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社会人3年目 日々の生活から考えたこと、思考の整理とか。 instagram.com/…

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社会人3年目 日々の生活から考えたこと、思考の整理とか。 instagram.com/kara_mina812

最近の記事

転職備忘録

新卒で入社した会社を先月末で退社して、転職先の会社で働いて3週間。 環境が大きく変わった今の気持ちを備忘録として残そうと思い久しぶりにnoteを開いてみた。 想像よりもカルチャーショックが多い そこそこ大きい会社(グループ全体1万人位)から、さらに大きい会社(グループ全体30万人位)に転職したので案件で関わる部署/人の数が格段に増えたが、キャリア入社だと初日から複数案件に入るので覚えるべきことの多さに疲弊した。 また、同じ業界とはいえ社風が違い過ぎて驚いた。例えば、役員層

    • 大人になっても威厳ある教育は必要?

      社会人2年目になり、社内の他部署・社外ともに関わる人が増えた。その分、各人の仕事のやり方や、一緒に働きたい人/働きたくない人が見えてきた。仕事の幅も広がったが、言ってもまだ2年目なので初めて経験することも多く、多方面の方々に教えてもらう機会が多い。 ある日、仕事で関わりの多い30代の先輩社員と方面が同じで一緒に帰宅していた。その方は、周囲からも信頼が厚く仕事ができると評判で、ただ突き放すような指導が後輩の身としては近寄りがたい存在と感じていた。 「僕は指導のとき威厳を大事

      • 新卒一年目に感じた苦悩を将来教える立場になったときに読み返してほしい

         早いもので入社から一年が経とうとしている。入社前は自由な生活を奪われることが憂鬱で仕方がなかったけれど、想像よりも社会人生活が楽しい。けれど、もちろん新卒一年目なりの悩みも沢山あり、業界知識、社内システム、営業力、何もかも無知な状態から毎日学び取り順応することに必死だった。別に苦労自慢をしたいわけではなく、トレーナーや先輩方と話していると、既知の状態からかつて新人だったときの状態のことを想像して教えることの難しさを教わる立場からも感じているので、近い将来自分が後輩に教える立

        • 本のアカウントを始めたら、ただの女子大学生がラジオ番組のレギュラーコーナーを持って本の紹介をした話

           新種のウイルスが蔓延して大学の授業も就活もオンラインとなり一人の時間が増えた大学3年生の春、新たに始めたことがある。それはInstagramの「本」のアカウントで、私が読んだ本の写真と紹介文や感想を載せるというもの。試験勉強よりも読書を優先していた兄の影響からか私も子供のころから本が好きで、大学4年生の今では週1で図書館に行って10冊くらい本を借りて、本屋で新書を2週に1冊買っている。  ある日、Instagramで偶然本のアカウントを見つけて他のもいくつか見てみたとき、

        転職備忘録

        • 大人になっても威厳ある教育は必要?

        • 新卒一年目に感じた苦悩を将来教える立場になったときに読み返してほしい

        • 本のアカウントを始めたら、ただの女子大学生がラジオ番組のレギュラーコーナーを持って本の紹介をした話

          新宿駅西口のスタバに行けない。

          先日、新宿駅西口の方に用事があった。西口を出て都庁の方に向かうとすぐにスタバがある。しかし、題名の通り、新宿駅西口のスタバには行けない。 4年前、そのスタバのカウンター席は私の唯一の息抜きの場だった。新宿西側のオフィスビルで働く会社員に囲まれながら、浪人中の私は模試を受けた後の振り返りと今後の方針を立てながらフラペチーノを飲むことくらいしか人生の楽しみが無かった。 朝7時半に通勤ラッシュの中央線に乗って予備校に行き、夜8時にまた帰宅ラッシュの電車で単語帳を見ながら帰る毎日

          新宿駅西口のスタバに行けない。

          コロナ禍とホームレス

          「色々と困っています。助けてください」 新宿駅でこう書かれたダンボールを持ち、座りながら俯いている男性をが目に映る。 浪人時代の予備校に通っていたときも、コロナ前に大学に通学していたときも新宿駅を利用していたけれど、コロナ禍になってからホームレスの人が増えたように思う。 元々ホームレスだったのか、それともコロナで職を失ったのか、彼の状況は何一つ分からないけれど、「100円でもあげた方がいいかな。でもそれは根本的な解決にならないな」と、良心的な考えと言い訳が頭をめぐる。

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          六本木でアルバイトをして、世の中の階層を目の当たりにした話

           ここは東京、六本木。人々の欲望が集まる、華やかな街だと思う。見渡せば高層ビル、ハイブランドなショップ、クラブやバーの看板、いかにもセレブっぽい人々。 私が六本木でアルバイトを始めたのは大学2年生のとき。決して「六本木」という場所で選んだのではなく、アルバイト先の魅力に惹かれて応募して、偶然その場所が六本木だった。それまでのアルバイトは地元の学習塾で、見慣れた街並みと小中学生という限られた年齢層を相手に仕事をしていたので、六本木という空間の華やかさも出会う人々の多様さも、私

          六本木でアルバイトをして、世の中の階層を目の当たりにした話

          「同性婚合法化が特別養子縁組件数に与える影響について」という卒業論文を書いています。

          「養子縁組」という制度をご存知ですか? 映画「朝が来る」で日本でも少しは認知度が上がったのではないかと思われるこの制度。簡単に説明すると、実親が育児放棄をしたり、育児に問題がある子供達を他人の家庭で育ててもらうというもの。(”特別養子縁組”だと戸籍上も家族となり、”普通養子縁組”だと戸籍上は家族にならず親権は実親のまま) 日本で生活をしていて養子縁組で子供を設けた方や、養子縁組で育てられた方と出会うことはかなり稀なのではないでしょうか。(日本では未だ血縁関係の無い家族に対

          「同性婚合法化が特別養子縁組件数に与える影響について」という卒業論文を書いています。

          就活と祖母の死と。

          3月、私は就職活動の真っただ中で毎日エントリーシートの提出や面接など慌ただしい毎日を過ごしていました。私は一つのことに集中すると周りが見えなくなるタイプで、常に頭の中は就活と自分の将来のことで一杯でした。 そんな中、ある日の深夜、母親が深刻な声で電話をしているのが聴こえました。祖母が危篤状態とのことでした。コロナ禍であるため病院へは祖父のみが行くこととなり、私たちは病院へ駆けつけることはできませんでした。 ここ数年寝たきりの状態が続いていたため大きな驚きはありませんでした

          就活と祖母の死と。

          決して就活無双していたわけではないけれど曲がりなりにも頑張った就活についてまとめたので読んでください

          ー 4月某日。第一志望御社の最終面接(オンライン)まであと30分となりパソコンに向かって面接練習をしているとスマホにメールが来た。先々週に受けた他社の選考結果だ。 「どうする。今見るか?もし受かっていれば気が緩みそうだし、落ちていれば最終選考を前にメンタルがやられるのではないか?」 という考えが0.1秒くらい頭をよぎったが、とにかく結果が気になるので企業マイページにログイン。 「誠に残念ながら貴意に添いかねる結果となりました。多数の企業の中から弊社を選び、ご応募いただき

          決して就活無双していたわけではないけれど曲がりなりにも頑張った就活についてまとめたので読んでください

          一人旅と派遣バイトが好きな理由

          私は常に予定を埋めていたい性格で、夏休みに予定のない日があろうものならば旅に行ったり派遣バイトをしていました。 派遣バイトとは/メリット派遣バイトに馴染みがない方に説明しておくと、派遣バイトとは派遣会社に登録を行い、登録先から企業に派遣されます。期間は1日~3か月とさまざまあり、契約期間が終わると雇用終了となります。 私が登録している派遣会社だと、LINEで募集案件が送られてきて、やり取りができるので手軽で便利です。 私が派遣バイトを選ぶ最大の理由は期間が短いから。期間

          一人旅と派遣バイトが好きな理由

          教師になる夢を辞めた

          皆さんの小中学生のときの将来の夢は何でしたか? 気づけば、私は小学生の頃から将来の夢の作文には``学校の先生‘‘と書いていました。理由は、私の場合は親せきに教師がいるわけでもないのですが、漠然と「私は教師になるんだろうな」って思っていたから。高校生までその夢は変わらず、教師になることも視野に入れて大学に入学しました。 しかしタイトルにあるように、教師になることを辞めました。約1年半ほど前の大学入学後半年も満たない時期でした。一見ネガティブな決断のように思えますが至って前向

          教師になる夢を辞めた

          「家、ついて行ってイイですか」を観て東日本大震災を振り返った

          先日放送されたテレビ東京の「家、ついて行ってイイですか」という番組で東日本大震災により母親を失った岩手県出身の女性の半生を観ました。彼女と私は同い年なこともあり、わずか小学校6年生にして辛い現実を突きつけられた話に胸を打たれました。皆さんにも少なからず東日本大震災の影響と辛い記憶があると思いますが、私も例外ではありませんでした。 私は当時から東京で生活しており、それまで経験したことのない大きな地震に恐怖したことは昨日のことのように覚えています。水・食品がコンビニやスーパーか

          「家、ついて行ってイイですか」を観て東日本大震災を振り返った

          バイトは内容よりも人が大事って話

          みなさんはアルバイトの経験はありますか。 私は大学生になってから、派遣の単発バイトも合わせたら色々な職種を経験してきた。塾講師、飲食店(居酒屋、メキシコ料理店)、テレビ局、児童館、公園でのイベントスタッフ、テニスラケットショップ、某アニメのグッズ販売、の8個。 中でも一番長く続けたのが塾講師だった。小学生から高校生まで教員になりたいと思っていた私は、一度先生を経験してみたくて大学入学後すぐに始めた。個別授業(生徒1~3人)よりも集団授業(生徒10~30人)の方が人前で話す

          バイトは内容よりも人が大事って話

          あの辛かった大学受験から私は何を学んだのだろう

          ー 私には私の地獄がある。あなたにはあなたの人生の地獄がある。 TBSテレビの宇垣アナウンサーが以前こんなことを仰っていた。 あなたには地獄があるだろうか。私にとっての地獄は大学受験だった。まだ20年そこらしか生きていない大学生なので、社会に出たらもっとつらいことがあると言われるだろう。しかし、1年間受験勉強しかしない浪人を経た私にとって、それは本当に目的地に到着するのか分からない暗くて長い長いトンネルをたった一人で歩いているようで、とてつもなく辛いものだった。 辛いこ

          あの辛かった大学受験から私は何を学んだのだろう