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NANA MIZUKI LIVE HOME オーディオコメンタリー公開収録レポ

2024年5月18日(土)12時00分からなんばパークスシネマシアター7よりNANA MIZUKI LIVE HOME オーディオコメンタリー公開収録が行われた。
自明の事ながら参加してきたのでその記録としてレポートを残したい。

素人の記録ゆえ時系列や抜けもれは承知の上だが楽しんでいただけると幸いである。



前半

今回は先に映像化されている日本ガイシホールで行われた当ツアーの千秋楽に続いて、水樹奈々47都道府県制覇の地となった茨城公演の収録となる。
本日も定刻通りの開始だ。

アナウンスが流れるとスクリーン内右側の通路から三嶋章夫取締役と水樹奈々ちゃんが客席内を歩きスクリーン前方に設置されたテーブルへと向かう。
三嶋さんは前回と同じくジーンズに白いシャツを羽織っている。
奈々ちゃんは前回は緑色の肩だしワンピースを着ていたが阪神タイガースを意識したのかしてないのか、鮮やかな黄色い衣装で登場し観客の歓声を浴びる。
「びっくりしたでしょ」と三嶋さんの言葉に拍手と歓声で応えるファン。
初めての試みとしてオーディオコメンタリーの公開収録を企画したわけだが、早速好評の噂はステージの二人にも届いてるようだ。

「最初映画館でオーディオコメンタリーを録ると話したら映画館の人が驚いてましたよ」と語る奈々ちゃん。

新しいことをしたい、変わったことをしたいというチーム水樹ならではの企画は常人には理解しがたいものなのだろう。
コンセプトとしては先々週に引き続き「部屋でみんなで見てる感じ、自由に楽しんで私語推奨!」と語る三嶋さん。
「ただ奇声はやめてよ」と観客の笑いを誘う。
今回は座席位置は上下が東京会場とは逆になっており、奈々ちゃんが上手側、三嶋さんが下手側に座る。
奈々ちゃんはお決まりのマグボトルとお水をセッティング。
三嶋さんは相変わらずレッドブルを持ち込みやる気を露にした。

公開収録が今回大阪と東京で開催された理由として、LIVE ATTRACTIONという奈々ちゃんの初のツアーにおいて東京以外でライブをやったのが大阪であることから大阪での開催が決まったことを明かした。

当時を振り返った三嶋さんは僕は今まで奈々ちゃんのライブで泣いたのは2回あると話し、1回目がLIVE ATTRACTIONの初日大阪公演で、2回目が初の武道館公演(NANA MIZUKI LIVE RAINBOW)で武道館の際は観客として来ていた奥井雅美に泣いてる姿を見られたという。
初の東京ドームもやばかったらしいが、初めて東京以外でライブをやる喜びに感動したと当時の心境を語った。
今回は水樹奈々の記念すべき47都道府県制覇と言うことで奈々ちゃんのすべてのライブを現地で見てきた三嶋さんが唯一コロナ療養中により立ち会えなかったことを自虐的に語る場面もあった。
「あの頃は今と違い厳しく、自宅療養期間の最終日だった」
なんとかごまかせよ!と思うんですがそこはしっかりと守りましたと語る三嶋さん。
自宅のパソコンにてZoomで生配信を見ていたが定点カメラでの撮影とあっていつものように会場の空気感やお客さんの反応をフルで体感することはできなかったようだ。

コロナ禍のライブであり、また今回はアルバムを引っ提げたツアーということもあり、新曲をたくさん披露することになる。
そのなかでツアータイトルにあるよう我々のホームグラウンドが帰ってきたというコンセプトにしたかった為、最初から新曲をたくさん配置してしまうとファンのみんなが探ってしまう(どういう風にペンライトを振ったらいいんだろうとか、どういう風に曲にのればいいだろう)ので本来みんなのエンジンがかかってくる頃だったりアンコールに持ってくるような曲を前半に配置したと明かした。
今ツアーのトップバッターを務めたNew Sensationについては今までありそうでなかったと前置きしながらも、暗いニュースが多かった時期に明るい気持ちにしたい。
水樹といえば応援ソングってイメージがあるので私のなかではこれしかなかったと語った。
これについて三嶋さんは奈々ちゃんの応援ソングってどこか切なさがあると語り「明るいけど泣けるねん」とこれには観客たちも多いに頷いてみせた。

映像がGo Live!に差し掛かろうかと言う時に、三嶋さんが「俺、Go Live!好きやねん」と話し「次の曲に触れるなんて珍しいでしょ!」とどや顔を披露。
NANA MIZUKI LIVE PARADE 2023の名古屋公演日本ガイシホールにて奈々ちゃんの222公演目を記念し、このGo Live!をダブルアンコールで披露したのだが、このHOME茨城での映像を見ながらこの時は観客がマスクを着け言葉を発することが出来なかったため、マスクを着けながらではあるものの、声を出せる環境でGo Live!を披露できたことに対し完成されたとLIVE PARADEでのことを振り返った。
話はGo Live!のMV撮影へと変わり「Go Live!のPV、たまに見たくなんねん」と語る三嶋さん。
続けざまに「若い子たちと遜色なく…」とそこに「ちょっとまた年齢イジリして」と釘を刺す。
あくまで褒めてるとフォローした上で、撮影当時のことを振り返りだす二人。
撮影監督のルーシーさん曰く上から降ってくるんで奈々ちゃんらしいリアクションをお願いしますとだけ話されていたが、実際やってみたら思っていた以上にバッサーと降ってきた為驚いたと言う。
更にはこれは一発撮りで狙ったわけでなく偶然あの仕上がりになったようだ。
一応その後もうワンテイク撮影し、口にテープが着いてないバージョンも撮影したのだが、奈々ちゃんらしいということで最初の映像が採用された。
Go Live!のPVを華やかで、可愛らしいと評した一方、私の曲、特にシングル曲はシリアスでオラオラ系が多いのでアルバム曲は可愛らしい感じで、とタイアップや水樹奈々としてカッコいい、クールと言ったイメージが先行してるが故にアルバムではそういう一面もアピールできる場にしていることが伺える内容だった。
その後話は懐かしのPV撮影の話になり、奈々ちゃん自身が今見返して「ひどい(笑)」と語ったのがPOWER GATEのPVだ。
撮影の際にどのように動いていいかわからなかった奈々ちゃんは当時激励に来ていた奥井雅美にPV撮影での動きをアドバイスしてもらったと話した。
三嶋さんが「奥井さんちょっと教えてやって」と話すと奥井さんは「とりあえずツーステップ踏んでみようか」とその場の即興で動きがつけられたようだ。
その様子を見ていた三嶋さんは今後色んなジャンルを歌っていかなければいけない彼女にダンス曲を提供することを決める。
その曲がthrough the nightである。
当時はヘッドセットを着けて歌うことになれておらず、マイクと比べ集音性が悪く、通常のハンドマイクに比べ1.5倍の声量で歌わなければいけない上、なれてないダンスに相当苦労した様子で、ファンから「ちゃんと曲を届けることが大切なんだから、無理して踊らなくていいんだよ」とダンスに対して否定的な意見も寄せられたという。
それに対し「できない自分が悔しい」と苦手だったダンスを克服していくこととなる。
当時は直線的な動きしかできず、ダンサーさんのような滑らかな動きではなく、カクカクしていたと当時を振り返る奈々ちゃんに「それが今はGUILTYですよ」とクネクネ踊りながら歌う奈々ちゃんを三嶋さんは曲名で称賛した。
奈々ちゃんは最近の若手声優を引き合いにだし、最初から歌もダンスも完璧ですごいと語り、当時はユニットとかも少なかったと話しつつ、シスプリから生まれたユニットPritsの話になるのだが「あれは踊ってなかった(笑)」と話す三嶋さんに「ひどい!ちゃんと踊ってましたよ!」と反論し、あれは声優界のSPEEDを目指していたと、当時人気を博していたダンスボーカルグループの名前を上げた。
キンスパの東京ドーム公演でPritsが復活したことに触れ話は先週のKアリーナ横浜で行われたキンスパの話へと遡る。
キンスパ後とても疲れたと言う三嶋さんに、対し全く疲れないとバケモノ発言をする奈々ちゃんに驚きの様子だ。
三嶋さんは本日の3日前にもコンプレックスの東京ドーム公演に参加したが、お客さんはみんな自分と同年代と35年前に結成されたユニットのファンの体力の話になる。
みんな立ち上がってみているけど奈々ちゃんのファンとは違い結構みんな疲れて座っちゃうとのこと。
みんなすごいねと、奈々ちゃんもライブで腕を振り上げるが数曲で腕がパンパンになるといい、みんなサイリウム筋とか発達してるんじゃない?と驚いて見せた。

キンスパの話

そんな各アーティストのアテンドやお客さんの反応を見たり、リハのチェックなど三嶋さんが大忙しだったキンスパの今回の目玉とも言えるコラボコーナーの話になる。
初日コラボした田村ゆかりと歌った際に三嶋さんから「アドリブで急遽コラボしちゃいました感でやっちゃおう」と、打ち合わせや決めごとをせずにぶっつけ本番で動きを合わせたことを明かす。
二人ともキャラクターがふわっと降りてきたとも明かし、なのはとフェイトになってしまったとキャラクターが憑依したような感覚になったようだ。
また初日は奈々ちゃんのことが大好きな後輩声優の水瀬いのりと岡咲美保によるCOSMIC LOVEでは、本番ギリギリに「二人に振り付けおしえてやって」と三嶋さんから奈々ちゃんへ話があったそうだ。
「こんな本番ギリギリに!?」とびっくりした様子の奈々ちゃんだったが、言われた通りサビでのバッキュン!と手で撃ち抜くような振り付けを指導したのだが二人とも水樹奈々ファンということで「ライブで見てるので大丈夫です」と完璧にこなしてみせた。
そして本人たちとのコラボでの話では岡咲美保と披露したDISCOTHEQUEについて触れ、感慨深かったと語り、10年前に岡山県備前市で行われたNHKのど自慢にて、素人時代の岡咲美保が同曲を奈々ちゃんの前で披露したことを振り返った。
奈々ちゃんとしてもあの時の少女が自分と同じ道に進みプロとしてレーベルメイトとして一緒にステージに立てたことが嬉しかったのだろう。
水瀬いのりと披露したGlorious Breakについては、「難しい曲でごめんね」と話す奈々ちゃんに対し「奈々さんの曲を聴くのは日課なんで!」といのりちゃんらしい回答をしたという。
三嶋さんは「彼女はFC会員ですから」と水瀬いのりが筋金入りの奈々ちゃんファンであることをアピールした。
キンスパというフェスについてこんなにレーベルメイトが仲良いフェスはない。
裏でもみんな仲が良いと話し、初日トップバッターを務めた奈々ちゃんはみんな自分のパフォーマンスを見てくれていたと話し、内田雄馬からは奈々さん足上がってますね!と独特な目線で話されたといい、angelaのお二人は客席からこっそりその様子を見ていたようで「逆に緊張した!」と話されたという。
三嶋さんはこの様子に「なにサマとは大違い」と某大型アニソンフェスを引き合いに出し観客の笑いを誘った。
必死に濁す奈々ちゃんとはもはや夫婦漫才のようだ。
三嶋節の炸裂に最前列にいたららちゃまや渡辺さんも思わずリアクションをとらずにはいられない。

企画コーナーの話

今回の企画コーナー初めての○○では47都道府県制覇となった本公演において南の花嫁さんを披露。
当時初めて人前で披露した曲として選曲されており、5歳のころ松木坂井自治会館にて敬老の日のイベントがあり、演歌歌手の方がこられるということでその前座を務めるかたちで奈々ちゃんがこの曲を披露したという。
奈々ちゃんのおママはドレスメーカー女学院を卒業しており、いちからドレスを作れるということで真っ白のドレスを作ってもらったという。
パパが白一色だと味気ないということで、めでたく紅白だ!とビジューをつけた赤いリボンのベルトをつけたという。
お年寄りの方々が懐かしいと涙を流す姿に、歌を歌うと喜んでもらえるんだとこの経験が彼女が歌手を目指すルーツとなったことは言うまでもない。
初めての作詞となったつばさをひろげてにおいては、思わず奈々ちゃん自身も笑ってしまい「そんな感じで」というフレーズに作詞家水樹奈々として数々の名曲を産み出した今となっては「ひどい(笑)」と一蹴し「点数でいうと43点」と酷評した。
「おんなになあれの話したっけ?」と初めてのカバー曲について三嶋さんがこの曲をカバーした経緯を話し出す。
当時GLAYやL'Arc~en~Cielがシングル二枚同時リリースや毎月連続リリースなどをやっていて、それを見ていた三嶋さんはウチもやりたいと思ったそうだ。
LOVE & HISTORYが最初に出来上がり、矢吹さんのところへ足を運び見つけた曲がPOWER GATEであったが、当初は冬の楽曲として冬の歌詞がついていたのだが、春にリリースする曲ということで(2002年5月1日リリース)春の歌詞に変更してもらったという。
それで3曲用意できたのだが残りの1曲をどうするかという局面でカバーをやろうとなったという。
どの曲をカバーするかを決める際に、奈々ちゃんがオーディションで歌った楽曲が森川美穂のブルーウォーターであり、三嶋さんが好きな曲も森川美穂のおんなになあれだった為運命的なものを感じそれを採用したという。
仙台の学園祭にて三嶋さんのクイズ研究会の先輩がこられた際にはこのチョイスを「ええ選曲や!」と称賛されたようだ。
※正しくは仙台ではなく会津大学学園祭と思われる。

ブリッジムービーの話

ブリッジムービーが始まるとそれをセクシービデオと揶揄した三嶋さん。
9~10cmという高さのピンヒールを履いた奈々さんが見事な前蹴りを披露するこのブリッジムービでは前蹴りのシーンで10テイクくらい撮り直しをしたという。
最初はピンヒールを履いてキックするため、足がそんなに上がらないと思っていたスタッフ陣は低めにカメラをセッティングしていたが奈々ちゃんが悠々とその高さを越えていった為再度セッティングし直したという。
見せパンというパンツではないものを履いてるものの、スカートのふわっとした感じで見せてはいけないものが見えないように撮影するのに苦労した様子であった。
これに三嶋さんは見せパンなら見せてもエエやん!と発言したが「お股関連はダメです!」と奈々ちゃんからは強めのNGが出た。

他にもライブでは走り回る為、合う靴を探すのが大変ということで、前も上がってるヒール、要するに厚底の靴がベストだとし、靴の基準が走りやすいになっている奈々ちゃんに対し三嶋さんは咄嗟におかしいとツっこんでいた。


前半の質問コーナー

東京会場に引き続き今回も質問コーナーが設けられ前半は3人があてられた。
一人目は働きながらイラストレーターを目指している女性から辛いことがあり、好きなことにエネルギーを使えないとき奈々さんはどうやって向き合うか。
これに対する答えは
美味しいものを食べること!
そして、嫌なことに対して前向きになろうと思うとかえって中途半端になると話し、その日のうちは落ちるところまで落ちる。
そして最後にじゃあ次はどうしたらいいんだろう?と考えて最後は美味しいご飯!と食事に関しては三嶋さんも「だと思ったw」と食いしん坊な奈々ちゃんらしい答えに三嶋さんも納得のご様子だった。

2人目はキンスパを最前列で見たという男性。
奈々ちゃんのステージを全速力で駆けるさまを目の当たりにし、自分もトレーニングをしているどうしたら奈々ちゃんみたいな体力になれるのか、オススメのトレーニングを教えてほしいというものだ。
これについては、過去のセトリを1ライブ分歌う、それを最低10回。
すると、あらふしぎ!最初の頃は息が上がるけど、だんだん歌えるようになると話すと、三嶋さんから「それができひん言うてんねん」とツッコミが入る。
奈々ちゃん曰く、走りながら歌うコツとしては私も息は上がるんだけど、走ると横隔膜が上がってくるの、それをグッと押さえ込めるようになると走りながら歌えるという。
我々には理解しがたい領域に三嶋さんも苦笑いを浮かべる。

3人目はアクスタを買って棚に飾ったりしているという男性。
奈々ちゃん的にどういう風に飾ってほしいなど、飾る用のグッズ(ステージを模したようなもの)を出してほしいとのこと。
これについては衣装が華やかだから背景がカラフルだとボケちゃうから、白がオススメとのこと。
アクスタ購入者特典としてステージセット模した壁紙をダウンロードできるようにし、自宅で印刷することで、背景を手軽に変ることができればいいね!と提案。
これには三嶋さんも同意し「みんながたのしめるようなものを考えておいてください」と最前列にいた渡辺さんに指示を出した。

また、アクスタに関しては昔の衣装を手直しせずに着用するため毎回試されてるようで怖いと話し、古い衣装は早く消化させてほしいと三嶋さんに懇願するシーンもあった。
ちなみに衣装はとても拘って作っており、しっかりと後ろまで見てほしい!との思いから回ってコールはとても嬉しいと話した。

オンライン開催のFCイベントで全てのライブ衣装をSSAに展示したがぜひ生で見てほしい!
衣装展を開催して、音声ガイドなんかもつけちゃって!とテンションの上がる奈々ちゃんに三嶋さんも検討しますと会場どうするかだね。と前向きな姿勢を見せた。

時間は気づけば前半の1時間30分を終えようとタイムカウントがゼロに近づく。
前半が終わると13時35分より13時55分まで20分間の休憩となる。
はける寸前に劇場の食べ物メニューに触れ「三嶋さんさっきクレープ食べてましたよね?」と奈々ちゃんが指摘すると「キャラメルポップコーンも食べました」とやっぱり映画館と言えばポップコーンと長丁場の収録に小腹を満たしてねと奈々ちゃんが我々に話し一時退場する。

後半

休憩を挟み再登場した際にはマーチンこと松永俊弥氏をゲストに迎え3人でのトークとなる。
呼び込みの際には阪神の岡田監督です。とボケをとばす。
すかさず、岡田監督と同い年ですとボケを拾うその姿はさすがといったところ。
LIVE ATTRACTIONからの現在まで参加している唯一のチェリボメンバーとして三嶋さんからは生き字引と評されたが、当のマーチン本人は「自分のことに必死で生き字引ではない」と否定した。

ちなみにスターティングメンバーではないものの、チェリボ一番の水樹奈々ファン、イタルビッチがATTRACTIONの東京公演を見に来ていたことを明かし三嶋さんと奈々ちゃんを驚かせた。
当時奈々ちゃんは奥井さんのライブでご挨拶した事があり、それをきっかけに矢吹さん経由で足を運んでくれたのではないかと話していた。

マーチンの印象に残ったライブはという質問に、NANA MIZUKI LIVE FLIGHTの横浜スタジアムと、NANA MIZUKI LIVE GALAXYを上げた。
FLIGHTにおいてはオープニングのプロペラ機での登場するシーンをあげ、GALAXYはムービングステージが強く印象に残っているようだ。

演奏が難しい曲とは、という問いに対しては、過去に
FEARLESS HEROを上げているマーチン。
あの頃から曲数も増えたということで、改めて難しい曲を聞くと新曲が更新したと、ADRENALIZEDが一番難しいことを明かした。
専門の人が…と、執拗に繰り返し、あれはパンクバンドの人が演奏する曲だと初のチェリボNGを出す。
難しいと嫌そうな顔をされることは常だと話す二人だが、NGを出されたのはこれが初めてと改めて難しい曲だということがわかる。

一方でギターのイタルビッチについては彼はオールジャンルなんでも演奏できてすごい。
キンスパでもADRENALIZEDをこんなもんだろ。と軽々と演奏したことを明かした。

バンドにおいてどの役割が大変かというテーマでは、ボーカル、ドラム、管楽器の順番で大変という話になるがマーチンはドラムより管楽器のファイアーのほうが大変だと話した。

ステージ上を駆け回る水樹奈々とは対照的に今の若い人は動かない美学というものがあり、ステージでは動かないようにしようと提案するマーチンだが、三嶋さんに却下されてしまう。
あげくそんなステージで動かないアーティストとは仕事しませんと今のスタイルを肯定した。

富士登山の話しになると、マーチンは富士山に登りたくてラジオでも話をしていたそうだが、直前に腰を痛め断念。
三嶋さんにいたっては、あなたがいると迷惑がかかると運動不足の三嶋さんに対し奥さまからNGが出て当日キャンセルという驚きの行動をしていたことが奈々ちゃんから明かされる。
過酷な富士登山へ、フジロックから合流した奈々ちゃんのマネージャーの益子さんが先行している奈々ちゃん達を追い越し一睡もせずに登頂し、下山したことについては三嶋さんから「タレントもタレントならマネージャーもマネージャー」と発言した。

歴代のTシャツを使用して作られた今回の衣装を見て、衣装だけじゃなくライブTシャツの展示もできればいいねと話す二人。
ちなみにチェリボで一番奈々ちゃんのTシャツを持っているのはイタルビッチらしい。

後半の質問コーナー

後半の質問コーナーはなんだかんだで4人当てられている。

一人目は質問ではないと前置きし、自分がファンになってからリリースイベントや奈々ちゃんと直接言葉を交わせるようなイベントがないのでそういうイベントを今後も定期的にやってほしいとのお願い。
これには三嶋さんもプロデューサーの顔つきで「これまわってるんだよね?」と言質を取られたように「貴重なご意見ありがとうございます」とコロナ禍で停滞していたイベントを今後も盛り上げていきたいと語った。

二人目は女性でなかなか寝付けないという。
奈々ちゃんの寝る前のルーティンを教えてほしいというものでこれについての回答は、頭皮のマッサージとライブでホテルに泊まる際にはクナイプのラベンダーの入浴剤を入れたお湯を張ったまま寝ると香りがブワーッと充満してリラックスできるとのこと。
あとはポータブルスピーカーを持参し、ハワイアンミュージックをかけて寝るとぐっすり眠れるらしい。
家ではストレッチポールを背骨に敷き、丸まった鎖骨周辺を解放してあげるとのこと。
ちなみにストレッチポールは1万円で買えるらしい。

声の大きい3人目は教職をされている男性。
仕事で読み聞かせがあるが、子供達がいまいち盛り上がらないので声優水樹奈々として朗読のアドバイスがほしいというもの。
これに対しては物語に入りすぎず、かといって俯瞰しすぎると話が入ってこない。
主人公の目線と俯瞰した目線の間の丁度よい距離感をさぐる。
宇宙を見守る女神とはいかず、大阪を見守ってる女神ぐらいが丁度いい距離感と評した。
あとは思ってる以上に早口になってしまう為、ゆっくり話すことを心がける。
しかしハッとさせたい場面などでは早くするなど、ゆっくり過ぎると飽きてしまうので緩急をつけた方がよいと語った。

4人目はライブで見た奈々ちゃんが可愛すぎるということで、ライブ前にやってる美容やケアを教えてほしいというもの。
これは東京会場同様肌を甘やかさないことがテーマであるようで、ライブ前日だけ保湿パックをするという。
結構ズボラだと話す一方で、食事については拘りがあり、フルーツや野菜を朝にしっかりとる!ビタミン大事!汗をかくとビタミンが流れていくのでフルーツオススメですと語った。

イベントは終盤に差し掛かり、
話題はLIVE JUNGLEの話へ。

「今回のライブ、ヤバイですよ」と語る三嶋さん。
セトリだけでなく演出面でも新たな試みがあるらしく、絶対にきてほしいと我々に語りかけた。

奈々ちゃんも「久しぶりにやる曲もあるし、日替わりのおたのしみもあるのでね」と来週末からリハーサルがスタートする LIVE JUNGLEの魅力に触れた。

コロナ禍から完全復活した姿を見せられること、新たなメンバーを迎え進化し続けるチーム水樹の提示する新たな表現に心踊らせているのは我々ファンだけではないようだ。

カウントがゼロに近づき、締めようとするもまた話を広げようとする三嶋さんになんとか舵を取り直し無事この長丁場の収録を収める奈々ちゃん。

会場からは大量の拍手と奈々ちゃんと三嶋さんへの暖かい声援が投げ掛けられ今回のイベントの成功を表している。

最後にスクリーンをあとにする際、奈々ちゃんがそのまま通路を進まずに、客席を駆けて遠くのファンの表情を確認し、一人ひとりに感謝を伝える姿が印象的であった。

東京会場では好評だっとしつつも、本日の感想についても気になると三嶋さんが話していたので参加している人で尚且つこのイベントがよかったと思う人は各種SNSやメールフォームにてアウトプットするなり、フィードバックすることをオススメしたい。

三嶋さんは結構ファンの反応を気にされているので、また大阪以外でも開催してくれる日が来るといいなと思う。


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