私服警官を見分ける方法

 どうもR2K1と言います。現在上場企業で働いていますが、大学時代は2回留年、1回休学しています。ぼっちで、しかもADHD持ちです。ここはそんな僕がどうやってなんとか生きていけているのかを書いていくnoteです。

下記のページが目次,インデックスです。

大学2留したけど上場企業に入社できた話をしたい

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ホストに聞くヒモになる方法

私が新宿でスカウトマンをしていた際に、同じグループにいた元ホストに「ヒモになる方法」を教えてもらったことがあります。

「なに?知りたいの?悪い子だね」

それこそ悪そうな笑顔を私に向けながらヒロ先輩は言いました。

ヒロ先輩は私がリアルに今まで出会ったことがあるイケメンの中で、

一番イケメンの人でした。

EXILEのTAKAHIROに小池徹平の可愛らしさを足したような顔つきの人でした。

彼は4人の女性のヒモとして生活をしています。

スカウトグループにはたまに顔を出して、だらだらと女性に話しかけるだけの人でした(番号ゲットしているところを見たことがなかったです)

4人の女性からは月々50万円を受け取って生活しています。

ヒモで月収200万円です。

「まず、最初にめちゃくちゃ奢ってあげるんだよね」
「ターゲットは寂しそうな雰囲気の子」
めちゃくちゃ奢ってあげて数ヶ月後に、急に連絡を減らす
「そして一番最後に...」
「急に『もう会えない』って言うんだよ」

さて、当然女の子は「なんで!」と聞きます。

ここからが大事です。

「それから本当に向こうがこじ開けてくるまで絶対に言わない」
「これには何時間かけてもいい。向こうは必死だから絶対に口を割らせにかかるから大丈夫。」

そうして、ついに話す「会えない理由」それはいったいなんだと思いますか?

答えはこの記事のラストに書きますね。

同級生を見かける

大きな駅の路上で毎日女性を観察していれば、自分の知り合いに会うことだってあります。

私は2回ほど中学と高校の同級生を見かけました。

中学の頃に地味で不気味がられていた武備さん

武備(ぶび)さんと言う子が中学校の同級生にいました。

その名前の異様さもですが、ちびまる子ちゃんでいうと野口さんみたいな雰囲気な子でした。

彼女が露出の派手な格好をして路上を歩くのを私は何回か見たことがあります。

中学校の同窓会に参加すると、毎回彼女の噂話が飛び交うのですが、

私はしっかりとエビデンスを掴んでいたので

「地元の噂話の信ぴょう性は舐められないな」

と感じたものです。

高校の同級生。元気で真面目だった丹田さん

高校の同級生だった丹田さんは運動部の部長タイプでした。

しかし、前回も出てきたチャラい先輩と話しているのを見かけてしまいました。

チャラい先輩に「あの子名前なんて言いますか?」

と聞いたら、名前が一致しましたので私は彼女だと確信しました。

「あの子、高校の同級生ですよ」
「まじっすか!お店教えるんで遊びに行っていいっすよ!?」
「いや、頭おかしいんすか」

丹田さんは今では有名上場企業に勤めていると聞いています。

自慢ですが私は彼女の話を誰かに話したことはありません。

昨年結婚したと聞いています。私は墓場まで持ち込むつもりです。


取引先の逮捕

前回、「集金に行くのが嫌だった」と言う話を書きました。

嫌だった理由の1つが店長が嫌いだったからと言うのがあります。

そこの店は、いわゆるセクシー系の店です。

客と店員の接触があります。

しかし、いつの間にか値段の設定がぼったくりになってしまっていました。

スカウトは店が検挙されると芋づる式に挙げられてしまうことがあります。

ですから、「あの店は最近やっつけているらしい」という話が届いた頃から、

私のいたグループではその店長の店に女の子をいれなくなりました。

すると数週間後、家でテレビを見ている時にワイドショーでその店長が出ているではありませんか。

なんと、客を監禁したと言うことで逮捕されてしまっていたのです。

私は、

「自分のいる世界は知っている人が逮捕されてしまう世界なんだ」

と改めて震えたことを覚えています。

それからしばらくして私はこの仕事をやめてしまいます。

未成年

夜のグレーの世界にも、はっきりとしたブラックとの線引きがあります。

その一つが「未成年」です。

私のいたグループは徹底して「未成年」への注意喚起がなされていました。

と言うのも、未成年を間違えて斡旋してしまった場合、

スカウトマンの罪はものすごく跳ね上がります。

違反の種類が変わるからです。

スカウトマンは現在、東京では「条例違反」です。

意外なことに、スカウト行為は「法律違反」ではないのです。

(と言っても逮捕起訴されたら前科がつくので世間のイメージが悪いのは変わらないです)

ですから、逮捕されても最大20日拘留され、あとは裁判で罰金のみで出てこれます。

これがスカウト行為がなくならない理由です。

最大のリスクは罰金と前科だけで、それを気にしない人にとってはれっきとした仕事なのです。

そして、お店を経営する人たちからすると、スカウトマンがいなくなると仕事が立ち行かなくなります。

仮にこれ以上の法律の制限を加えたとしたら、バックの単価が跳ね上がってしまい、反社会組織が私腹を肥やすだけになります。

しかし、そんな「黙認のバランス」が保たれるのも成人女性のみをお客さんにしている時だけです。

未成年を扱ってしまうと、法律違反になります。

その女性を雇った店から、スカウトした男、そしてスカウト組織のトップまで逮捕されてしまうかもしれません。

ですから、リーダーからはかなり強い調子で

「絶対に年齢確認をしてから連絡先を交換するように」

と言われていました。

「未成年に話しかけない」これはグレーな闇社会でもはっきりと目に見える、

ドス黒いボーダーラーインでした。

中国孤児の伊達くん ケータイ事件

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伊達くんは私がスカウトした「スカウトマン」です。

スカウトマンは自分が紹介してきたスカウトマンのバックをもらうことができます。

ネットワークビジネスやネズミ講の一面もあるんですね笑

伊達くんは私と取引があった女の子の紹介でした。

彼は施設で育った中国人孤児でした。

すごく気弱さそうな顔をしていて、それなのに相手を楽しませるために冗談を絶やさないように喋る子でした。

彼の生い立ちの話を聞いてかわいそうになってしまい、自分のグループに誘ったのでした。

彼は本当にアホな子で、

他グループとの合同MTGの際にいびきを立てて居眠りをしてしまい、

リーダーから2Lのお茶が入ったペットボトルをこめかみを殴られてしまうような子でした。

彼はお金がなくて自分のケータイを持っていないと言うので、

私は当時流行っていたあのカラフルな複数台所持用のケータイを貸し与えて仕事をさせていました。

ケータイの名義貸しに悪用される

大学生が巻き込まれがちな犯罪トラブルがあります。

それはケータイの名義貸しです。

あなた名義でケータイを契約して、そのケータイを第三者にレンタルする行為は犯罪です。

伊達くんがある日、私の元に相談があるとやってきました。

横にはなんか怖い雰囲気のお兄さんが立っています。

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横に立っている怖い顔のお兄さんが私に言いました。

「あなた彼にお金かしてますよね?」

私は伊達くんの借金をいくらか肩代わりしてあげていました。

「借金を肩代わりするので、しばらく彼にケータイを貸したままにしておいてあげてくれますか?」

私が伊達くんは全然仕事をしないので、もうケータイを取り上げようとしていたのでした。

私は彼の提案を受け入れて、10万近くあった彼の借金を精算しました。

そして二人と別れた後、妙に違和感を感じるのですぐに伊達くんに貸したケータイを解約しました。

その後、伊達くん(と思われる人)から鬼のように電話がきましたが、無視です。

のちになって「名義貸し」の話を知ることになるのですが、

あの時契約をそのまま続けていたとしたら、一体どうなっていたのか、すごく怖い気持ちです。

女優に出会い話しかける

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ずっと街に立っていれば、有名な人を見つけることもあります。

信号待ちをしていた時に、「めちゃくちゃ細い人がいるな」と気がつきました。

私は「夜職のすごい人だろうな」と思い、

どうせ無視されると思うけど話しかけてみました。

するとその人は、めちゃくちゃ有名な女優だったのです。セクシーの方の。

話しかけるモードで完全に目が合った瞬間に気がつきました。

そして、その瞬間びっくりしすぎて女優さんの名前をど忘れしてしまったのです。

「あ!有名な方ですよね」

と、一番失礼な話しかけ方になってしまいました。

「ふふっ!そうですね!」

めちゃくちゃファン対応がいい女優さんです。私の失礼をものともしません。

私はスカウトマンだと切り出すのが恥ずかしくなってしまい、そのままファンのふりをし続けました。

そして、最後になって何か「キリのいいセリフ」を出したいと思い、

必死に頭を巡らせましたが、やっとの事で掴んだ言葉は、

「いつもお世話になってます!」

サイテーです。まじで恥ずかしかった。ウケ狙いだとしてもこんな下品なことは言いたくないです。

しかし、それでも

「ふふふっ!」

と彼女は笑い、私と握手をして去って行きました。

握手も向こうから手を掴んできたんです。すごいサービス精神。

彼女が立ち去った後、ふと周りを見渡すと同業者が

「おいおい、こいつアホなのか?」

という目でみているのに気がつき、本当に本当に恥ずかしい気持ちだったのを思い出します。

ホストがヒモになるラストの工程

さて、お待たせのホストが教えるヒモになる方法です。

女性から散々「会えない理由を話して」と言われてようやく、

ホストが彼女に伝えることは

「実は、、、すごい借金があるんだ」

です。

ここから、さらに女性にお金を出してもらうまでも根気がいります。

「絶対に今後会えない」

というスタンスを自分から絶対に崩しません。

また借金の理由が、自分が夜の仕事から足を洗う為だということもやんわり伝えます。

そうして、だんだんと、じっくりと、

「私がお金を払えばまた会うことができる」

ということを状況で教え込んでいくのです。

言葉ではなく。状況を相手に教え込むのです。

しばらくすると

「私がお金をだす」

と言い始めます。

「ここからが最後の最後。ラストの我慢」

さらに、ホストはお金を受け取るのを拒否します。

借金取りで迷惑をかけたくない、
お前のお金は使えない、
お前には幸せになってほしい、

などなど、お金を出そうとすればするほど、男の口から聞きたい言葉が溢れ出してきます。

そして、ようやく根負けしたような雰囲気でお金を受け取るのです。

「一回受け取れればあとはもう楽。
数ヶ月後には「今月は50万円ね」で終わり」

恐ろしいと思いました。

怖いのが、もはや女の子たちは借金のためにお金を払っていないんです。

その人に会うためにお金を払っているのです。

むしろ、前にTVでヒモを買っている女性が話していましたが、お金を払う瞬間が一番心地がいいのだそうです。

一種のリストカットに近いかもしれませんね。

以上が、ホストに学んだヒモになる方法でした。


警察の見分け方、警察の逮捕の仕方

スカウトマンが一番怖いもの、それは警察です。

私はリーダーから覆面警察官の見抜き方と、

捕まらないようにする方法を教えてもらいました。

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警察がスカウトマンを捕まえる時の方法

私服警官がスカウトマンを捕まえる方法は、いつも同じです。

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