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夏至と月光
暦のうえでは夏至を迎えました。
ちょうど、雨降りの一日でしたが、夕方すぎには雨上がり。
空が澄み渡り、
夜にはとてもきれいな月が顔を見せました。
夏至が明けて、きょうは満月の日です。
雲と雲のはざまから青空がのぞいていて、
そよ風が軽やかに吹く、気持ちの良い朝を迎え、
今夜美しい月を見ることができるかもしれませんね。
アメリカでは、6月の満月を『ストロベリームーン』と呼び、
農家ではいちごの収穫最盛期となるそうです。
アメリカから見える月が、いちごのように紅色をしているのではないでしょうけれど、可愛らしい呼び名ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1719029563939-e6M2wnh8BR.jpg?width=800)
また、6月の花嫁は幸福な一生を手に入れるのだとか。
アメリカの6月は、なんて甘美な季節なのでしょう。
ゆうべ、満月まぢかの月を見ると、その明るい姿が微笑んでいるようでした。いちごをほおばった甘美さを覚えて、胸がキュンとなりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1719029897204-Ddidd3jXRZ.jpg?width=800)
こんな夜にローズティーが飲みたくなり、
湯を沸かしながらティーカップを取り出しました。
いちごのような紅色をしたドライローズ入りの紅茶。
薔薇の香りが、心地良い夜を運んできました。
思えば、夏至が過ぎれば日は徐々に、徐々に短くなるのですね。
そんな季節も甘酸っぱくて、はかなげに思えてきます。
週末のストロベリームーンを愛でながら、
物思いにふけるのも良いかもしれません。
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