4thジャンコロプロジェクト カスタムフィギュアの件


まえ



うしろ



よこ1


よこ2

最初は、色を塗らないつもりでした。
お札を模した小さいシールをボディ全体に貼るつもりでした。全身にお経を書いた耳なし芳一のように。でも安全のためには芳一とは違いミミ(ツノ?)にもきちんと貼って。
ところがどっこい、しっぽを作ったところから方向が変わりました。
くっついたところが出来てそこには貼れない気がしたため、お札を貼る案を止めました。さあこまったよ?


今回は家にあったエポキシパテでシッポを追加してみました。

↑↑ 飛んでもらってもアフェリエイト設定とかしてない(知らない)ので逆にお気軽にどぞ


買い足したりしなかったので、あるだけしか使えません。
使い方を読み、全部だし、渾身の力でこねこね。こねっこねっ。しんどい。
全部しっぽに投入。乾いたら紙やすりでコスコス擦ってできる限りはなめらかにしてでも生物感は少し欲しいからシワとかあまり取りすぎない程度にして、サーフェイサーを吹き付け。
サーフェイサーを吹くと、素体の白ではあまり気にならなかった細かい穴がポコポコ目立って、集合体が得意ではないわたしは少し気持ち悪くなる。
このまま塗料塗ってもいいかな…と思ったけど、ここでヤスリを書ければ粉が穴に埋まってくれないか、と期待してヤスリをコスコス。再度シュー…
いけたぞ、大分埋まったぞ!
って感じの事を数回繰り返し、ある程度は穴が埋まりました。よかった。

指のサーフェイサーは取れるけど、ツメについたのはきれいに取れなくて、ネイルしていないしあまり気にしない組なので、数日間バイトも爪は灰色まだらのままでした。

色は前回の時に買った水性塗料をそのまま。新たな材料を買わない縛り。とりあえず赤を塗る。また新たな穴が気になり、ヤスリコスコス→着色、粉塵が穴に埋まって目立たない、を数か所。
行き当たりばったりでやってるとこういうものです。しんどい。
やすってもやすっても、我が暮らし楽にならざり。しんどい。
やすって穴が誤魔化せそうだなと思ったら再度赤を塗り、いやまだキモい…と思ったらまたやすってやすって赤を塗り。

そうして全体が赤くなりました。
上から黒をがっつり足す予定でしたが、「もう赤でいいんじゃないのか…」の気持ちになり、最後にちょこっと一部追加だけに変更。本当の最後に付けたしです。

s-ditsは一応布が主素材で生きています。
ですので、何かしらの服を着せようかなと思ったところ、しっぽを頭にぴったりさせてしまったこともあり完全に閉じた空間が出来てしまい、下から上からが不可となる。おおっと。
パーカーを再び作るのは芸が無いしどうせフードも被せられない。マント…も思ったけどなんか着せる気が失せて来た。ご家庭が少しゴタついてきていて疲れ気味だったのも、ある。



そうだ、ハーネスを背負わせよう。

ハーネス。これ


そうだ、背骨も背負わせよう。


アバラ風ベルトもついてる写真だけど、つまりはこの真ん中のやつ



後ろからちょろっと見える十字架チャームと金属の骨風パーツ。
実際にs-ditsの骨パーツを縫うのはさすがに小さすぎるので、丸カンを組んで鎖のように編む技法をちらっと見たのを思い出し、これなら行けると思い立ち全力検索。ちょこっと骨っぽくみえる編み方を選んで作りました。かわいいね。とてもかわいいね。
展示の時にそんなところまで気づいてくれた方がいるかは知りまへん。短いからね。
もうちょっと長くすればいいのかもしれんがそれだと重みその分後ろにかかっちゃうからね。

ハーネスはヒモにボタンをつけただけの簡易ですが重量とか厚みが過ぎると諸々アンバランスになってしまうので、結果薄くてしっくり来てると思います。
脱がせられるけど脱がせたら次つけるの超しんどい。だから脱がせない。


しっぽはせっかく作ったのでなにかしないと味気ないな…と思ったので、思いついた感じでガーゼを切りっぱなしで巻きました。丸カンを通してぐりんぐりん。ほつれ加減がまたよろしいのではないでしょうか。
これで一応服を着ました。コルセットみたいなものですね。固結びしたから脱げません。これで裸ハーネス一丁という通報案件から回避されました。


ハーネスで黒要素を足したこともあって、本体はあえて赤のまま、少しだけ黒を差し色につけて終了です。曲線に直線を入れることになるため、できるだけ真っすぐになるよう何重にもマスキングテープを貼り、黒を重ね塗りしました。
台座はファーにしたいなって思ったので、台座の形にファーを切って手縫いし、この台座ファーも前後が決まっているため穴のところにはハトメを開けてボンドで布と台座を貼り付けました。
チェーンを飾ると可愛いね。いいよね鎖。いいよね金属。




当初は、しっぽの先をもっと角ばった感じに曲げたくて絞首台イメージにしたかったのだけど、中に芯も入れずフリーハンドで攻めても重量が無理難題だったのでラミアしっぽみたいにクリンと巻いて収まりました。でもさきっぽが上むいていてチェーンを引っ掛けているのは何かを掛けたい抵抗心。あと単にさきっぽクリンってなってるのかわいい。トニカクカワイイ。

あたまにしっぽを乗っけたのもしっぽの重みを支えるとかがありまして…まあ、四苦八苦した結果。結果オーライで可愛かったらいいんです。かわいい。
穴開ける工具などは持っていないから素体に穴を開ける術がまずないのですけど…電動の穴開けられるやつ欲しい。でも主素材が布の人間はあまり使わないからな…



そういう感じで。落ち着いた仕上がりです。
自分の性質的にゴテゴテ盛れないんすよ。やっぱり不得手なんすよ。
でもs-dits感はフルスイングなので可愛いと思っています。



置き場所問題がどうなるかで未定ですが、できれば前回の子と一緒にコミケ持参を予定しています。

普段の活動と全然ちがう事をしているので初代も2代目も愛着はありますが、でも我が家の土地も当然有限してね…つまり本音を言うとお迎えしていただける方を永遠にお待ちしております。よろしくです。

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