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「本当」って何?ー本当の自分

本当の自分?それはこの世に生を受けてから今日までの私すべてだ。


 生まれてから今日までのの間に、必然・偶然にも私に関わり、直接もしくは間接的に育ててくれて、さまざまな形で愛情を注いでくれ、ともに笑って泣き、ときには喧嘩したりして、いろいろな時を一緒に生きてきてくれた、すべての人、それらの人と過ごした時間、で出来ている。


 人は、成長する。いろいろな出逢い、経験を経て、そこで得たものを自分なりに五感でたくさん吸収したり、ときにはそれらに鈍感になったりして。そして、その度に自分の中の新しい自分に気づいて、ときには強くなったり優しくなったり、ときには弱くなったりトゲトゲしたりして。それを、例えば、すべて成長と名付けよう。そして、人は成長するから面白い、そう思う。


 私もこれまで紆余曲折、人生という大きな大河の中を右に左に、桃太郎の桃のように、どんぶらこどんぶらこ、とゆっくり流れたり、ディズニーランドのスプラッシュマウンテンのような急な流れに身をまかせたりする中で、今日に至る。そして、その流れ方・軌跡すべてが必然だった、といまの私は思うし、愛おしい。


 家と保育園が世界のすべてだった幼児期。小学校と習い事が世界のすべてだった小学生。中学校と地元が世界のすべてだった中学生。下宿先と学校のクラスと部活動が世界のすべてだった高校生。それから、大学進学時に東京に出て、初めてのアルバイトを経験し、そこで貯めた資金でさまざまな国をバックパックで旅をして、その頃から私の世界は少しずつ加速度的に広がっていった。社会に出てからはより一層、Y=x2の関数のように拡がった。


 その時そのときの世界でいつも私は『本当』の私であり、いまの私に辿りつくために一所懸命、もしくはときには面倒くさがりながら、目の前のことに対峙していたと、いまの私は信じている。


 そして私はいま、これから自分がどんな歳の重ね方をするのかとても楽しみだ。

2018年12月に記していた、内省メモ?をいま読み返しても特に違和感なく、「そうだなぁ」っていまも思えるので、ここに残す☆

Have a nice day☆

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