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量産型の女

最近、独りイオンに行っては友達と楽しそうに歩いてる女の子の後ろ姿を見て思うことがある。 「世の中の大半の男、こんな中身の無さそうな女の子が好みなんだろ?」。 こんなこと言ってたら一生独りになる可能性が高い常識ぐらいはわきまえているつもりだ。だけどそれをわかった上で自分もそんな女になれるほど私は器用ではないのも分かっている。 綺麗な茶髪をちょっとオイリーで後れ毛を出した小慣れたポニーテルにして、ゆったりめのテーパードパンツに流行りのノースリーブと透け感のあるシャツを羽織った

    • Tinderと幸福論

      東京本社の地方勤務が一番豊かな暮らしできる説 魔が差して始めたTinder。2020年の春の終わり、初めて実際に会った2歳下の大手企業新卒社員との出会いにより、私の価値観が大きく揺さぶられ唱え始めたのが「東京本社の地方勤務が一番豊かな暮らしできる説」。 彼は関東出身で地元の国立大を卒業。誰もが名を知る大手企業に就職し、新卒として地方営業所配属になったらしい。初めて会ったのが春の終わりくらいだったから、働き初めてようやく2ヶ月ぐらい経った時だったろうか。すらっとして身長が高

      • そういう人生

        わたしはそういう人だったと言わざるを得ない。  noteを始めようと思いつき、ノートパソコンを開こうと、いつもPCを置いている自室の赤いソファの上をみたら今日に限ってない!。そういえば今朝、「PC家に置いてても使わないから、事務所に持ってこ!そんなことできる自分えらいわ‥うひひ」と自分を褒めちぎりながら持っていったのだった。こんな日に限って‥。そういえば、自分はそういう人だったと思った。  仕方ないのでスマホで登録しようとメールアドレスを入力したら、「このメールアドレス

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