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誰かに言われたわけでもないのに比べてしまう。
コロナになり、これをきっかけに新しいことを始めた人もいると思う。
そんなときにじゃまになってくるものがある。
「私はあの人みたいにうまくできない」
考えてみたら当然のこと。私たちだっていきなり立てるようになったわけでもないし、自転車に乗るのでさえ練習をしたはずだ。
考えてしまうものは仕方ない。考えるなというほうが無理だ。
そもそもどうしてこんな考えが湧いてくるんだろうか。
うまくなりたい、と焦る
せっかくやるなら上達したいけど、なぜか近道を無意識に好む傾向がある。この気持ちがエンジンになってもいるのでうまくつきあっていきたい。
完璧を求める
仕事でやってる無意識の癖がプライベートでも引きずってしまう。いや、仕事もそんなにがんばりすぎなくていいのかもしれない。
私がやっているのはインプロ、インタビュー・写真(取材)。すべてに言えることだけど、そもそも完璧ってないんじゃないか。
型はいくつかあるけど、何を使うか使わないか、もしくは生み出してしまうか、にある気がする。
早く結果を出したい
先が見えないのって怖いからね。そりゃそうでしょう。無理だと頭ではわかっているけれど、なぜか思ってしまう不思議。この種まきをしている状態を楽しみたい。「いつか、今やっていることが思わぬ出来事を呼ぶ」と信じる。
だからこそ、動く。
今もこんな自意識たちが頭をかすめる。これはあの人の言葉を直接聞くしかない、と先日相談したときに「やるしかないよ。考えてもやることは同じなんだ。やっていたら作業に集中していると声は消えるよ。」と当たり前の回答が返ってきた。
「はい!」と即答し、今こうやって書いている。手始めに何をやろうか、と考えたときにSNSのプロフィールを変えてみるか、と更新。すると「あれ、HPもリニューアルしてみたいな」と思い、毎日うなりながら変更中。
楽しくて仕方ない。創作の過程に快感を覚える。
「成長は螺旋階段」とその人はいう。同じ景色を見ているようでも一段上にいる。1年前も同じだった。去年は何をするか、から悩んでいたけど今回はどんな行動をするか、すぐに思いつくようになった。
・・・成長している!!
そして次は・・・どんどんアイデアが出てきている。体がたりない。
「ほら、言ったやろ」とあの人のニヤニヤしている顔が脳裏をよぎった。
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