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「音声コンテンツ」って実際どうなの?再ブレイクの理由と、意外と手軽な活用法!

こんにちは。Japan マーケティング Week 事務局です。

突然ですが、皆さんはここ最近「音声コンテンツ」が注目をあつめていることをご存じでしょうか?

本記事では「音声コンテンツ」がなぜ注目されているのかの説明と、そのメリット、既に導入している企業の利用例などを紹介します。皆さまのマーケティングにご活用ください。

ポッドキャストがアメリカで再ブレイク

音声コンテンツとは、ラジオ(インターネットラジオ)やポッドキャスト、オーディオブックなどのコンテンツ。とくに注目を集めているのがポッドキャストです。

ポッドキャストはもともと声のブログ的な形で、ずいぶん前にブームになりました。ここ最近まで大きな話題を集めることはありませんでしたが、アメリカでの再ブレイクにより状況が変わります。

eMarketerの調査によると、現在、アメリカの人口約3億5000万人の22%、約7300万人の人が月に1回ポッドキャストを聞いているという結果も出ており、生活に馴染んでいるのがわかります。

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アメリカで人気のポッドキャストのひとつが、NY Timesのニュース番組「The Daily」です。毎日ひとつのテーマを深掘りした20分~30分くらいの長さのポッドキャストで、1日200万人、毎月500万人以上のオーディエンスがいます。

また、ポッドキャストが再ブレイクするきっかけとなったのがドラマです。
例えば、MARVELはウルヴァリンを主人公にしたドラマ『Wolverine: The Long Night』をポッドキャストで配信しています。アニメやコミックが原作ではなく、ポッドキャストが原作。サウンドは3D化されており、ヘッドフォンやイヤフォンで聴くと立体的に聞こえる仕様となっています。

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ほかにも、アマゾン・プライムで配信されているジュリア・ロバーツのテレビドラマ初挑戦作『ホームカミング』も原作はポッドキャスト。また、映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレックは、ポッドキャストのオーディオドラマ『Blackout』の主演を務めるなど、ポッドキャストドラマが話題を呼んでいます。

日本の音声コンテンツ

日本でも昨年頃からポッドキャストが注目され、コロナ禍による在宅ワーク、リモートワークにより話題に挙がることも多くなりました。日本ではradikoや、ポッドキャスト、RadioTalk、Voicyなどが注目されており、最近ではstand.fmやUUUMの音声配信アプリREC.など新しいサービスも登場しています。

音声コンテンツのジャンルは様々です。
ラジオのようなトーク主体のものが多いですが、海外の最新テックニュースやベンチャーニュースを教えてくれる番組「Off Topic // オフトピック」や、日本と世界の歴史を「おもしろく」「おかしく」教えてくれる「コテンラジオ (COTEN RADIO )」、オーディオドラマ『THE GUILTY/ギルティ』、ビジネス書や小説を聴くオーディオブックなど多岐に渡ります。

また、企業でも音声コンテンツの利用が進んでいます。オウンドメディア的な用途としての利用や、社内報の代わりに社内ラジオとしての利用です。

音声は動画を撮ったり、文章を書いたりするより手軽に、かつ、予算を少なく始められます。加えて、聴くほうも移動中や何か作業をしている時など、ながらで聴くことができ、文章より人柄や感情、熱量などが伝わりやすいため利点も多いためベンチャー企業などが導入を進めています。

例えば、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」は社内ラジオを誰でも聴ける形で公開しています。社員への情報発信はもちろんのこと、外部の人でも聴いていて役立つ話や楽しい話が聴ける内容です。


音声コンテンツのメリット

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上記画像は音声のメリットを挙げたものです。

「音声は好きで繋がる」と「音声は習慣化する」に関しては、ラジオを聴いている方なら想像しやすいと思います。嫌いな人の声はずっと聴いていられませんし、声は文章より人柄や感情、熱量などが伝わりやすく、話し手に好感を持ちやすく習慣化もしやすいです。

また、音声は移動中や作業中のスキマ時間、ながら時間に聴くことができるため場所や時間を問いません。

音声コンテンツをアップする側からすると、スマートフォンひとつあれば録音からアップまでできる手軽さ、文章や動画のような書く・編集するといった技術もあまり必要とせず取り組め、炎上しにくいという利点もあります。

まずは聴いてみる

音声コンテンツの中でもポッドキャストは、Apple、Spotify、Googleなど様々なサービスで聴くことができます。Spotifyや日本放送などがオフィシャルパートナーの「JAPAN PODCAST AWARDS」の2019年度のリンクをご紹介します。こちらに様々な音声コンテンツがありますので、興味のあるものをぜひ一度聴いてみてください。

JAPAN PODCAST AWARDS

そして、社内ラジオやオウンドメディア的な用途での利用を検討されてみてはいかがでしょうか? 

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