見出し画像

下町のバンクシーによる下書きのとび出し

まだ梅雨入りしていないのに、
気温は30度を超えている。
地域によっては35度を超えたところも
あるらしい。この調子だと
梅雨が明けた頃には40度か45度か
なんて事を考えながら、
安いウイスキーを一瓶、そして
炭酸水を2リットル背負って
歩いていたら路面に白い線。

ぱっと見、チョークで子どもが
お絵描きをした跡かな?と思ったが
よく見ると絵ではなく字だ。
点線で縁取られていた単語は
「とび出し」であった。

数日後には太い線でベタっと
塗られるのだろう。このままのほうが
カッコイイと思ったが、それだと
「飛び出し注意」としての役割を
じゅうぶんに果たせないんですよーと
私の心の中の公務員が語った。
人の良さそうなおじさん公務員だ。

こういうのって、都か区か
どっちが担当してるんだろう?
ほっそい路地の標識だから、
やっぱり区だろうか。

実は、
子どもや高齢者の交通事故を心配した
"下町のバンクシー" が勝手に描いてたら
最高にクールだなと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?