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くそ甘いキャンディー

海外と英語の飛び交う世界とは、さらさら無縁だと思ってた。
そもそも、そんなハイスペックでお洒落なライフスタイルを持ち合わせていない。

なのになのに、

2019年になってから、早くも3回のヨーロッパ出張へ行った。
ヨーロッパと言っても、主にはパリとミラノ。
少しだけスイスの山奥へ。

こちらは必死に収めた、エッフェル塔。
(自分以外のメンバーはパリ常連。エッフェル塔に興奮する自分を隠して、でもやっぱり心踊るのでした。それでこの半端な写真。移動の車からササっと無言で撮影した。)

何時間の滞在だったろう?というくらいの短い時間だったスイス。
憧れのスイス、めちゃくちゃ山奥。
ミラノから車で(ぶっとばして)(ドライバーが山道をガンガン飛ばして、おえ)約4時間くらい行ったところでした。

今まで生きていた中で、ダントツの車酔い。
仕事のメンバーで最年少の自分がダウンしている場合ではない。(という日本人的な。体育会系的な?正義感から)
平気ですオーラーを発しながら、誤魔化すために車に積んであったくそ甘いキャンディーを大量に食べてお腹が痛くなり。
最終的に気絶するように寝ていたという苦い道中だった。

とまあ、それは置いておいて。

仕事じゃなければ来ることはなかっただろうと思われる場所。
自分の家から24時間以上の移動時間をかけてたどり着いた、とてつもなく遠い場所。


少し、外を歩いた。
あまり体感したことない寒さだけど、空気がきれいで澄んでいて、もはや自分のことを異物だと思った。
ここに生まれていたら、どんな人物になっていたかなとか考えてしまう。

寒すぎるけど、ため息が出る冷たさと山々に感激した。

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