沖縄旅行のおすすめ!体験と観光で巡るシーサースポット&赤瓦を知る|沖縄南部モデルコース vol.22
★スタート★
①富盛の石彫大獅子
富盛の石彫大獅子は今から300年以上前に作られた、沖縄で最も古いシーサーです。もともと火事が多かった富盛集落。「八重瀬岳の方角に向けて獅子を置くように」という、風水師からの助言を受け、獅子像を置いたところ本当に火事が収まったそうです。その噂が徐々に広まり、集落や家々の守り神・魔除けとしてシーサーが置かれるようになりました。今でも沖縄の多くの家庭では、屋根の上や玄関にシーサーが置かれており、また観光客にも定番のお土産になっています。
ホームページ:https://www.town.yaese.lg.jp/yaese_sight/learn/65/
住所:沖縄県島尻郡八重瀬町富盛22
最寄りのバス停:第二富盛
②クチャ石鹸づくり体験
クチャは沖縄でしか取ることの出来ない泥で、特に本島南部を中心に分布しています。沖縄の古民家の使われている赤瓦もクチャを原料に作られています。長い時間をかけて海底に堆積して出来たクチャは炭酸カルシウムやミネラルを豊富に含んでおり、琉球王朝時代から、沖縄の女性たちは髪洗い粉や泥パックとしてクチャを使用していたそうです。自然素材の人気の高まりから、近年その美容効果に再び注目が集まっています。体験では、乾燥させたクチャと石鹸粉を混ぜ合わせ、好きな形に成形したオリジナルなクチャ石鹸を作ります。沖縄で海で作られた自然のたまものを、ぜひお土産にお持ち帰りください。
体験を実施する事業者:NPO法人自然体験学校
ホームページ:http://www.shizentaiken.com/okinawa.html
住所:沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭296番地 福ビル1階
最寄りのバス停:具志頭
③おきなわワールド
多くの観光客が訪れるおきなわワールドの中にありながら、穴場スポットとして紹介されることが多い「王国歴史博物館」。ここでは、沖縄の自然や文化・歴史に触れることが出来ます。その中でもシーサー(獅子)については、沖縄をはじめ、日本や世界各地から集められたおよそ300点が収蔵されており、シーサーをより深く知るためには欠かせないスポットです。また、王国歴史博物館があるエリアには、国の登録有形文化財にも指定されている赤瓦の古民家が点在しており、それらを見て歩くのもおすすめです。
ホームページ:https://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/
住所:沖縄県南城市玉城字前川1336
最寄りのバス停:玉泉洞前
④与那原赤瓦屋通り
https://yonabaru.okinawa/spot/life/hachimankawara/
(与那原町観光ポータルサイトより)
2019年焼失してしまった首里城正殿には与那原町の赤瓦が用いられていました。与那原町は沖縄本島で一番小さい町ですが、沖縄でも有数の瓦の生産地となっています。赤瓦の原料となるのは沖縄南部でしか採れない泥岩「クチャ」と、沖縄本島北部のやんばるから運ばれてくる赤土です。「与那原赤瓦屋通り」には沖縄県赤瓦事業協同組合に加盟している5社のうち4社の工場が並んでおり、原料である土やたくさんの瓦が積み重なっている様子を見ることができます。
ホームページ:https://yonabaru.okinawa/spot/life/hachimankawara/
(リンク先:与那原町観光ポータルサイト 八幡瓦工場)
住所:沖縄県南城市玉城字前川1336
最寄りのバス停:玉泉洞前
⑤首里城公園
首里城は沖縄のシンボル的な存在。北山・中山・南山を統一し、琉球王国の初代国王となった尚巴志が首里城を拠点としたのが1429年。その後1829年まで、首里城は琉球国王の居城となると同時に、琉球の政治・外交・文化の中心として栄えました。公園内には他にも、2000円札にも描かれている守礼門をはじめ、正門にあたる歓会門、国王の重要な拝所であった園比屋武御獄石門などの史跡が残ります。中国や日本と長らく交流を行ってきた琉球王国。建物には随所に中国や日本の建築文化の影響が見られます。2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として、城内の一部が世界文化遺産にも登録されました。なお、2019年10月31日に火災が発生し、正殿などが焼失しました。現在正殿は再建に向けての工事が行われており、一部を除いて見学が可能となってます。
ホームページ:http://oki-park.jp/shurijo/
住所:沖縄県那覇市首里金城町1-2
最寄りのバス停:首里城前 または 首里城公園入口
※バスはルートはダイヤの都合上、最適な経路として「徒歩」が表示されることがあります。