心中お察しします。

「心中お察しします」というフレーズは、相手に不幸や悲しい出来事があったとき、気遣いを表す表現です。

まさに心中お察ししますという状況が起きている。
某裏垢騒動である。

当該タレントさんについては僕はファンクラブに入会しているもののそれはどちらかというとライブやイベントに参加する為のプロセスという意味合いが強い。

ファンクラブ会員=ファンみたいな神格化した思考を持ち合わせているわけではないが僕は水樹奈々ちゃんのファンを自称していてその他の声優、アーティスト、タレントにおいて彼女以上のリソースをさいていないことから自分をファンだと自称することに抵抗がある。

要するに自分より強くその対象の人物に対してお金や時間、情熱を割いてる人間に対して烏滸がましいという気持ちがでてくるからだ。
これは自分の話で他人をとやかくいうことではないことを理解してほしい。

そういった理由から僕は当該タレントのファンではないとここで定義したいが、もちろん出演作品や音楽に触れてもいるし、ラジオなんかも視聴している。
先ほど触れたようにライブやイベントにも定期的に参加公演数は少ないものの参加して楽しんでいる。

といった立場の僕から今回の件についての正直な感想はふたつ。

ひとつはどうでもいいということ。
これについてはまず真実かどうか本人が認めていない現状でそういう噂で僕が当該タレントに対する評価が変わることはないということ。

そしてもうひとつはただただ当該タレントさんのファンの方へ身長お察ししますというそれだけである。

野次馬やこういったゴシップを食い物にするインフルエンサーはいるわけでもちろん必要悪な部分もあるし、これが例えばイケメン若手俳優とかだと自分もやっぱりそうだよな、と納得し鵜呑みにすることは否定できない。

ただ、自分も同じ声優ファンという立場にあるわけで、もし自分が同じ立場だったら特段普通と変わらず会社にいき普通の生活を送ることに変わりはないが心穏やかではないことは間違いない。

一般人や野次馬が囃し立てるのは仕方ない。
そういうものだし、自分もその立場になることの方が多い。

しかし、同じ声優ファンが知りもせずわざわざ乗っかる風潮に疑問を抱かざるおえない。

○○○○って有名なんですか?
よく知らないんですけど…

など、知らないことを偉そうに言うな!
と思いつつ…

少し話がそれたが僕は芸能人に対して品行方正や素敵な人間を求めてはいない。

もちろん素敵な人でいて欲しいという願望はある。
ただ、彼ら彼女たちはメディアの中で夢を見せてくれている存在なのに週刊誌もそうだが隠している人間の部分をわざわざ掘って最低だとか、本当は!みたいに非難する週刊誌や人、風潮はなんとももどかしさを感じる。

僕はこの騒動を追ってるわけではないので今後どういう展開なのかは目にはいってくる範囲でしか知ることはないが、先ほどいった通り当該タレントさんへの評価はことの真相が嘘であっても本当であっても変わることはない。

今までの素晴らしい作品、演技、音楽、その表現全ては本当であり裏も表もないからだ。

好きなものを好きだと言いにくい環境のもどかしさは自分も痛いほどわかる。

そして当該タレントさんのファン方々へ
心中お察しします。
どんな時でも好きなものを好きと言えるあなたたちは素晴らしい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?