「ペイフォワード」という生き方を実践するために。
先日、こんなnoteを書きました。
U-29ドットコムを本格運用し始めてあっという間に1ヶ月経ちました。
「20代の悩みやモヤモヤを知りたい!」と思い上記の投稿をしましたが、毎日3〜5名ほど、のべ50名近くの方の「お悩み」をお聞きしました。
その際にかなりの高確率で逆質問されるのですが、「そもそも、なんで西村さんはU-29ドットコムを始めようと思ったのですか?」というもの。
そりゃあ、気になりますよね。笑
せっかくの機会なので、「僕が20代のライフ&キャリア支援にコミットする理由」をnoteに書き綴ってみることにしました。
「ペイフォワード」の精神
僕が大切にしている価値観の一つに「ペイフォワード」というものがあります。
「ペイフォワード」の仕組みはこのようなものです。AがBに与える。BはAに恩を返すのではなくCに与える。CはAやBに対して恩を感じながら、つぎの世代へより多くのことを伝えていく。やがて社会には互いを思いやり、自然に後進が育ちやすい、ポジティブな循環が生まれます。もしかするとペイフォワードの概念は理想的に過ぎると感じる方もいるかもしれません。他人から搾取する一方で、誰にも与えない人間が得をするだけではないかという疑念もあるでしょう。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、僕はそこそこ波乱万丈な人生を送ってきました。
何度もくじけそうになりましたし、「もう無理かも…」と挫折したことも数知れず、なのですが、今こうしてたくさんの方から仕事の機会をいただくことができ、家族5人で平穏な生活を送れているのには、理由があります。
それは、僕の人生をエンパワーメントしてくれる「恩師」とも呼べる先輩方との出会いがあり、彼らが僕の悩みに本気で向き合い、全力でアドバイスをしてくれ、手を差し伸べてくれたから、に他なりません。
そうした方々は、仕事もプライベートも忙しくされている方ばかり。
そんな中、どうして直接的なメリットのない僕のことをサポートしてくれるのか、気になって何人かの方に聞いてみたことがあるのですが、みなさん決まってこういう趣旨のことを仰るのです。
僕も、先輩方にそうしてもらったからだよ。「恩返し」じゃなくて「恩送り」。だから西村くんも、僕に恩返ししようだなんて思わずに、後輩たちに尽くしてあげてね。
なんて素敵な考え方なんだ…!と震えました。
そして誓ったのです。いつか僕も必ず、「ペイフォワード」できる存在になろうと。
「U-29ドットコム」は僕なりのペイフォワードのカタチ
僕が先輩方にそうしていただいたように、僕も10〜20代の次世代の方々をエンパワーメントしていきたい。
悩み多き10〜20代をエンパワーメントするような「場」をつくりたい。
そう思って立ち上げたのが「U-29ドットコム」です。
U-29ドットコムの最大の特徴が、「コミュニティ型のメディア」である点です。一方的にメディアとしてコンテンツを配信するのではなく、「読者コミュニティ」をFacebookで運用しながら、「インタビュー」はFacebookコミュニティ内メンバー同席のもの、共創型で行うのが最大の特徴です。
例えばこんな風に。
その他、卒業年次ごとに集まる「U-29同期会」のグループがあったり。
僕が一人の人間として「ペイフォワード」できる人数は限りがあるので、10〜20代の方々にとっての「職場でも自宅でもない第三の居場所」(サードプレイス)をメディア&コミュニティの双方でやっていきたいと思っています。
コミュニティに参加したいと思った方はぜひこちらから参加リクエストください。
また、1ヶ月に1回程度、豪華ゲストをお呼びした50〜100名規模のイベントを開催しています。
直近だと新R25の記事でも話題になった澤円さん。
今では大手外資IT企業で執行役員として活躍されながら、「プレゼンテーションの神様」として社内外から引っ張りだこの澤さんの「何者でもなかった20代の頃」のお話を伺います。
12月は「忘年会」も兼ねた特別イベントで、Forbes JAPANの副編集長を務められている谷本有香さんをゲストにお招きします。
いずれも、どなたでも参加可能なオープンイベントなので、ご興味ある方はぜひ。
U-29ドットコムというコミュニティ型メディアを通じて10〜20代をエンパワーメントする。
僕が先輩方にそうしてもらったように見返りを求めない「ペイフォワード」を実行し続けるオトナでありたい、と思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?