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横浜市内の区民まつりを楽しもう

お世話になっております。西沢です。
今回は夏真っ盛りに秋の話をするには少々早い気もしますが、秋の風物詩、横浜市内の区民祭りについて書いていきたいと思います。区民祭りについて概要を書いたうえで、2023年に私が回った一年で何区の区民祭りを回れるかチャレンジを書いたのちに、2024年の各区民祭りの日程と難化する11月3日問題を書いていきたいと思います。先に言うと、私は今年も全区民祭りには行けそうにはありませんが、誰か頑張ってみてください(笑)


区民祭りの概要について

2014年ほどがや区民まつり
2023年中区区民祭り
2023年ほどがや区民まつり

そもそも前提として横浜市の区民祭りとは、明確な定義はありません。
それぞれの区民祭りにおいて、成り立ちも運営方針も微妙に異なる点があるので、これが区民祭りです。とも言えないのが本音です。
ただ、区内の活動団体が公会堂に集って発表会をするような世間的には文化祭というのは今回外して、定義を考えてみると
1,飲食、物販、展示を行うためにブースを設けている
2,パフォーマンスを行うためにステージを用意している
3,どこかしらで区の地域振興課か区政推進課がかかわっている
を念頭に地域が主体となって行政が共催・後援・支援をしているイベントを区民祭りと今回は呼ばせていただきます。
区によって、色々と違うところはありますが、共通しているのは沢山の区民の皆さんが会場に集まり、盛り上がっている点です。
*南区のみ、秋口は忙しいとの判断で、秋口の区民祭り系イベントは開催せず、桜の季節にイベントを開催しています。
一時期はコロナ禍により、区民まつりも中止の時期があったり、飲食の制限もありましたが、徐々に緩和され区民自らの手で作り上げたお祭りに集まり賑わいを創出しています。
また、区内のマスコットキャラクターを筆頭に地域に馴染みのあるキャラクターが一堂に介す場面があるなど、区民まつりでしか公開も眺めることができます。
もちろん区外からきた方も気軽に参加できるので、その区の特徴を知る上でもいい機会となりますので、時間があれば是非参加して欲しいと思っています。

2023年の区民まつり巡り

区民祭りのパンフレット
https://n.freemap.jp/tp/Kanagawa

2023年は筆者は上の白地図のうち赤色に塗りつぶした10区の区民祭りを訪問しました。(黄色は以前訪れたことのある区民まつりです)
例年の傾向ですが、10月の第3週の土日や11月3日(文化の日)、11月第2週の土日に区民まつりが集合する傾向にあり、特に文化の日には4つの区(青葉、都筑、戸塚、泉)で区民まつりが開催されます。
また、それぞれの区民祭りは10時から14時(15時,16時まで開催している区民まつりもあり)までの短時間で行われることが多く、短時間で効率よく巡る必要があります。
11月3日の区民まつりラッシュ日の巡り方ですが、
青葉区 10時~15時 青葉区役所駐車場(市ヶ尾駅より徒歩10分)
都筑区 10時~15時 センター南駅前広場(センター南駅前)
戸塚区 10時~14時 東戸塚小学校(戸塚駅東口より徒歩5分)
泉区 10時~14時 和泉遊水地(いずみ中央より徒歩5分)
とみた私はいずれも市営地下鉄ブルーラインの駅からそんなに離れてないなと思いつつ、一日乗車券を買って、何を考えたか、終了時間の遅い青葉区から回り始めました。
新横浜スタート 9:51分快速あざみ野行き
青葉区民まつり 10:30頃到着
青葉区民まつり 10:50頃出発
(日吉でサボり)
都筑区民まつり 12:15頃到着
都筑区民まつり 13:00頃出発
戸塚区ふれあい区民まつり 13:50頃到着
…この時点でもう時間切れとなりました
泉区ふれあい区民まつり 14:40に到着頃にはテントは大方撤去されていたので、パンフだけこっそりもらい、行ったフリをしました。

にゃんりんには勝てない

敗因は日吉のイベントなのもありますが、やはり、都筑区と戸塚区の移動にブルーラインだと40分近くかかるので横浜~戸塚間はJRを使うなど、対策をして、文化の日の区民まつりラッシュは攻略したいですね。
他の区民まつりは多くて2つくらいが重なるか?くらいの状況ですので、多少時間がかかっても開始時から巡れば何とかといったところです(と言いながら2024年は厳しい模様)

区民祭りの各区の違いを楽しもう

会場の選定は各区によって違う点があり、大まかに分けると「区内の広場、公園」「区役所の駐車場と周辺」「学校の校庭」といった具合に大別できそうです。

つるみ臨海フェスティバル

区内の広場、公園で区民祭りをやる区には保土ケ谷区や鶴見区があります。特徴としては広い土地を活かして、色々なブースがあり、飲食系も充実しています。周りに何もない場所でもあるので、区民祭り会場内で完結するような立ち回りで巡るのもよいかと思います。消防ブースでははしご車が来たり、色々な車の展示があることもあるので結構楽しめます。
余談ですが、鶴見区は「つるみ臨海フェスティバル」の他に、春口に開催される「三ツ池公園(文化・環境)フェスティバル」現在は中止となっている「鶴見川サマーフェスティバル」(花火大会)の3つを鶴見区3大区民祭りと呼んでおり、お祭りが好きな区でもあります。それぞれ協賛する団体も臨海フェスティバルと三ッ池公園では差が出ているようなので季節の違い、海側と山側の違いを感じながら、区民祭りを楽しみのもいいですね。

青葉区民まつり

区役所の敷地内やその周辺で行われる区は青葉区、旭区等があります。
学校のグラウンド内で行われる区民祭りは戸塚区、栄区があります。
いずれの特徴もコンパクトである分、アットホームな雰囲気の中で多くの区民が集うイベントであるため住民の熱気を肌で感じることができます。いわば学祭のような盛り上がりです。一方で飲食系がすごく並ぶので、注意が必要になります。

ふるさと港北ふれあいまつり
収まりきらないキャラ

珍しいのは港北区です。
会場は横浜市のアリーナといえばと聞かれて多くの人が答えそうな「横浜アリーナ」で行われ、多くのイベントを開催されてきたアリーナ上に所狭しとブースが並び、多くの人でにぎわいます。
並行して、横浜アリーナのキャラにちなんだ横アリ独自のイベント「秋のヨコアリ君まつり」も並行して開催されて、さらなる賑わいを醸し出しています。港北区民まつりは特に混雑が激しいお祭りで、抽選会をしようと思うなら30分近く並ぶ場面もあるので、一日集中する覚悟で行ってもいいのかもしれません。
キャラクター大集合は他の区よりも大勢で迫力がありますので、ぜひこの目で見てほしいです。

中区区民祭り23年11月12日

ここで昨年の区民まつりで私的におすすめな区民まつりを紹介します。
それは、中区民祭り「ハローよこはま」です。
中区民祭りは象の鼻パーク周辺で行われています。
保土ケ谷や鶴見よりかはコンパクトな会場となっていますが、周りに赤レンガ倉庫や山下公園といった観光地に囲まれているためか、やり慣れている感があり、観光客もスルーしがちなイベントになるのでそこまで混雑していないといったイベントになります。その中でも、横浜市の中心「中区」の名だたる企業が協賛をしているためか、お楽しみ抽選会の参加の難易度が他の区民祭りよりも低く、景品も末等でタカナシ乳業のジュースがもらえたという感じで豪華な印象を受けました。横浜市を拠点にしている、横浜DeNAベイスターズを筆頭にYSCC横浜(サッカー)、横浜ビー・コルセアーズ(バスケ)、横浜エクセレンツ(バスケ)、横浜キヤノンイーグルス(ラグビー)といったスポーツチームがそれぞれブースを出展し、中にはキャラクターも応援しに来たといった具合に豪華な撮影会にもなりました。中区は区外から来ても十分楽しめるといった意味でもお勧めです。


2024年区民まつり情報(秋口開催)

磯子まつり 9/29
神奈川区民まつり 10/13
34回つるみ臨海フェスティバル 10/19
ほどがや区民まつり 10/19
金沢まつり「いきいきフェスタ」 10/19
旭ふれあい区民まつり 10/20
瀬谷フェスティバル 10/20
緑区民まつり 10/20
こうなん子どもゆめワールド 11/2
青葉区民まつり 11/3
都築区民まつり 11/3
戸塚ふれあい区民まつり 11/3
泉区民ふれあい 11/3
栄区民まつり 11/3
中区民まつり 11/10
西区民まつり 11/10
ふるさと港北ふれあいまつり 11/30
南区 春口のためなし

ここで、秋口開催の区民祭りの日程をご紹介いたします。
今年の難易度は高めです。
まず、10月19日(土)は鶴見区、保土ケ谷区、金沢区の3区で区民まつりが開催されます。鶴見区は会場が鶴見線の浅野駅最寄りの「入船公園」で開催されることもあり、アクセスがし辛いこと、さらには保土ケ谷区は星川の山の上「保土ケ谷公園」で行われることもあって、行くのが大変な区が重なっています。そもそも、鶴見と金沢は行きにくいですが、例年この2区は重なっているのでそこに保土ケ谷区が重なったことになったため、この日は難化した印象です。
10月20日も旭、瀬谷、緑が重なっていますが、まだ隣り合った区なので電車のアクセスが難しいのはともかくどうにかなるレベルだと思います。
問題は11月3日文化の日です。
2023年で苦しんだ、4区(青葉、都筑、戸塚、泉)の区民まつりに加え、例年11月第1週日曜頃に行われている栄区が重なり、5区同時開催となります。
攻略法としては、昨年の考え方を踏まえ、14時終了になる泉、戸塚を先に攻め、JR線にて戸塚駅から本郷台駅に向かい栄区へ行きます。
栄区のあとはJR線にて横浜に向かいブルーラインでセンター南駅に向かい、都筑区、その後再びブルーラインであざみ野から田園都市線で市ヶ尾に向かい青葉区でフィニッシュが攻略できる手かなと思います。(北部2区の区民まつりは15時終了なのでまだ余裕があります)
今年も11月3日は区民祭り全部回れるかを再チャレンジしてみたいと思います。出来たら結果を再びノートに記載したいと思いますのでよろしくお願いします。

Yocco18ファン向け区民まつりの情報まとめ

身近な地域を知り、楽しもうというコンセプトの下横浜市18区それぞれのキャラクターがそれぞれの魅力を発信するYocco18さん
そんなYocco18のキャラクターがパネルやワークショップとして登場する区もあります。
昨年の登場した区を紹介します。
西区

戸部みらいちゃん

戸塚区

戸塚しなの

栄区

本郷さかえ

泉区

今年はどうなるかわかりませんが、区としてYocco18を強く推している西区、泉区は今年も何かありそうな気もします。
また、戸塚、栄区ともに赤い羽根関連ですので、今年もパネル登場する可能性は十分あると思います。他の区でもYocco18の活躍を見てみたいところですね。
今年、気を付けなければいけない点を挙げるとすると戸塚、栄、泉ともに11月3日の同日開催なので回るのが大変です(全部旧戸塚区なので回るのは苦じゃないと思います)
また、西区民まつりが開催される11月10日は神奈川区の大口エリアにある「大神商店会」のイベントである「オオカミフェスタ」が開催されます。

青木めんかとみこちゃん、じんくん

こちらの商店会のキャラクターはYocco18の原作者遠藤さんの描いた「みこちゃん」「じんくん」とYocco18と深いつながりがあります。
区民まつりだけでなくこちらにも注目したいところです。

最後に

横浜市内それぞれの違いを肌で一番感じられるのはお祭りだと思いますが、その初めの一歩は区民祭りがベストだと感じています。区内で活躍している人のパフォーマンスをみて、区内のおいしいものを食べて、人の熱気を感じられる区民祭りに今回の記事をみて少しでも興味を持っていただければ幸いです。
また、区民祭りだけはありません。他の季節、団体にもイベントはたくさんあります。
横浜市内にアンテナを張って、色々なイベントに参加するのも地域を楽しむ重要な要素になると思います。
皆様の横浜ライフが楽しいものとなりますように祈っています。
ご覧いただきありがとうございました。

参照(それぞれの区民祭りの概要)

磯子まつり公式サイト

令和6年度神奈川区民まつり

第34回つるみ臨海フェスティバル

令和6年度ほどがや区民まつり

金沢まつりいきいきフェスタ

第34回旭ふれあい区民まつり

瀬谷フェスティバル2024

緑区民まつり2024

こうなん子どもゆめワールド2024

青葉区民まつり2024

第30回都筑区民まつり

戸塚ふれあい区民まつり

第13回泉区民ふれあいまつり

第25回栄区民まつり

中区民まつり(ハローよこはま2024)

第49回西区民まつり

2024ふるさと港北ふれあいまつり


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