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「ゴムゴムのーーー終活!!!」2021年8月2日

・昨日日記を書けなかったので、今日一日何もご飯を食べてない。でも、不思議とお腹が減っていない。どころか、身体の調子がいい。不健康な食生活をするくらいなら、何も食べない方がいいまである。

・日記を書けたらそれは有意義なことだし、書けなくて飯を食えないと体調が良くなり痩せる。最強の両面待ちでは?


・ワンピースの無料開放期間をやっているので、一日5冊ずつくらい再読している。

・そして、「やっぱワンピースすごいわ」と改めて思った。

・こじらせ漫画オタクなので、普段は「ワンピ面白い🤣」とはなかなか言えない。尊大な自尊心と臆病な羞恥心が邪魔をする。

・でも、やっぱワンピースすごいわ。

・複数の人物が並行して戦ってるのを違和感ない場面転換で次々とつなぐ表現技術とか、敵味方ともに様々な背景や心情を抱えて戦ってるのを魅せるのがうますぎるな?

・前者は「ワールドトリガー」とかもかなりうまくやってるなと思ったけど、後者をここまでうまく展開できる漫画はワンピース以外に見たことない。

・絵もキャラクター作りもかけあいの妙も、あらゆる漫画に関わる技術がハイレベルだ…。特に中期以降のワンピース見てると、これが売れない世界線が想像もつかないのがすごい。

・鬼滅の刃とかは、もちろん面白いと思うんだけど、大ヒットしなかった未来も全然想像つくんだよな。マーケティング失敗して鳴かず飛ばずだった世界線も多分ある。

・でもワンピースは初期で打ち切られなかったら、どうやっても大ヒットしただろうなという隙の無さがすごい。こんだけ完璧に作り切られた作品あったら、そりゃ大衆であっても漫画読みであっても推さざるを得ないよ。すげぇ作品だほんと。




・そんなワンピースとは全然別の方向性で、さっき読んだ「ひとりでしにたい」という漫画も面白かった。

・「終活」をテーマにした漫画。「老い」や「死」について、遠慮容赦なく現実的な問いをガンガンぶつけてくる。そのテーマについて全く考えることのない人生を過ごしてきたので、大変刺激的に読めた。

・結婚とか親の介護について真面目に向き合ったことのある人は、この辺のことも自然に考えてるんだろうな。幸か不幸か、今まで全くそうした機会と縁のない人生だったので、とても新鮮。

・葬儀のプロセスとか、熟年夫婦の人生の過ごし方とか、考えようと思ったこともなかった。おそらく自分にも訪れる未来として、輪郭だけでも知ることができたのは良いことだ。人生設計なるものをする上で、一つ重要な補助線をゲットできたなという満足感。

・と言いつつも、「ゆうて俺はなんだかんだ死なないんちゃう?」とまだ思ってもいるのだけど。



・作者「カレー沢薫」氏の作品は結構好きで、高校生の頃から読んでいる。昔は不条理ギャグを描いてて、それも面白かったんだけど、こういう半エッセイ的な漫画の方が適性があったんだろうなぁ。昔の作品は人に勧められはしなかったが、「ひとりでしにたい」は特定層に勧めたいなと思うし。商業的にもこっちの方がヒットのルートがありそうな気がするので、そのうち話題になってくれたら一ファンとして嬉しい。

・マイナビでエッセイも読めるので、こちらもおすすめ。
https://news.mynavi.jp/series/jiryu_hyoryu/



・今日はちゃんと日記を書けたので、ひとまず明日餓死する可能性はかなり減ったと考えてよかろう。

・安心しつつ、ゴムゴムの就寝をします。

・ドン!

いただいたサポートで購入したヘルシアウォーターを飲みながら記事を書きます。