珈琲店から夢は咲く 最終話「珈琲店から夢は咲く」
カフェ。それは文学や写真、絵画、映像作品など、様々な芸術作品が生まれてきた場所。仕事で疲れた身体と心を休める場所でもある。
この『珈琲店から夢は咲く』では、クリエイターの卵である夢咲すずが神奈川県のカフェに行って、その様子やカフェを紹介してきた。
そんな『珈琲店から夢は咲く』も今回で最終回だ。これまでに私が訪れたお店は8店舗。どこも素敵なお店だった。それぞれのお店ごとに少し違うコーヒーの味わい。それは三者三様、いや八者八様というべきだろうか。いろいろな味に巡り会い、たくさんのインスピレーションを受ける。個人的には、これこそがカフェ巡りの醍醐味だと考える。
振り返り
せっかくなので、これまでに訪れたお店を振り返って感想や紹介をしていこうと思う。
まずはミカサカフェ。横須賀市にあるこのお店では海軍カレーやはつしまカレーを食べることができる。深みと苦味が強いコーヒーは、カレーと相性が良い。海の見える公園がすぐ近くにあるのも最高だ。
美味しいカレーといえば、naruco cafeのえびのグリーンカレーも美味しかった。相模原市の相模大野にあるおしゃれなカフェ。ハンドメイドのかわいい雑貨を販売していて、それも魅力のひとつになっている。とても芸術的だ。
芸術的といえば、横浜市大倉山の喫茶ぽるくも素敵なお店だ。ここでは主に地元の写真家や画家、アーティストを中心とした作品展を開催している。コーヒーはすっきりと飲みやすい優しい味が特徴的で、作品展を眺めながら飲むコーヒーは格別だ。
眺めを楽しむならば、鎌倉市の樹ガーデンも最高だ。このお店は山の上、まるで天空のようなカフェテラスでコーヒーや食事を楽しめる。まるで異世界に来たようなファンタジーな世界観が魅力的だ。
川崎市の武蔵小杉にある64cafe+Ranaiのテラス席では木漏れ日の下でカフェタイムを楽しむことができる。ここも素敵な雰囲気のお店だ。高層マンションが多く建ち並ぶ大都会の中にノスタルジックな雰囲気の古民家カフェ。とても魅力的といえる。
ノスタルジックといえば、横浜市戸塚の純喫茶モネもとても素敵なお店だ。昔ながらのナポリタンと自家焙煎のコーヒーを味わえる。50年以上の歴史がある名店。駅直結というアクセスの良さも最高だ。
そして、自家焙煎のコーヒーをじっくり味わいたいならば小田原市のカフェクラウディアがおすすめだ。同じ種類で異なる焙煎度合いの豆を使ったコーヒーの飲み比べができる。私はここでコーヒーのいろはを学んだといっても過言ではない。
さて、これまで訪れた8店舗はどこも素敵でおすすめのお店ばかりなのだが、その中でも特に私が一番気に入ったお店がある。
それがカフェ鈴木だ。厚木市にあるこのお店は、まるで秘密基地のような雰囲気だ。店内には窓がひとつも無く、暗い店内に置かれた大きな機械は迫力がある。
そして極めつけはエスプレッソゼリー。はじめは液体のエスプレッソが、アイスに冷やされて徐々に固まっていく。これが賞味期限30秒の魅力、ここでしか味わえないだろう。
ということで、これまでに訪れたお店を全て振り返って紹介した。ぜひ記事を読んで「面白い」「参考になる」「自分も行ってみたい」と思っていただけならば光栄である。
夢
みなさんこんにちは、創増コンパスアシスタントのすずっここと夢咲すずです!
さて、みなさんには『夢』はありますか?私には大きな夢があります。
一人前のクリエイターになりたい、アーティストになりたい。そして私の生み出した作品で少しでも多くの人に楽しんでもらいたい。自分も創作活動がしたいと思ってくれる人を増やしたい。それが私の夢です。
これは決して簡単なことではない。自分ひとりの力ですぐに叶えられるようなものではない。だから私はこうして創増コンパスのアシスタントとして修行をしているのです。
そして始まったアシスタント企画。私はカフェ巡りをすることで1杯のコーヒーから1%のひらめきを得て、創作活動のインスピレーションを受けようと考えました。そう、夢の実現に近づくために。
気がつけば私の夢は大きくなりすぎた。ついに私の夢はカタチとなり、自我を持ち始めたのです。
それが彼。私の夢が具現化した存在である彼と一緒に始めた最初のプロジェクトこそが『珈琲店から夢は咲く』なのです。
「こんにちは!」「めっちゃいいですね!」みたいな会話調な文章を書くのが得意な私と違って、彼は語り口調な文章を書くのが得意なようです。ただのカフェ巡り記事ではなく、『珈琲店から夢は咲く』という文学作品を作り上げるためのこだわりなんだとか。
企画のゴール
そして、この『珈琲店から夢は咲く』もついに最終回となりました。
カフェ巡りをしたことで受けてきたインスピレーションを何かしらの作品にしたい。そう考えた私たちは、あることを思いつきました。
「家をカフェにしちゃえば無限にインスピレーション受けれるじゃん!」
そう、自宅をカフェ風に改装してしまえば、これからの創作活動にも役立つはず。そして、カフェ風になった自宅の内装は、それそのものがもはや作品と言ってもいい。そこで映像作品を撮影して、公開することにしたのでした。
映像作品ができました!
これにて『珈琲店から夢は咲く』は完結となります!応援してくださったみなさま、記事を読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました!
まだまだ未熟者ですが、これからもすずっここと、夢咲すずを応援していただけると嬉しいです!
それでは、また!
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