【動作確認】フレンド利用のSR果南は「どの作戦」の作戦効果を受けるのか?
1.結論
前回の動作確認で、フレンド利用のSR果南に作戦効果が乗ることが分かりました。
そこで、今回は、SR果南が「どの作戦」の作戦効果を受けるのかを検討します。
【結論】現在選択中の作戦の作戦効果を受ける
(※センターキャラクターの属する作戦ではありません)
2-1.大まかな方針
今回の確認では、1つの編成内に、センターキャラクターを含むVoVoVo作戦(緑作戦)、SpSpSpの作戦(青作戦)、GdGdGdの作戦(赤作戦)を用意します。
この編成を使って、「青作戦でSP特技を打つ場合」(A方式)と「赤作戦でSP特技を打つ場合」(B方式)をプレイして、次の3つのことを確認します:
(1) A方式とB方式で、同じ場所でSP特技を発動し、SPゲージが100%になる場所が異なること
(2) (1)で確認した違いから、「センターキャラの作戦」の作戦効果がSR果南にかかっているのではないこと
(3) 獲得ボルテージからSPゲージ獲得量を逆算し、算出したSPゲージの推移から、「現在選択中の作戦」の作戦補正がSR果南にかかっていること
また、(1)については、次の①〜③の流れで確認します:
① それぞれの作戦を選択した状態で、同じ場所でSP特技を発動し、SR果南のライブ個性によってSPゲージを獲得する
② その直後、緑作戦に変更する
※緑作戦に変更することで、A方式とB方式のタップによるSPゲージ獲得量を同量にしています
③ 緑作戦の状態でSPゲージが100%になるまでタップをし、必要なタップ回数をカウントする
2-2.前提条件
【楽曲情報】
・対象楽曲:初級曲「CHASE」
・最大SP:3600
【編成】
・(緑)作戦効果:獲得ボルテージ+15.0%、SPゲージ獲得量±0.0%(変化なし)
・(青)作戦効果:SPゲージ獲得量+15.0%
・(赤)作戦効果:SPゲージ獲得量-13.5%
【赤作戦のタップSPゲージ獲得量】
3-1.SpSpSp編成で発動した場合(A方式)
17ノーツ目から25ノーツ目に注目すると、次のことをが分かります:
・17ノーツ目タップ直後に、SP特技を発動し、SR果南のライブ個性でSPゲージを獲得している
・その直後に(18ノーツ目の前)、作戦を緑作戦に替えている
・19ノーツ目タップ時に、せつ菜が44,663ボルテージ獲得している
・25ノーツ目のタップでSPゲージが100%になっている
3-2.GdGdGd編成で発動した場合(B方式)
17ノーツ目から27ノーツ目に注目すると、次のことをが分かります:
・17ノーツ目タップ直後に、SP特技を発動し、SR果南のライブ個性でSPゲージを獲得している
・その直後に(18ノーツ目の前)、作戦を緑作戦に替えている
・19ノーツ目タップ時に、せつ菜が44,663ボルテージ獲得している
・27ノーツ目のタップでSPゲージが100%になっている
3-3.両編成の比較からわかること
3-1と3-2から、次のことが分かります:
① A方式及びB方式で、ともに、17ノーツ目タップ直後にSP特技を発動している
② A方式及びB方式で、ともに、18ノーツ目以降は緑作戦を使用し、これは共通なので、18ノーツ目以降に取得するSPゲージは同じである
③ A方式では25ノーツ目に、B方式では27ノーツ目にSPゲージが100%になっている
上記の3点から、A方式とB方式で、SR果南でのSPゲージ獲得量が異なることが分かります。
また、
④ A方式及びB方式で、ともに、19ノーツ目にせつ菜が44,663ボルテージを獲得しているため、SP特技発動時のアピール値も同じであると考えられる
そうすると、A方式とB方式でSPゲージが100%になる場所が異なるのは、SR果南のSPゲージ獲得にかかる補正の違い(=作戦効果?)によるものだと分かります。
ここで、SR果南のSPゲージ獲得に、「センターキャラクターの作戦」の作戦補正が及んでいるとすると、A方式とB方式でSR果南にかかる補正の違いを説明できません。
つまり、SR果南のSPゲージ獲得には、センターキャラクターの作戦の補正ではなく、他の補正がかかっているといえます。
4-1.両編成のSPゲージの推移
本節では、SP特技発動後における、A方式及びB方式のSPゲージの推移を追っていきたいと思います。
まず、19ノーツ目にせつ菜が44,663ボルテージを獲得していることから、アピール値が 22,658.98、SR果南のライブ個性によるSPゲージ獲得量が 1,812.72 であることが分かります。(※細かい計算は次節を参照)
編成Aでは作戦効果によりSPゲージ獲得量に+15.0%の補正がかかり、SR果南に対してもこの補正がかかると仮定すると、
編成AでのSPゲージ獲得量= 1,812.72 × (100% + 15.0%) = 2,084.63
同様に、編成BではSPゲージ獲得量に-13.5%の補正がかかるので、
編成BでのSPゲージ獲得量= 1,812.72 × (100% - 13.5%) = 1,568.00
これらのことから、編成A及び編成BのSPゲージの推移は次のようになります:
上記表のSPゲージの推移は、今回の確認結果と合致しているため、SR果南のSPゲージ獲得には現在選択中の作戦の作戦補正がかかると考えてよさそうです。
4-2.補足:SR果南のライブ個性によるSPゲージ獲得量の計算
本節では、SR果南のライブ個性によるSPゲージ獲得量を計算します。
果南のライブ個性は、「自身のアピールの8%SPゲージを獲得/SP特技発動時」なので、センターキャラクターのアピール値を知る必要があります。
そこで、19ノーツ目に、せつ菜が44,663ボルテージ獲得していることに着目します。
判定補正10%、コンボ補正1%、AC補正10%、SP補正10%、作戦補正15%、属性補正27.5%、がかかっていることから、
アピール値= 44,663 ÷ (100% + 10%) ÷ (100% + 1%) ÷ (100% + 10%) ÷ (100% + 10%) ÷ (100% + 15%) ÷ (100% + 27.5%) = 22,658.98
このアピール値の8%をSPゲージ獲得するので、
SPゲージ獲得量= 22,658.98 × 8% = 1,812.72
以上、SPゲージ獲得量の算出過程となります。
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