12.

週末、久しぶりにベッドの上で
鬱で動けねー…になっていました

苦しみにはまらないように
考えることをやめようとしたら
ただただ寝ているだけの自分になって

というかもう慣れているのか
無意識に過眠に傾いていって

syrupさんの光のようなで
わからなくて考えることやめたら
楽になって大切なものなくしたって
歌詞があって

Galileo Galileiの明日へでも
迷いを捨てれば馬鹿になった
て歌詞があって。

何もかもわからなくなって
考えることやめたら、全部捨ててしまったら
楽なんだけど、
でも自分じゃなくなってしまう

自分が大事にしたいものってきっと苦しみから生まれるから
だから
つらかったこと、苦しかったことを
目を逸らそうにも心を抉られるように思い出して
ボロボロになるまで握りしめて
自分を保つには多分、そうするしかない

それで苦しみに頭を埋め尽くされて
どうしたらいいのかわからなくなって
を繰り返すんだけど…

難しい。



今日帰り道車を運転していると
空がきれいな夕焼けで、高いところには三日月が見えていた。

三日月を見るたびに、スピッツの三日月ロックというアルバムを思い出す。

スピッツのアルバムの中で1番好きかもしれない、というくらい好きなアルバムで。
スピッツの暗い疾走感のあるロック、卑屈だけどカラッとした明るさ、苦しみから解き放たれていく感覚、ゴリゴリのロック
といった
スピッツのいろんな魅力が詰め込まれているアルバムだと個人的に思っている

そして三日月ロックその3という曲も大好きです

「いつか跳ねたいな 二人して
三日月 夜は続く」
もう、一緒にいつか苦しみから解き放たれていきたいと思う人はいないんだけど
でも、この
夜ひとりで、誰かと共に跳ねていきたいと思うことが
すごくいいなって。

「邪悪な心」て表現も好き。
草野さんの使うイカつい単語が私はすごく好きで。

この曲の邪悪もそうだし
いつも良きだなあと思うのは
はぐれ狼という曲。
邪念、荒野、悪魔、鈍色
こういう言葉が散りばめられつつ、
朝焼けに終着していくところがすごくきれいだなあって思います

はぐれ狼もめちゃくちゃ好きな曲。
ライブで草野さんがきれいな青色のギターを使っていて
昔はこのあるごとにその青色を思い出していた。


月の曲だと、他には
syrupさんの月になってと
peopleさんの月があるかな

peopleさんの月は

自分が他人に優しくしたくて、でもそれに返答がないと勝手に傷ついてしまう時に
優しさに返答がなくても、それでいいんだ
胸を張っていいんだなって
思える曲…

あとは、他人と心の温度差をすごく感じる時。
当たり前だけど、
自分が生きるの苦しくても
周りは必ずしもそうじゃなくて
常におんなじ方向を向いてるわけでもなくて。
相手の心がわからなくなって
そういう時に、もういいか、やめようって
さらにもがいて苦しくなりそうな心をそっと沈めることができる気がする曲…
優しい曲


秋になっても、みんな忘れるっておまじないはかけられていないから
押し寄せる鬱に抗えきれず、
冷えた心で
ただ冬を睨みつつ待っているだけの日々です

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