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乃木坂46 34thシングル「Monopoly」は、なぜ握手会やらないの?

【筆者のコメント】
乃木坂46のシングルCD34thシングル「Monopoly」発売(発売日は2023年12月6日(水))は、オンラインミート&グリート(個別トーク会)です。コロナ禍が終わった今時なのに何故握手会しないのか?


1.とあるまとめサイトに乃木オタが書いた

君の名は(東京都)  2023/03/12(日) 22:24:34.99ID:r8DoKAXU

★メンバーの負担が大きい
冷暖房の効きにくいイベント会場で10時間以上立ちっぱなし、ミニライブを実施したりと肉体的負担が大幅増加、また臭いやビジュがきつめのオタクとも対面で接しないといけないため、肉体的にも精神的にもきついイベントになります。
​コロナ以降の配属で握手会バージンのメンバーもいるため、非常にハードルが高くなっています。

★経費が10億円かかる
会場の場所代や設営費、運営スタッフの人件費、メンバーやスタッフの宿代や交通費などコストが大幅増加、握手会を開催すると1日で7000万円ほどかかると言われていて、全国で握手会を実施すると10億ほどかかり、企業利益を大幅に減らしてしまいます。

★ファンが望んでいない
握手会になると参加できなくなる地方勢や対面で話すのはハードルが高いと感じる層もいて、気軽に全国どこからでも参加できるミーグリを支持する層も一定数います。

【上記記述に関する筆者のコメント】

年間300万枚売れても売上が36億円でありレコード会社の販売利益9億円となり、年間経費10億円は嘘です。
しかし、経費が掛かるのは間違いない。

「ファンが望んでいない」事は無い。
乃木オタの半分は握手会経験者だろうから何時間並んでも実際に逢って握手する時のときめきは忘れられないだろう。また、握手初心者が握手したら嵌ってしまうので「ファンは望んでいない」は嘘。

その反面、「メンバーの負担が大きい」のは間違いない。
だからと言って乃木坂の運営がメンバーに忖度する訳はない。運営が儲け優先主義であることは間違いないので、それが握手会をやらない主要な要因ではない。メンバーは個別の委託契約であり社員ではない。だから、加重労働にはならない。

筆者が思っているのは、
①握手に戻したときのスタッフ側の負担が大きく、世界企業で有るSONYとして「働き方改革」を意識せざるを得なくなってしまった。

ここで言うスタッフとは、外注先のイベンターも含むがそのイベンターの主体もソニーミュージック配下なので、そこも考慮しているだろう。

又、売り上げ70万枚でミーグリやっている方が儲けも大きいかもしれない。
秋元康を中心とする作詞・作曲・編曲者たちにとって、CD売り上げの印税収入にかなりこだわっていたが、コロナ禍でまあ諦めたのかもしれない。
 ※(100万枚-70万枚)×3回(年)=90万枚 作詞印税の減額2700万円
秋元康的に、運営会社の最終利益が大きければ株主配当で賄えるので、100万枚に拘らずとも収入が確保できればOKなのだろう。
CDの販売主体である、ソニーミュージックが握手会の経費を持つ構造になっているが、ミーグリの方が圧倒的に儲かるので、親会社的にはミーグリの方が都合が良い。

乃木坂合46合同会社の収入の殆どはCDの印税ではなく、ライブ興行の収益であるので、ランキング週間1位を取れれば100万枚に拘らない。
 ※ライブの興行主は乃木坂46合同会社

宝塚歌劇団の加重労働が問題になている事もあり、握手会復活はより難しくなった。
現在の音楽シーンでCD販売100万枚のインパクトも価値が低くなってきていることでもあり、よほどのことが無い限り、ソニーミュージックとしてはミーグリで行きたいのが本音でしょう。

しかし、今の乃木坂46で握手会やらないとCD販売100万枚と言う金字塔には戻れないのも又現実ですが、配信だけとなった場合に週間1位は取れないので、CD販売は続けるでしょう。
だから『配信+ミーグリ券販売』と言うスキームには絶対にならないでしょう。

※残念ながら、楽曲や歌唱の魅力でCDを購入しているわけでは無いのは事実であり、そこを音楽業界から突かれる(嫉妬)のも現実。



2.乃木坂46のセンターリレーが象徴する強バランス 世代交代乗り越え迎える3~5期生だけの年末

日刊スポーツ 2023/11/20(月)


 乃木坂46の新曲「Monopoly」(12月6日発売)が、11月14日に公式YouTubeチャンネルの生配信ライブで初披露された。

18・5万人が同時視聴し見守る中、4期生の遠藤さくら(22)賀喜遥香(22)のダブルセンターを中心にパフォーマンスした。
1、2期生が全員卒業し3~5期生だけになった今年、世代交代の壁を乗り越えた安定感を発揮し年末を迎えようとしている。  

まず3月に発売されたシングル「人は夢を二度見る」では、3期生の「くぼした」コンビ、山下美月(24)久保史緒里(22)がダブルセンターを務めた。初めて1期生が1人も入らない選抜メンバーを、数々の場数を踏んだ2人が引っ張った。山下がNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」、久保がNHK大河「どうする家康」に出演。ともに乃木坂46現役初の扉を開いた「朝ドラ&大河」コンビであることも見逃せない。  

続いて8月リリースの「おひとりさま天国」では、5期生の井上和(18)が初センターに抜てきされた。昨年2月に加入して1年半で大役を任され本人は不安と戦っていたというが、先輩メンバー誰もが太鼓判を押す堂々としたパフォーマンスを披露。井上自身は「緊張が顔に出ないだけで本当はすごく緊張しているんです」と言うも、その謙虚さ含めて乃木坂46のセンターにふさわしい人柄で、全国ツアーも走りきった。  

そして「Monopoly」。遠藤、賀喜の「かきさく」コンビはともに3度目のシングルセンターで、現役メンバーでは最多。グループのエースだ。2人を中心に据え、両脇を山下と久保が固める。2列目の中央には井上。層の厚さを感じさせる、迫力のある布陣だ。  

今年は熟練の3期生、新進気鋭の5期生、中軸の4期生が1曲ずつセンターを務めた。実にバランスのいいリレーでバトンをつないでいる。山下は「今の乃木坂の雰囲気がすごく好きです。期の垣根を越えてみんな仲いいですし、一致団結している」と話す。  

前キャプテンの秋元真夏(30)が2月に卒業し、5月には絶対的エースだった齋藤飛鳥(24)の卒業コンサートが行われた。3月に卒業した最後の2期生、鈴木絢音(24)も含めて先輩たちが口をそろえていたのが「乃木坂は大丈夫」というフレーズだ。後輩たちは、グループ結成12周年を迎えた8月に史上初の神宮球場4日間ライブを成功させた。現キャプテン梅澤美波(24)「私たちが乃木坂46です」という涙のスピーチは不安と自覚、新たな自信を見事に表現していた。  

年末かけて複数の音楽特番も控えている。衰えない勢いそのままに、大みそかのNHK紅白歌合戦にも9年連続9回目の出場を決めた。3~5期生だけで初めて迎える年の瀬で、また1つ乃木坂46は大きくなる。
【横山慧】

【筆者のコメント】

先輩たちが口をそろえていたのが「現在の乃木坂は大丈夫」というフレーズだけれど、もっと大きく発展するわけでは無く現状維持と言う意味だ。
乃木坂46と言う商品の顧客はもう増えないだろう。

それはメンバー各人のビジュアルとか言う事ではなく、既に固まった「パブリックイメージ」を好む(金を出してミーグリを買う)顧客数はこれ以上増えないと言う事。
それは、全ての商品の市場の上限が有るという原則上の話。
その例を挙げると、主要顧客の若者の絶対数は減って行く人口構成。
消費者意識が先端を行っている日本の市場は、最大限の細分化をしていく事も定説。

それを理解していた運営が、グループの色を変えようと「中西アルノ事件」を起こし、それによる1期生2期生の創った「乃木坂46」より下世話になってしまった事で、余計顧客離れを起こしてしまった。
それを心配した先輩が、「現在の乃木坂は大丈夫」を言い聞かせている。

5期生が凄いと村内の乃木オタが騒いでいるらしいが、5期生が顧客の絶対値(ユニークID数)を増やせているかと言うと、それは出来ないだろう。
3期生のミーグリを免除したから5期生に流れているだけで、それを世代交代と呼んでいるだけ。絶対数を20%(約5万人)増やせないと100万枚に到達しない。


【オタクのとめどもない意見】参考まで


終わり

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