寝ても覚めても

画像1

こどもが動物園のクレーンゲームで取った
マスコット。
200円投入して2個。
ピヨと名付けられた。

人形劇を演じるように、今ピヨが見てる、ピヨが眠たいって、と話しながら愛でている。

まるで赤ちゃんを育てているときのように。
もう寝る時間だから、お布団つくってあげるの、と言って、ピヨは寝かしつけられていた。

画像2

「寝ても覚めても」の本を読みきったことで
頭が混乱して眠れないかもしれないと
思ったけれど、眠れた。

写真を撮るときに感じてることの一部みたいな文章が何個かあった。

写真を撮り始めたときに、カメラの製造開発部門にいた人から、次はコンテストに出さななと言われたことを思い出した。

なにかを始めたら誰かに認めてもらわないといけないのかな、そんな気持ちがうっすらと心の底に溜まっていった。

instagram、noteは、
写真と文章を載せるために細々と静かに続けている。

誰かに認められる感じってなんなのだろうと考える。

最初はフォロワーが増えることかと思っていた。
noteで写真を登録することで、noteを書く人のヘッダーに使える機能があり、それは2、3日に一回、誰かが使いました、というお知らせが表示される。
そういうのは、誰かに選ばれるような感じに近い。

こないだzineの素を作ってみて、写真も文章を書くことも好きで。

ただ、好きなんだなと気付いた。

こうやって、お金を稼ぎたいのかな、と眺めた。
お金とは程遠いと思った。

書き出したら止まらない、書きたいものがある。

その場にいて、対峙した瞬間にカメラのファインダーを覗き込み、押す。

アプリで現像しながら、この色がわたしの色、という色を作る。

それがあれば大丈夫、そんな気がする。

誰かに認められる、は相変わらずわからないけれど、
わたしがし続けたいことは、もう決まっている、それは、はっきりしているようだ。

サポートがあったら、 とても嬉しいです。 写真、言葉で、 note の世界を美しくしていきたいです。