【子育て】いい母親になるのをやめたという話
そもそも、母親としての自分をほめられたことは、ほぼないけれど。
なぜか、いい母親にならないと、と考えていた自分がいた。
仮に「素敵なお母さんですね!」
とほめられても、素敵な笑顔ひとつできず。
精いっぱいのひきつり笑顔でしか返せない自分が想像できる。
人見知り能力を思いっきり発揮。人付き合い下手すぎて笑えるレベルまで来た!
でも結婚したら子どもは欲しかったのは事実で。それも三人いてほしくて。
その通りに、私のもとにやってきてくれた。
嬉しかった。
やったぁ!私も母親になれる!
そんな喜びを感じてがむしゃらに子どもたちを育ててきた。
私なりのいい母親になるために、たくさんのことを私なりにやってきた。社会のルールを教えてきたつもりでいた。
そして現在、その三人の子は、と言うと…
学校へ行くのが嫌で引きこもりのやつがいる。
それを見て、つられて学校に行かなくなったやつもいる。
タブレットに夢中で学校の時間を忘れ、学校に行かないやつもいる。
理由は違えど
三者三様、とはこのことか!(納得)
うんうん、わかりますよ。
学校、大変だよね。家がいいよね。
タブレット、私も好きだもん。
けれど、それでは…
勉強とやらに遅れが出てしまうのではなかろうか…(動揺)
この人たちに心を乱され、家事に集中できない私がいる。
あっ夜ごはん作れてないよー。
もうごはん食べに行っちゃおうか(浪費)
そんなこんなが積み重なると。
私は母親(ついでに主婦も)向いてないなぁと思うようになった。
私も学校嫌いだったしなぁ。
学校行け!なんて言うの嫌だなぁ。
宿題しなさい、手伝いしなさい、って子どもに言ってる私だけど。
私も子どもの頃聞いてなかったしなぁ。大人になっても家事するの嫌だなぁって思う時あるし。
こんなのび太みたいなタイプの私。
のび太の子どもはやっぱりのび太だよ。
ドラえもんがいたらなぁって何回思ったことか。(懇願)
あっそうか!
のび太はのび太ママよりもドラえもんが必要なはずだ!すぐドラえもーんって呼んでるし。
母親は無理だけど、あの人たちの友達になら
なれそうだ。
母親は責任が重い!(切実)
友達の方が気持ちが楽だ!
もっと気楽に考えよう。
私は楽しいことでしか前に進めない。
私は、子どもたちとのび太とドラえもんのような友情を築いていこうと決意した。
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