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【小芝風花】かわいそうに。仕事は選ばないとね。本来製作者がその作品の評価を受けるべきなのに、演者を悪者にして逃げようとするその根性がTVの衰退を招いている。

1.【筆者のコメント】
日刊ゲンダイの記事では、
「2流イケメン俳優を守る為に共演者女優を叩くのは、常套手段」
と言っているが、本当に守りたいのは、製作側・TV局のサラリーマンだよね。

※20240321現在記事が消されてしまったが、コピペしてあるので問題ない。

言いたいことは、このドラマに限らず、朝ドラの黒島結菜も戦犯扱いされたが、いつまで視聴率悪い事を主演女優の責任に擦り付ければいいんだろうか?という事。しかも、懇意にしているフリーアライターに書かせるのは辞めるべきだ。
【小芝風花】の場合は、オスカーがクレーム付けたのだろうか?黒島結菜の場合もSMAがクレーム付けて早めに消すべきだった。

視聴者の多数がF1層だと、低視聴率の戦犯として芸能マスコミに叩かせるのは、主演の高橋文哉(22)、志尊淳(28)ではなく共演女優ということになる。

え?! 叩かれるのは製作者側だろう?
だからいつまで経っても視聴率回復しないんだよ!
高い給料分仕事しろよと思う。

「志尊はワタナベエンターテインメント、高橋はA-PLUSという大手芸能プロダクションの所属で、2人を戦犯とは言わせない緊張感が現場には漂っています。そして、なぜか“消去法”で共演者の小芝風花のせいではないか、という雰囲気が醸し出されつつあると聞いています。

番組プロデューサーが、知り合いの芸能記者に「戦犯記事」を書かせるのが常套手段。
それをしないと芸能プロダクションとの関係が悪くなるので。

本来は、プロデューサーが表に出て来て発言すべきなんだよ。
局内で責任取らされるから良いと言うものではない。
逆に出来が良いと、そのプロデューサー自身が評価が高くなり、需要が高まる。



2.「フェルマーの料理」低視聴率は小芝風花のせい? 志尊淳&高橋文哉が“無罪放免”のナゼ

日刊ゲンダイ 2023/12/23(土)


小芝 風花
1997年4月16日(26歳)
日本の女優。大阪府堺市堺区出身。
オスカープロモーション所属。


TBSが誇る“イケメン枠”こと、金曜ドラマ『フェルマーの料理』の最終回が22日に放送された。

【写真】小芝風花2014年のレア写真 芸能界入りは「真央ちゃん」がきっかけ  

毎週金曜日22時からの、この“金曜ドラマ”枠で今年は1月期に佐藤健(34)、4月期には山田裕貴(33)と赤楚衛二(29)、7月期は目黒蓮(26)と佐野勇斗(25)が大健闘を続けてきた。しかし、今回の『フェルマー~』でその勢いに陰りが見え始めた。

『フェルマー~』は黒地に赤のワンポイントのコックコートが印象的な志尊淳(28)と、同じく白地に青のワンポイントの高校時代に調理師免許を取得したという高橋文哉(22)という、まさに今が旬の2人のキャスティングは誰が見てもパーフェクトと思えた。  

連続ドラマの初回は、視聴者の興味と“御祝儀”で比較的視聴率は高くなるものだが、このドラマは5%台半ば。「このキャスティングでなぜ?」と、思わず2度見してしまう程の低い数字でスタートした。それでも後半に向け盛り上がりを見せると期待されていたのだが、第6話では4%台に突入し、それが第8話、第9話と続いた。  

そこで水面下で始まっているのが、業界では恒例の“戦犯探し”。普通なら主演の志尊、高橋に矛先が向くものだが、取材してみるとどうも様子が違う。志尊は朝の連続テレビ小説『らんまん』を機に大ブレーク中で、CM契約もここにきて急増している。  

高橋はまだデビューから5年少々というキャリアだが『最愛』(TBS系)や『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)の好演で着実にファン層を広げている。どうも、主演の2人は“無罪放免”となりそうだ。

「志尊はワタナベエンターテインメント、高橋はA-PLUSという大手芸能プロダクションの所属で、2人を戦犯とは言わせない緊張感が現場には漂っています。そして、なぜか“消去法”で共演者の小芝風花のせいではないか、という雰囲気が醸し出されつつあると聞いています。  

たしかに、小芝は今年の20代女優におけるタレントパワーランキングで1位に輝いたものの、『数字(視聴率)は持っていない』という指摘もあります。実際、日本テレビの『霊媒探偵・城塚翡翠』やフジテレビ系の『転職の魔王様』といった出演作はパッとしませんでした。どちらも番手でしたけどね……」(ドラマ関係者)  

もっとも、一方で『逃げるは恥だが役に立つ』や『恋はつづくよどこまでも』を送り出したTBSの“火曜ドラマ”枠で昨年10月期にオンエアされた『君の花になる』が想定外の低視聴率に喘いで終わった事実も記憶に新しい。
この時、戦犯扱いされたのは主演の本田翼(31)だったが、このドラマには高橋も出演していた。これは単なる偶然だろうか……。

『きみ花』はドラマ進行と並行して出演役者たちが『8LOOM』というボーイズ・グループを結成、メジャー・デビューからライブツアーまでTBSが展開させた大プロジェクトだったのだが、なぜか本田の演技だけが妙な注目のされ方をした。

『フェルマー~』が低視聴率に終わったのは、小芝だけのせいなのか、それとも出演者全員のせいなのか……。早々に結論を出すのは難しそうだ。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)



3.芦田愛菜が準主役ばかりやる「納得の理由」…主演オファーも来てるはずなのに

恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー 堺屋 大地 2023.12.22

芦田愛菜国民的人気を誇るのに、主演は受けない理由。

1月スタートの「日曜劇場」に準主役で出演

彼女なら連ドラ主演のオファーが続々舞い込んでいそうですが、出演しているのは準主役の作品ばかり。なぜでしょうか。

中学進学以降は学業優先で俳優業をセーブしていた芦田愛菜さん。

情報バラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)には2019年からMCとして出演していますが、これ以外のレギュラー番組は持たず、俳優業は拘束期間が短い映画や単発ドラマにたまに出演する程度でした。

そんななか、今年度から慶應義塾大学 法学部 政治学科へ進学したことをきっかけに、満を持して連ドラ出演を再開したのです。

まずは今年7月期の『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)。主演・松岡茉優さんが演じる担任教師のバディ的な生徒役を好演しました。
続いて来年1月期の『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)。TBSの看板枠である「日曜劇場」の作品で、主演・西島秀俊さんが演じる天才指揮者の娘役を演じることになっています。
両作ともポスターなどには、主人公と芦田さんが演じる役の2人の写真がメインで扱われており、ダブル主演と言っても過言ではない待遇。ですが、それぞれ松岡さん・西島さんの単独主演作ということになっており、芦田さんは準主役という位置付けなのです。

小学生時代に主演作多数、現在はCM出演多数

芦田さんは3歳のときから芸能活動を始め、5歳のときに出演した連ドラ『Mother』(2010年/日本テレビ系)で母親からネグレクトを受ける少女を演じ、注目を集めました。翌年の6歳のときに阿部サダヲさんとダブル主演した連ドラ『マルモのおきて』(2011年/フジテレビ系)が大ヒットし、天才子役として売れっ子になったのです。
その後も小学生時代に、豊川悦司さんとのダブル主演作『ビューティフルレイン』(2012年/フジテレビ系)、初の連ドラ単独主演作『明日、ママがいない』(2014年/日本テレビ系)、シャーロット・ケイト・フォックスさんとのダブル主演作『OUR HOUSE』(2016年/フジテレビ系)で、連ドラ主演のキャリアを積んでいきます。
こうして国民が幼少期から彼女の成長を見守ってきたわけですが、19歳となった現在はCMに引っ張りだこ。

ニホンモニターが今月発表した「2023タレントCM起用社数ランキング」によれば、21社契約で1位の川口春奈さんに次いで、芦田さんは16社契約で2位。ちなみに昨年は1位を獲得しており、一昨年は2位と、安定した人気を誇っていることが伺えます。

また、芦田さんと言えば、2019年11月に催された「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」に出席し、凛とした着物姿で2分以上に渡る天皇陛下御即位の祝辞を述べたことも話題に。

松尾芭蕉「奥の細道」の話題などを挙げながら述べたその内容が大人顔負けで、中学3年生とは思えない聡明さだと絶賛の嵐だったことを、記憶している人も多いのではないでしょうか。

主演オファーはハイリスク・ハイリターン

「国民的タレント」と言っても過言がない活躍ぶりですが、前述したように連ドラ出演を解禁した彼女が選んだのは、2作連続で主役以外の作品。

筆者の推察ですが、連ドラ主演のオファーはいくつか来ていたものの、それを芦田さんサイドが丁重に断って、作品(内容)を吟味したうえで主演以外のオファーを選んで受けているのではないでしょうか。

小学生時代に何作も連ドラに主演した実績があり、現在は多数のCMに出演している彼女が、大学生となりいよいよ連ドラ再開となったのであれば、各局のドラマ制作チームが主役で起用したいと考えるのは想像にかたくないからです。

では、もし推察どおりで、主演オファーが来ているのにあえて準主役のオファーを選んでいるのだとしたら、どういった理由が考えられるでしょう。
実は、いまの芦田さんのポジションからすると、連ドラで主演するメリットがそこまでないということが考えられます。

その理由の一つに、主演を演じることは大きなリスクを伴うということが挙げられます。

【後編】『芦田愛菜が主役をやらない「納得の理由」…見えてくる「賢すぎる戦略」』で詳しく解説します。


4.芦田愛菜が主役をやらない「納得の理由」…見えてくる「賢すぎる戦略」

『最高の教師』の役柄でもわかる

堺屋大地   2023.12.22

中学進学以降は学業優先で俳優業をセーブしていた芦田愛菜さん。

情報バラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)には2019年からMCとして出演していますが、これ以外のレギュラー番組は持たず、俳優業は拘束期間が短い映画や単発ドラマにたまに出演する程度でした。

そんななか、今年度から慶應義塾大学 法学部 政治学科へ進学したことをきっかけに、満を持して連ドラ出演を再開したのです。

いまや国民的な人気を誇る彼女。連ドラ主演のオファーが続々舞い込んでいそうですが、出演しているのは準主役の作品ばかり。なぜでしょうか。

【前編】『芦田愛菜が準主役ばかりやる「納得の理由」…主演オファーも来てるはずなのに』で説明したように、連ドラ主演のオファーはいくつか来ていたものの、それを芦田さんサイドが丁重に断って、作品(内容)を吟味したうえで主演以外のオファーを選んで受けているのではないでしょうか。

いまの芦田さんのポジションからすると、連ドラで主演するメリットがそこまでないということが考えられるからです。

主役はハイリスク・ハイリターン

役者が主演を引き受ける場合、作品が大ヒットすれば一気に株が上がる一方、不発や大コケとなれば株が急落するのでハイリスク・ハイリターン。

たとえば、今年のCMランキング1位の川口春奈さんも、今でこそ昨年10月期に主演した『silent』(フジテレビ系)の大ヒットで完全復活を果たしましたが、実はかつて主演作が大爆死して人気低迷の危機に瀕していた時期があったのです。

さかのぼること10年前。2013年に川口さんは『夫のカノジョ』(TBS系)という連ドラで主演していましたが、第5話で3.0%という歴史的低視聴率を叩き出し、ほかの回でも3%台を何度も出してしまったこともあり、放送回数が短縮されて8話で打ち切りという憂き目に……。

当時、川口さんは自身のブログで、「視聴率、視聴率、、今はすべてが数字で判断される時代なのかな?悲しいな…」と辛い心情を吐露していたほどで、「低視聴率女優」のレッテルを貼られてしまっていたのです。

人気獲得や地位アップに躍起になる必要がない

今はどんどん知名度を上げていきたいという時期の役者や、とにかくトップまで登りつめたいという野心を持った役者にとっては、高いリスクを背負ってでも主役を引き受ける価値が大いにあるでしょう。

実際、2013年当時の川口さんは、“知名度を上げていきたい時期”だったように思います。けれど、作品がコケてしまうと役者人生への致命傷ともなりかねないというわけです。

さらに近年はテレビ全体で視聴率が下がってきており、一昔前と比べるとテレビの影響力の低下が著しいのはご存知のとおり。TVerなどの見逃し配信サービスが普及し、新たな評価の指標も浸透してきてはいますが、それでもなかなか大ヒットドラマが生まれにくいという背景があります。

視聴率20%台を叩き出す作品が珍しくなく、30%台を超える作品もたびたび生まれていた1990年代や2000年代前半までであれば、主演を引き受けることのメリットがデメリットを圧倒的に上回っていたことでしょう。

しかし現在はなかなか大ヒットが生まれないため、主演の役者としての評価を下げかねないリスクが高い時代。

これらの要素を総合的に考えると、すでに圧倒的知名度を誇っており、人気も実力もトップクラスと目されている芦田さんにとっては、相対的に主演を引き受けることの“旨味”が少なくなるのです。

『silent』や今年7月期の『VIVANT』(TBS系)は、いずれも社会現象を巻き起こし、主演した川口さんと堺雅人さんは役者としての評価をさらに高めましたが、それはあくまで大ヒットを受けての結果論。

新ドラマが『silent』や『VIVANT』ほどの大ヒットになる可能性が高ければ、大多数の俳優がそのオファーに飛びつくでしょうが、当然ヒットする確証などなく、コケてしまう可能性も充分ある。要するに主人公を演じることはギャンブル性が高い仕事となるのです。

芦田さんはすでに知名度も好感度も抜群でCMにばんばん出演していますので、人気獲得や地位アップに躍起になる必要がないため、リスクの高い主演オファーを回避していたとしても不思議ではないでしょう。

準主役を受けるのは英断であり、相当な智略家

こうして考えると、芦田さんの役選びや作品選びは実に秀逸に感じます。

『最高の教師』は社会派学園ドラマで、ネタバレになるので多くは語れませんが、芦田さんが演じたのは劇中最大の衝撃をもたらすキャラクターでした。

『さよならマエストロ』は現在の民放ドラマ枠のなかで最高峰の「日曜劇場」作品で、『VIVANT』をはじめ今でも二桁視聴率に乗せる作品を多数生み出す注目度の高い枠のドラマです。


そして、今の芦田さんのポジションであれば、ローリスク・ハイリターンで一番“おいしい”のが準主役なのかもしれません。

ビジネス的見地から考えると、割のいい仕事であるCMを現在と同水準で維持していくのがベストですが、多数のCMに起用されるにはタレントとして“旬”であるというブランディングが必要不可欠。そのためにはテレビ露出を増やすのが近道で、連ドラ出演は絶好のアピールになることでしょう。

とはいえ、主演オファーを受けてドラマがコケてしまうとダメージが大きい。ですが準主役であれば、万が一ドラマがコケても責任を問われて評価が下落するリスクは少なく、作品が当たればヒットに大きく貢献したと評価が高まるというわけです。

――芦田さんが、連ドラ主演のオファーが続々と来ているのにあえて準主役を選んでいるのだとしたら、それは英断であり、相当な智略家とも言えるのではないでしょうか。

終わり

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