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世の中に退屈したら。

8月から関わってきた作品が、いよいよ明日千穐楽を迎える。
中学生の頃からドラマや映画のNG集を観ることが好きで、「なんで舞台はメイキングがないんだろう。誰か作ってくれないかな〜」なんて観劇を始めた大学生のころに思っていた。

どこかで「何を見てもつまらない、退屈だと思った日がきたら己が創るときだ」と読んだ。


だから「舞台のメイキングがあったら絶対おもしろいと思うんですよね!」と気づいたら熱弁していた。誰も創っている人がいない、だったらもう自分が創るしかないと察していたんだと思う。

創れるか、が問題ではなく「やるしかない」。
当然1人では創れない。望まれているかわからない。
それでも、私のおもしろいと思えることをおもしろがってくれる人と出会ったら、実現してしまった。

正直、メイキングを創っている間の記憶はほとんどない。動画編集ソフトを買い、操作を覚えて編集の作業で必死だった。
これを書いている今も、正直どうやって動画を繋げようか焦っている。(と言っても動画はこれから撮影なので考えてもどうしようもない)

動画の構成を考えて、その通りに撮れた試しがほとんどない。(それでもメイキングっぽくなったので不思議!)
かと言って0で撮るのも不安なので、今書きながら質問や「こんな雰囲気で撮れたらいいな〜」と妄想している。

そうか、妄想くらいがちょうどいいのかもしれない。

たくさんの人の笑顔が見える。不安が落ち着いてきた。

うん、なんだかすごくわくわくする。


イマーシブシアターという没入型演劇のメイキングを創っています。
最終回はこれから。何ができるだろう。


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