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カメラのたのしみかた


今回は「カメラのたのしみかた」というお題が出ていたので、それについて書こうと思ったのですが、散々僕のスタンスは過去の記事にも書いているので、趣向を変えて現在僕の使ってるカメラやレンズについて、どんな時に使うか、買った時の値段も含めて紹介したいと思います。
ちなみに今回の機材を撮影したカメラはiPhoneXです。​


・Canon Autoboy2

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一番初めに買ったシンガポール製のRolleiflex SL35の後に買った初めてのカメラです。
僕の場合プライベートな作品は特に「撮れればいい」がモットーなので、そんなに高いものを必要としていなかったし、これは購入当時5,000円でした。今でもちょっとした散歩などに持ち歩くのはこれが多いですね。とにかく使い勝手がいいのが、この子の特徴かなと思います。
オートフォーカスなので、(フィルムのISOとかを抜きにすれば)シャッターを切れば何かしら写る!だから、手を伸ばして俯瞰させて撮りたい時や、ファインダーを覗かずに撮影したい時にはもってこい!ですね。
画角も広いので、街中のスナップにもちょうどいいなぁ、と思ってます。

入門機だと勝手に思ってるし、多分そうなので言っちゃうけど、これからカメラを始めたい人にはとてもいいカメラだと思いますよ。
一言で言うと「フィルムを変えられる写ルンです」ってとこかな。(メーカー違うけど。笑)

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・Canon EOS kiss

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これはAutoboy2を使い始めて1年後くらいに買った一眼レフのカメラ。
普段はこの写真でも分かるように50mmのレンズを付けて撮影してますが、購入時は35~80mmのレンズと80~200mmのレンズが付いて7,000円の大特価でした。
ちなみに50mmのレンズは5年以上前に買ったものなので、ちゃんと覚えていないけれど多分1万円ちょっとだったかと思います。
Autoboy2に何か不満があったわけではないんだけれど、「ちゃんと自分でピント調整をしたくなったこと」「38mm(Autoboy2の画角)で拾い切れないものを撮りたくなったこと」の2点の理由から購入を決めました。
だから、設定は基本的にAF(オートフォーカス)よりもMF(マニュアルフォーカス)にしてます。

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・Polaroid One Step Flash

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実はこれは勢いで買ったカメラで、一度も使ってないのでまともなことは何も書けない。ただ、使ってないのにはちゃんと理由があって、ポラロイドのフィルムが高い!!8枚撮りでおよそ3,000円もする...
そして、買った理由もきちんとあって、単なるインテリア目的ではなく、この子のもつソフトフォーカスな...俗に言う「ヘタウマ」みたいな写真を撮りたくなって買ったのです。使ってないけど。あと上の二つで紹介したカメラとフォーマットが違うのも面白いと思って買いました。使ってないけど。笑
購入金額は7,500円くらいだった気がします。

・Voigtländer BESSA-R

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これは一番最近購入したカメラです。
正直詳しいことはあんまりわからないんだけれど、ドイツのフォクトレンダーというブランドで、日本のコシナという会社が製作しているんだって。
だから、ブランドはドイツなのにMade in JAPAN。
そして、この子はよく耳にする一眼レフとは違って「レンジファインダー」というもの(らしい)。
とにかく、今まで使っていたカメラたちと勝手が違うので、かなり悪戦苦闘しながらも、ブライトフレームという「ここからここまでが写りますよ〜」って教えてくれる枠があるので、フレーミングがしやすくてものすごく気に入っているカメラです。
「安くていいです」とか言ってましたが、このカメラに限っては本体が42,000円と、僕の中では高級カメラ。もっと高いカメラはたくさんあるけれど、多分僕は買わないんじゃないかな?わからないけれど。笑

・Voigtländer ULTRON 35mm / F1.4

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これはBESSA-Rを購入した際に一緒に購入した35mm。
Autoboy2の画角と近いのもあり、街中でのスナップにはもってこいですが、オートフォーカスがない分やっぱりAutoboy2ほどは向いてないなぁと思っています。これの値段は38,000円だったかと思います。

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・Voigtländer COLOR-HERIAR 75mm / F2.5

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35mmだけではちょっと物足りないなぁ、と思って購入した75mm。
当たり前だけど、撮影の幅が広がりましたね。
ポートレートにガシガシ使っていきたいけど、今の所その機会がないので、これからの活躍に期待してます。笑

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Voigtländerのレンズはどちらも描写力が素晴らしく、きちんとしたレンズを買うことって大事だなぁ...と改めて感じたので、これからも出来るだけいいレンズを購入していきたいなぁと思いました。

ここまでは僕が使っている「フィルムカメラ」について紹介しましたが、実はここ数ヶ月の間で、枚数に縛られずに撮られる「デジタルカメラ」にもちゃんと興味を持ち始めて...そのきっかけとなったのがSIGMA fpです。

僕は基本的にデザイン性でものを決めちゃうことがあって、もちろんそれは間違いではないんだけど、このfpには魅力的な点が幾つもあるんですよね。
まず、SIGMAのレンズがものすごく優秀だということ。
あとは、これはデメリットだと思っていたことでもあるんですが、ファインダーがないんですよ、このfpは。やっぱり、今までファインダーに頼ってきた僕としてはファインダーがないことに物凄く頼りなさを感じていたのですが、LCDビューファインダーを使用することで、その点は解消できる。
もちろんLCDビューファインダーだけでなく、他のアクセサリによる拡張性も期待できるし。
まだ、家電量販店でちょっと触ったことがある程度なので未知な部分は多いけれど、デジタルカメラで欲しいと思えるのはこの一点かなぁと思っています。


「カメラのたのしみかた」というお題に対して、僕の機材紹介と欲しいもの...で終わっていまいましたが、カメラは「機材がどうこう...」とか「この写真がいい/悪い...」ってことでもなく、そもそもが楽しむためにあるものだと思っているので、とにかく自分の好きな瞬間にシャッターをきる...ということが大事かなぁと思います。僕は機材とかに対してオタク気質があるから、いろんな機材が欲しくなるけれど、僕も今回使ったようにiPhoneでもガンガン写真を撮るし、それが悪い事とは思っていない。
メディアの在り方が日々変化していくように、その時々によって適したメディア表現ツール、もしくは好きなメディア表現ツールを選べばいいし、ビジュアルアートを生業とする以上は、そのツールを使用する意義みたいなものを考えなければならないけど、日常生活における写真ってもっとコミュニケーションのためのメディアだと思うので、そんな意義なんて関係ないと思うし...僕みたいに好きなカメラを集めて楽しむもいいし、とにかく撮れればOKってスタンスでも全然問題ないと思うんです。

また説教くさくなっちゃったな。笑


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