結果がすごく面白い。でも、ネットでもやれる企画内容だけれど、ネット視聴者だと話題にならないが、テレビ視聴者だと話題になる。
なんかこの頃、ネットで起こっている事をネットに疎いおじさんおばさんに教えてあげる的な番組増えたね。
それはそれで、存在価値がある事だと思います。
1.“歌姫1位”にシングル発売なしのあのユニット
藤井隆「新時代の幕開け」 集計方法には賛否の声も
スポニチ 2022年11月17日
2.YOASOBIのストリーミング・MV再生回数&フル配信ダウンロード売上ランキング
Billion Hits! 2022-06-05
続いてMV再生数ランキングは以下のとおり。
MV再生数もストリーミング再生数同様1億が大ヒットのボーダーラインとされている。ここでは日本レコード協会ストリーミング認定の旧基準に準拠し、3,000万再生以上を記録したMVを抽出する。これまでに10曲が3,000万再生以上を記録している。
【番組では解説していない割と重要な話】
YOASOBIは小説を原作とした楽曲制作によりリスナーをその世界観に没入・共感させることで圧倒的な大人気を獲得している。
そもそも、楽曲のMVってその楽曲の世界観を映像化したモノだったはずだが、金がかかるので手抜きになって行った。
「YOASOBI」の創作過程がそのままストーリーを創作して顧客を刺激する。近い話で言えば、ドラマに嵌ってその主題歌が流行るのは、世代や年代を超えて経験している事だろう。
ドラマの力が弱っているから順番が逆になった。
「東京ラブストーリー」の主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」小田和正がヒットしたり、「Dr.コトー診療所」の主題歌「銀の龍の背に乗って」中島みゆきがヒットした事と同じ視聴者のメンタリティーを利用している。
「YOASOBI」の大活躍は各指標の歴代データを塗り替えながら現在進行形で続けられている。
別に悪い事とは思いませんが、SME上手だなと。
ちなみに、乃木坂46はデビュー当初からMVは凄く重視していた。シングルに入っている曲の4曲位MVを作っていた。
選抜メンバー全員のPVを作っていた時代もあったが、若手映像作家の創作意欲を刺激して凄く良い作品も沢山出来た。
それが乃木坂46躍進の力になった。
この頃、コンセプトが不明確になっているのが残念だ。
3.下衆な話ですが、仮に印税の計算をすると、
①ストリーミング 8億回
歌唱印税(仮に上代の6%とすると)4800万円
②CD同額の印税を得るとすると、
歌唱印税(仮に上代の6%とすると)
4800万円/6%/1000=80万枚
なんとCDシングル80万枚に相当します。
※実際のストリーミング会社の上代や配分は公開されていません。
歌唱印税の率も公開されていません。
音楽出版はソニーですが、原盤権がどちらにあるかもわかりません。
しかし、ソニーミュージックが運営する小説&イラスト投稿サイト「monogatary.com」に投稿された小説を音楽にするプロジェクトから誕生したユニットなので、原盤権はソニーミュージックだろうと思っています。
プロジェクトに掛けた運営費やプロモーション費用、YOASOBIに掛けた運営費やプロモーション費用は十分に元を取ったでしょう。
ソニー本体の決算が好調な一端が、IPビジネスの代表例で有る音楽製作投資ですが、地味に凄いですよね。
続く
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