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映画観た I 「別れる決心」

春めいている。
驚いた。前の日記から1年を経過。
気づいたら30代半ばです、こんにちは。

昨日、映画を観て来ました。
タイトルとその文字に惹かれて、
韓国映画「別れる決心」/ パク・チャヌク監督。

ル・シネマで「別れる決心」

渋谷のBunkamura ル・シネマ。
東急百貨店が閉館したニュースは寂しく目にしていたのだけれど、そうか…。
伴ってル・シネマも休館なのですね、寂しい。
しかししかし、宮下に移転するとのことで。
それはそれで楽しみです、(なくならず)良かった。

ル・シネマでは、
偶然と想像」/ 濱口竜介監督 を鑑賞したっけ。
映画館に行くと、その劇場で過去に観た作品を「そういえばここで観たなぁ」って思い出せるのも良いもので。

で、「別れる決心」。
ざっくりと「刑事と容疑者が恋に落ちていく話。しかしサスペンス」という情報のみで観に行きました。
観た後もその印象は変わらないのだけど…笑
オーソドックスな設定や運びに対して、画面や切り返しが面白くて。
画面や時系列の切り返し、時々見せつけられる実景の果てしない美しさ。
守り抜いた整頓されたお洒落…と言いましょうか。

ちょっと長く感じてしまったけど、
ぼーっと映画館で過ごせたという意味でも良かったのかも。

少しネタバレなのかもしれないのですが、
翻訳アプリに言わせるの〜!っていうのが、個人的に面白かったところです。
(観た方とは共感できるかも)

題材である″刑事と容疑者が恋″という設定展開は、過去に様々な監督が撮ってきたそうです。
(皆さんほど映画詳しくなくて申し訳ない)
「別れる決心」のいくつかのインタビュー記事を読んでいると、アルフレッド・ヒッチコック監督「めまい」が登場する。

比べられたりするのかと予想できる中、
この題材でバーン!と新しいアプローチでこんな作品を産むとは。
味わい深い映画でした。
そして「めまい」も観てみようっと。

おそらく最後の現ル・シネマでの鑑賞、楽しかった。
しかし、やはり韓国版ビジュアル素敵!

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