解離!? モラハラを受容し、共依存関係を続けてたどり着いた先
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今回のテーマは、前回お伝えした通り
自分の正位置無くしては誰も救えない
キーワードは①解離 ②モラハラ ③共依存
前回書いた場面の続きで、ご近所の町長さん宅。
鼻水が止まらない、肩が上下するほど泣きじゃくる私に、町長さんのご主人がたまらず質問した。
「みえはどうしたいの?」
「彼に返ってきてほしい。」
「.....そうか、子供と一緒に飛行機に乗ってそれが墜落しそうになった時、まずは自分が酸素マスクをつけなきゃ子供は助けられないんだよ。」
①解離
彼に返ってきてほしい、は即答でした。だけど頭の中にはポップアップメッセージのように、何を言ってるの?違う。そうじゃない… が浮かんでいたのを覚えています。
ここで最初のキーワード、解離!
自分の感覚は、夫フレドリックと一緒にいたくない、でも口からさらりと出てくる言葉はそれとは裏腹。心と行動が解離してしまっていました。辞書によると、解離とは意識・記憶・同一性・知覚・感情などの心的機能の統合性が失われた状態。
②モラハラ ③共依存
児童相談所からの連絡があって初めて、私は友人にピンチな状況を打ち明けました。話をする中、日本の友人が「みえが今言ったことは、モラハラだよ。」と教えてくれました。モラハラという言葉は理解していたけれど、私自身モラハラに遭っていたという理解には至っていなかった。
というのも、彼のモラハラはmanipulativeだったから。飴と鞭というか、依存性があった。
当時私は、大学での保育士課程の勉強、家事、子育てで四苦八苦しストレスがマックスでした。長女エルサに声を荒げることも少なくはなかった。その度夫はエルサを囲い込む形で、「ママおかしいな、ママのママが精神病だからだよ。」と諭していました。少なくとも数年に渡り私だけでなくエルサも、ママ(私)が発狂するのはママが悪い、という構図を受容していくのです。
同時に夫はおだててもくれました。彼の気に入ることをすると、日本の妻を持ってよかった!本当に何でもやってくれる、と笑顔で誉めてくれたし、それを私のいる前で他人にも話していた。もっと、もっと尽くさないと❕ フレドリックには私でなければ、と自己暗示。彼への忠誠が濃くなっていきます。
ここで、3つ目のキーワード、共依存!
夫にもっと心地よく生活してもらうにはと、過剰な献身を続ける関係が発展していきます。その末路私は、自分のしたいことが全く浮かばない。実際エルサに尋ねられたときも戸惑い答えられなかった。(これに関しては、#2 海外歳の差結婚、アルコールが幸せを蝕む、も良ければご覧下さい。)
現在の私が町長さんのご主人の一言を咀嚼してみると、このように↓なりました~。
本当はアルコール依存症の夫、常時気がたっている自分に悩んでいるのに、それを受け入れることができていない。モラハラ、共依存関係から自己暗示をかけ、我慢が決壊を超え、自分の正位置(自分の心があるべき場所)を見失っていた。結果、エルサは夫婦喧嘩を回避する様々な対策を覚え、私はそれを見て知っていたのに手が回らない状態だった。アルコール依存症の夫を再び迎え支えていくなどあり得ない発想ですっ。
最後に
パートナーのモラハラにもやもやを感じておられる方、ご自身に一度質問してみてください。
私はこの人と人生をともにしていきたいのか?
直感でお答えください。
いや、この人とは...?と思われた方へ
あなたは幸せな人生を生きる権利がある。
(これは児童相談所担当者が、4カ月の調査が終わった頃私に言った言葉です。)
最後まで読んでいただきありがとうございました。宜しければ次回も読んでみてください。
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