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ESPACT始動公演メイキング#2『情報解禁』創作メモ。

8/15


顔合わせと開場下見、記者会見という怒涛の一日が終わった。顔合わせは名前と役名が書いてある紙がテーブルに貼られている、「顔合わせ」と言われて想像した通りだった。でも、和やかに笑いもあり冒頭の読み合わせも行われた。どのように立ち上がるのだろう!楽しみでたまらない。
続いての開場下見、偶然訪れたことのある第Q藝術。

カフェや地下もあり、イマーシブ向きな建物だと思っていたが、まさかこんな形で訪れるなんて思ってもいなかった。上り下りの動画はおもしろいかも!!

記者会見は構成を知らなかったので記者の皆様(お客さん)と同様、楽しませてもらった。(笑いで手ぶれが大きい)
必死に笑いを堪えながら撮った。真剣に遊ぶ人たちってなんておもしろいのだろう。
お客さんもスーツ姿やカメラ、腕章をしている人もいて本物の記者会見と錯覚してしまった。(あくまでも、イベント!)

いつから私は、私たちは真剣に遊ばなくなってしまったのだろう。小学校の休憩時間は5分あれば外で遊んでいたのに。



8/20

仕事にしたいのは「演劇/体験型コンテンツの広報」だと確信を持つ。
情報公開のために何ができるか考え、動画を創り情報を出してSNSが盛り上がる。今は動画制作がメインだけど、広報全体でも、できるようになりたい。(何があるんだろう?)公開前にわくわくする日々が楽しい。(今も!)

裏側でいろいろ動き、ニヤニヤするのが好き。子どもの頃から好きだった心理テストは「人を支える仕事が向いている」という診断だったので、馬鹿にできない。
思えばメイキングが好きなのも秘密を持っている気分になるからだと思う。我慢できず作品のネタバレをするので嫌がられたときもあったけど、喜んでくれる友達もいた。そう考えると本質的には中学生の頃から変わっていないのかもしれない。

作業は孤独だ。家に引きこもり、唸りながら制作する。人の雰囲気にふれたくて稽古場のすみっこで作業することもある。「この人たちの作品を広めるんだ!」というモチベーションにもなる。(撮りたいと思ったら撮れるし、編集のアイデアが得られることも!)

構成をちゃんと考えたほうがいいだろうか、と事前に考えたこともあるが、いざ撮るときに捉われすぎた経験もあるので、ざっくり決めるくらいがちょうどいいんだなと思うことにした。(これは今後変わってくるかも)

「あのとおりにやらなきゃいけない」と勝手に苦しくなる。「もしうまくできなかったら。期待外れになるんじゃないか」
余計な声でいっぱいになる。

それはたいてい、何もしていない時だ。ひとたび動画に取り掛かれば、そんな声は消える。出てくる隙を生まない。
だからこそやらなければならない。誰かも、誰を望んでいるか知らない。

もっとやってみたいことがある。全員、些細なことから始めて見たらいい。やっていなきゃわからない。


ずっと考えている。

というのも作業を始めて5分ほどで起きるオーバーヒートに去年の冬から悩まされている真っ只中。
下半期にメイキングを(偶然!)2団体制作するスケジュールにストレスは限界を迎えた結果、この文章を書いている。(現在PCを冷却中)

ついにMacbookのレビュー動画を漁るようになった。買うタイミングが来たのかもしれない。よく半年以上我慢できたなぁ。
調べたら今のMacbookはM1チップより前のモデルなので、そもそも動画編集は負荷が高いらしい。

8/27

不思議なことに、近くの家電量販店で(公式ストアでも売っていない!)Macbook Air 15インチ M2が安くなって販売されていた!!
勢いで買うのもよくない、と引き返したものの、いずれ買い替えようと思っていたし今がチャンス!と思い購入。YouTubeを見ながらデータを引継げる。なんてありがたい時代なのだろう。(しかも無料で!)
なぜ公式ストアで売られてないんだろう。売れないのか、販売数が少ないのか、売れてしまっているのか。そんな答えが出ないことをしばらく考える。宣伝に関する、答えが出ないことを最近考えることが多い。

どんなにスペックが足りると聞いても実際に使うのは初めてなので、ドキドキしながら取り掛かる。オーバーヒートしなければ何も言うことはない。30分やってみたけど、全く熱くならず編集中も動画がカクカクしない!!
あぁ、怖かったけど本当に買ってよかった!!!!これで進む!もっと作業したいけど今日は1:30なので寝よう。

MacBook Air 15インチ 16GB M2チップ
20万以下で買えた!


8/28


動画は並べ終わっていたので、ここからテロップなどの時間。(長かった!!!!)大正時代がテーマということで、和柄の装飾を使う。ビジュアルがポップで、タイトルの「カーテンコール」の「ル」にはとある記号。学生時代に音楽をやっていたこともあり、意味にニヤニヤする。たぶん、予想通り。

作品概要をわかりやすく説明する藤井さん、テロップ入れやすかった! 

記者会見は笑いどころが多く、何度もカメラを持つ手がぶれそうになった。

構成を考えた時、やっぱりちゃんと質疑応答もしてると伝えたかったので笑い以外の部分も入れたかった。
カウントダウンは予想外なものを持ち寄っていたので全体が映るよう、ゆっくり撮った。

思ったよりゆっくりの方が見やすい、というのは収穫だった。
赤飯や(食べてた!)ミニくす玉、鯛など見ていておもしろかったので必ず入れよう!と撮りながら思っていた。

記者会見イベントが発表されて気づいたけれど、偶然OPとEDもカメラで撮っているようになっている。
全く知らなかったので「こんな偶然があるんだ!」と驚いた。

______

おそらく次が最終回になりそう。
ゼロからの制作はどんなジャンルでも大変なんだけど、どのようにできているのかを見たい。

もっと応援したくなるし、「ここはあの瞬間に生まれたのかな」と想像の幅が広がる。

マニアックな目線かもしれないけど、そんな偏愛を追いかけ続けた先に何があるのか知りたい。

5年後、10年後、振り返った時に何を想うのか。


まだ知りたいとは思わない。




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中島早紀
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