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過程の中で

9月中旬。
自立を決めてから2ヶ月くらいだろうか。

私の人生は結構順調に進んでいた。
しなきゃいけないことは明確だったし、計画も立てながら日々行動していた。

東京での就職活動も無事に落ち着いた時、母の様子がおかしいことに気が付いた。電話越しだけど、気になったので病院へ行くことを強く勧めた。

母はそんなことない、大丈夫だ、と意固地になっていたが、母の恋人や義姉にも説得を頼み数日後。母の恋人からラインが入った。

「脳梗塞で入院するそうです」

頭が真っ白になった。
父も脳梗塞を起こしたことがあるため、同じ状況だったらと怖かった。

何をするにも不安な気持ちが大きく、手がつかなかった。

コロナの状況でお見舞いが出来なくても、何かあったときのためにと帰省を決め、飛行機を取った。

飛行機に乗ってこの記事を書いていたが、涙が止まらなかったため(すぐ泣く(笑))書くのをやめて置いておいた。だから11月の今、書き足して投稿する。


いつかは親もいなくなる


それはわかっているけれど、いつもは忘れがちだから。
また大事な人を急に失って後悔するのはいやだから。

何やっても後悔はするのだけれどもね。

できる限りの行動をするんだ。
私の大事にしてるっていう意思表示をちゃんとしたいのだ。

伝わるかはわからないな。
伝えられたらいいな。ってね。


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11月でもう未来になったので書くけれど、母は一か月弱入院してつい先日退院した。まだ油断は禁物らしいけど、よかった!

帰省中は、前回できなかった母の家の掃除をめっっっっっっっちゃくちゃ頑張った。母の恋人と一緒に(笑)。 もう本当に頑張った!(笑) 筋肉痛になるほどやり切った!!

そして母から電話で

「ありがとね、来てくれると思わなかったから嬉しかったよ。
 あなたも素直じゃないけど、自分の用事もありながら飛んできてくれた。そういうとこで大事に思ってくれてるんだなってわかるよ。
それにあなたの兄も『大丈夫なんか』って電話くれて、心配してくれてるんだなってわかるよ。あなたたちはあなたたちなりの大事に仕方があるのね。これでしばらく生きる気力が湧いたので、簡単に死なないので安心してね」

と言われて、色々感動して泣いた(笑)。(やっぱりすぐ泣く)

私なりの大事に仕方、ね。
素直になれなくても「私なり」で伝わる人には伝わるんだからいいのかもしれないなって思った。
伝えられないことがあるのは惜しいんだけどね~笑笑

Soyoka.


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