邪魔をしてくるんだ。

この敵が最強な理由は「思いやり」を持っていること。
家族や友人は君のことを思って「できないからやめておきな」と言ってくれる。

『そのチャレンジにはリスクがあるよ』と知らせてくれている。これは君を想う心からきてるんだ。

そしてヤツは君自身にも取り憑こうとする。
やる前から「できない」と思ってしまう。

《最強の武器》

さて、最強の敵を倒す《最強の武器》を紹介しよう!

  1. 根拠のない思い込み

  2. 勉強

  3. 経験

この3つが最強の武器だ。

1.根拠のない思い込み

「自分にはできない」と思ったときにこの質問をしてほしい。

何故できないと思う?

その質問の答えがなかったり「初めてだから」だったりした場合は、根拠のないマイナスな思い込みをしてるだけ。

根拠がないのなら、マイナスもプラスも両方ともが50%の確率に見えているはずさ。マイナスの方をそれほど信じられるのなら、同じくらいプラスの可能性も信じられる。

2.勉強

「できない」と思ってしまうのは、その事をよく「知らない」からかも知れない。

そんな時は本屋で本を1冊買ってきて読むといい。
今までの勉強は先生から「さて、問題です!」と出されてきたが、社会に出てからはその合図がない。

問題を見つけたり「できない」を見つけたりしたら、その問題の全体を観ることが大事だ。

そんな時に勉強をすれば良い。
その問題は、君が出会う以前にだれかが見つけていて解き方を知っていることが多い。

3.経験値

「できない」と思うのは経験不足だからかも知れない。

赤ちゃんは立っては転けてをくり返して、立てるようになっていく。自転車にのれるのは、補助輪を外したときに何度も転けた経験があるからだ。

初めは何も「できない」からなんだ。

「できない」を倒すには経験が必要。

つまり「失敗を怖がらずに受けいれる事」が必要なんだ。

最初に紹介した写真の思い出

そろそろ終わりが近づいてきたので、最後は僕の話をして終わります。

僕は新卒で入った会社を半年足らずで辞めました。理由は「お笑い芸人になる夢をチャレンジせずに捨てたくなかったから」です。辞めて、大阪の養成所に通っていました。

この写真はその頃、相方と見た大阪の景色です。

ネタ合わせをしながら、新大阪から淀川までの道を歩きました。淀川に着くと、マラソンをしてるおっちゃんや犬の散歩をするおばちゃんがいました。

川の向こうのビルのそのまた向こうに少しだけ虹が見えます。

その虹は完成していません。
今、どこかでこの文章を読んでいる君のように、始まったばかりだね。

あの虹の続きを描くのは、君自身だ。

ペンを持てば、誰かが言うかも知れない
「できない」と。
歩きだせば、誰かが言うかも知れない
「川は渡れない」と。
街に行けば、誰かが言うかも知れない
「虹はない」と。

そんな時は、誰よりも勉強をして、誰よりも経験をして、「できない」を「できる」に変えていきな。

因みに、僕はお笑い芸人にはなっていないけど、自分に合った新たな道を見つけ、いま歩いています。辛い思いや、悲しい思いをしている人を笑顔にできるように頑張ってます。

君も、君の決めた道を胸張って進んでください。
チャレンジする君を僕は応援しています。

自分のペースで頑張ってきなはれ!

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