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オフィス職人

生まれた余裕をブルシットジョブのビッグウェーブで埋める奴

図書館で本を借りて読むのが趣味なのですが、ちょくちょく見るのが、誤植を鉛筆で修正してあるやつ。
見つけたら、鉛筆書きして正す。それが、何の効果を生むのかを世界はまだ知らない。僕にもわからない。

ざっくりが制御不能

各人の仕事量を把握したいので、ざっくりどのくらい今抱えてますか?と聞くと、徹底的に定量的に数えだすやつ。
聞かれたら、数えて集計する。数えてる暇があったら仕事を進められるのでは?という質問は僕にはできない。

オフィス職人

例の実験

MRIの専門家24人を対象に、結節が10箇所あるCTスキャンを5枚見せ、探させる実験をした。5枚目には、10個の結節以外にゴリラが加えられている。ゴリラは結節の45倍。24人中20人がゴリラを見落とした。専門家だからこそ、効率的にものを見ようとして、このゴリラでさえ見落としてしまう。

(参考:http://www.theinvisiblegorilla.com/[英文])

まさに全集中である。フロー状態である。ゾーンに入っているのである。ブリンカーを付けた競走馬のごとく、全体最適などにわき目もふらず、個別最適に突き進む

感動のエンディング

我々の部署は忙しい(ブルシットジョブで)。そんなに組織変革したいんだったら君らがやればいいだろう(影響範囲は君らの部署だけで)。
そして気づけば、粉飾決算、品質不正をせざるを得ない状況になっており、家族、戦友を守るためにダメだと知りつつ不正に手を染めてしまう
これはもうJTCの物理法則だと思うの。

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