見出し画像

秋元真夏卒業記念企画 乃木坂工事中「秋元を泣かせたら即ご褒美 前編・後編」

生田と真夏は凄く仲の良い関係ですが、二人のグループ内の位置づけが違っていて興味を持てる。
才能がありプロ意識が高い近づきがたい先輩生田絵梨花と、優しく見守ってくれる先輩秋元真夏。
この二人が、先輩の中でも特別仲が良い二人という処が乃木坂46の特徴だと、後輩は理解できるだろうか?

これを知ってから下記「乃木坂工事中」を見てもらうと判る事も多い。


★秋元真夏

秋元真夏が4thで突然入って来て、西野七瀬のポジションを奪ったので、西野と秋元の確執は1年続いて西野はその間一言もしゃべらなかったらしい。西野だけでなくしばらくメンバーと仲良く成れずにぽつんと一人でいる映像を「悲しみの忘れ方」の中で見た覚えがある。
だからなのか、堀もいきなりセンターにさせられ、周りに溶け込めずいた時期に近づいたのが真夏。2期生全体にも近づいて、当時1.5期生と呼ばれていた。3期生も同じ様に親切に近づいて行って、自分が体験した緊張とか寂しさとかを軽減する様にしたのは、動機がどうあれ乃木坂全体に貢献した実績となり、それが2代目キャプテンになった決め手だった。


★生田絵梨花

一方生田は、暫定選抜から卒業までずっと選抜且つ福神として選ばれた中心中の中心の4名(白石、高山、生駒、生田)の一人。歌やピアノも別格であり、特に「16人のプリンシパル(ミュージカル)」では本領を発揮して別次元の才能に他のメンバーが物凄い嫉妬や反発心や絶望感を持ってしまった。その事はもちろん感じていたと思うのだが、生田の場合白石や橋本や高山や生駒などに守られていたから辞めずにいれた。
生田は初期のころから1期生の中で変人と言う扱いで、中田花奈は初期の頃「絵梨花様」といじっていた。

アイドル乃木坂46の中で一番になるという意味を見出さなかった。
目指す先はミュージカルなので、それに必要なスキルがアイドルとは全く違っていた事を早くから気付いていた。
だから2012年1月(高校受験)、2014年(大学受験)、2018年(東宝から移籍のオファー)に脱退しようとしていた。2018年の東宝からの移籍オファーを断ったのは現SME社長の村松俊亮であり、「ミュージカル優先でもいいから居て欲しい」と言われて移籍を断った。東宝移籍を諦めた一番の理由は、白石や高山等の創っていたサンクチュアリの居心地がよかったから。将来を考えたら東宝芸能は凄く良い選択肢なのにね。


メンバーも生田に優しく、それがグループ内の慣例となって今山下美月等が外部の仕事で忙しくてもやめなくても良い事になっている。

後輩から憧られたり、楽屋等での変人な言動も含めて近づきがたい人と見られていたが、そんな生田の行動力・突破力・影での努力は後輩にとってもロールモデルとなっていて、乃木坂のメンバーは「テングにに成ったり」「思いあがって傲慢に成ったり」「不遜な態度を取る事」は出来なくなった。生田のいないこれからは分からないが・・・


★二人が仲良くなったきっかけ

この二人が仲良くなったのは、生田絵梨花が橋本奈々未から言われた事がきっかけだと推測している。近未来の乃木坂の為にはもっと一体にならないと上に行けない。「2014年当時、乃木坂の中心から少し外れていた時期の秋元真夏を中心に引きこむ」事を画策したその一環。
生田のおばけコミュニケ力で近づいたけれど、仲良くなるまで2~3年掛かった。真夏にしてみれば、猜疑心と言うか「自分に関心を持つなんてなんかおかしい」位の懸念を持つし、「面倒そうな奴だから近づきたくない」は思っただろう。中元の様な「絵梨花ちゃん係」は嫌だと思ったのかもしれない。なっちゃったけれど。



1.秋元真夏

■【公式】「乃木坂工事中」# 397「秋元を泣かせたら即ご褒美 前編」2023.02.05 OA

乃木坂配信中 2023/02/06

★田村真佑:
真夏は、田村に「まなちゃん」と呼ぶようにしたと言っている。
立場的には、梅澤の次のキャプテンの位置づけでしょうね。梅澤が張り切り過ぎた時に少しポンコツな田村がふんわり包んでやったらぎくしゃくしない。真夏が乃木坂の真髄を伝えた相手の一人なのかも。

★井上和と菅原咲月:
5期生全員のメッセージ動画を持って面談する。
秋元真夏は、この二人をリーダーとして育成しようとしていたと言っている。今野委員長の指示かな。
確かに、この二人は適性が有るかもしれない。二人なら迷ったときにも相談しながらやって行けるのかもしれないね。桜井玲香も17才でキャプテンに指名されそれを若月佑美が補佐していたから、可能だろうが、一番人気・二番人気がキャプテンやっちゃだめだと思うけれどね。
それにしても、菅原咲月は心優しい娘だね。

特に涙腺が緩い菅原咲月。

左菅原、右川崎


■【公式】「乃木坂工事中」# 398「秋元を泣かせたら即ご褒美 後編」2023.02.12 OA

乃木坂配信中 2023/02/13

★向井葉月:
乃木中に向井が初めて出演した時、飛鳥の指示で何をリクエストしても「真夏の果実」を歌うと言うネタをやっていたが、それを再演して笑いを入れた。
真夏に対しては、3期生といち早く声を掛けてくれたり、写真を一緒に撮ってくれたことへの感謝を語る。
弾き語りで「立ち直り中」を披露。さすが乃木坂オタク、乃木坂ど真ん中の曲をやった。白石、橋本、秋元、衛藤、高山、深川、松村。
真夏が、2022年の神宮で「君の名は希望」を歌った時に降って来た紙吹雪を取っておいて後輩に伝えたい事を書いて渡した。あれ?真夏、白石の卒業MVの時の松村と生田に渡した銀と銀の紙吹雪の話になぞらえたとしか思えない。いくまいの仲の良さをうらやましかったのは松村でけではなかった。
スタジオトークの時に葉月は下着から取り出すと言う、生田と松村のくだりの再現をやった。気付いた人は居たかな。

★賀喜遥香:
動画を創って来た。

BGMは『最後のTight Hug』。この中で秋元と生田が抱き合う処が好きなので選んだ。制服は衣装は制服のマネキン。
絵が得意な人はいいよね、これ捨てられない。

★梅澤美波
創って来たトークカードで話をする作戦。

自分から初めて会った時の印象を語りだして、泣き出した。
あれ?そんなキャラだったっけ??ご褒美が欲しいだけじゃないのか?
素を知ると、キャプテンは自分を奮い立たせて頑張っていると気付いたと言った。自分もキャプテンをするにあたってのモデルにしようと思っていたのだろうな。

番組の企画と言えど、真夏嬉しいだろうな。何よりの褒章になったようです。


■途中ですが、ここで乃木坂46と言うグループにとって最重要な事を書きます。

梅澤が言った、「乃木坂大好き」こそが伝承すべき一番重要な事です。
大好きな乃木坂って?サンクチュアリであり弱みを見せあっても安心な仲間ですよ。それが乃木坂らしさであり、乃木坂の一番の強みです。
梅澤には伝わっていますね。古参ファンとしては安心です。

日本の地方にかつてあった、「安心な世間」は家族の様な温かいコミュニティーだったはずです。その分のわずらわしさはあったと思うのですが、それが嫌で、他人に関わられたくない、偉そうに首を突っ込んでこられたくない、舅姑と一緒に生活したくないと言う団塊の世代から始まったコミュニティーの断絶社会が失ったものが、リニューアルして乃木坂46に存在している。
1期生のメインメンバーは家族と仲が良くて、結構大家族も多く、冠番組の生誕祭や映画「悲しみの忘れ物」にも出て来る。白石、生駒、西野、高山、衛藤、生田、飛鳥等々、幼少時の写真や動画がその家族が見えて来る。番組に家族が電話出演もしていた。そういう事の積み重ねが、ファンとの絆を育成してきた。
「今どきの乃木坂さん」はそれを辞めてしまった、と言うより出せない何かがあると勘ぐってしまう。番組に家族出てこなくなった。ファンとの絆が薄くなる。


★筒井あやめ
怪談で泣かせる?やっぱり少し変わった娘だな。

これ田村真佑

真夏は泣かずに終わった!



2.生田絵梨花

■2021-12-19 卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオSUNDAY (no cut / 再編集版) - 秋元真夏・生田絵梨花

JRNY 2022/06/05

■基礎データ

秋元真夏(乃木坂46) 卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオ サンデー』は、文化放送で2021年4月4日より放送しているラジオ番組である。
事実上、2020年度のプロ野球ナイターオフシーズンの『卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオ(火曜)』の継続番組である。
放送開始日:2021年4月4日 ~
放送時間:日曜日
放送時間:19:00 - 20:00(60分)

★この放送の前提
・ゲストが生田絵梨花。2人でラジオに出演するのは初めて。

【筆者】:そもそも生田絵梨花がラジオに出演するのもレアであった。
学業と仕事、特に2017年以降はミュージカル舞台が忙しくラジオ出演はANNの数回以外殆ど出れていない。

・放送日:2021/12/19(日)
・生田絵梨花の卒業コンサート12/14、12/15 直後でその話が中心
・『Time flies』(タイム フライズ):2021年12月15日に発売された乃木坂46の初めてのベスト・アルバムの話。
Disc 1とDisc 2には、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」から28thシングル「君に叱られた」までのCDシングル全表題曲と本作のリード曲であり新曲「最後のTight Hug」を収録。
Disc 3には、1stアルバム『透明な色』から4thアルバム『今が思い出になるまで』までの各リード曲、パッケージ未収録の「世界中の隣人よ」「Route 246」「ゆっくりと咲く花」、さらに新曲として生田絵梨花ソロ曲「歳月の轍」、新内眞衣初のソロ曲「あなたからの卒業」、アンダー曲「Hard to say」を収録。

★『Time flies成績
オリコンチャート
初週28.2万枚を売り上げ、2021年12月27日付の「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位を獲得。2022年1月10日付の同ランキングでも週間1.2万枚を売り上げ、2週ぶりの1位を獲得。この時点での累積売上は31.8万枚

・初週28万6061ptを記録し、2021年12月27日付の「オリコン週間合算アルバムランキング」で初登場1位を獲得。2022年1月10日付の同ランキングでも週間1万2957ptを記録し、2週ぶりの1位を獲得した。この時点での累積ptは32.5万pt。

・月間30万6146枚を売り上げ、2021年12月度の「オリコン月間アルバムランキング」で1位を獲得した。

アルバムで31万枚ってシングルの100万枚相当ですね。

Billboard JAPAN
初週28万1946枚を売り上げ、2021年12月22日公開の「Billboard Japan Top Albums Sales」で初登場1位を獲得

・2021年12月22日公開の「Billboard Japan Hot Albums」で初登場1位を獲得。

「最後のTight Hug」の選抜メンバー:20名
(センター:生田絵梨花)
1期生:秋元真夏、生田絵梨花、齋藤飛鳥、樋口日奈、星野みなみ
2期生:北野日奈子、新内眞衣、鈴木絢音
3期生:岩本蓮加、梅澤美波、久保史緒里、山下美月、与田祐希
4期生:遠藤さくら、賀喜遥香、掛橋沙耶香、清宮レイ、田村真佑、筒井あやめ、早川聖来


■話の内容で気になった事

生田:卒コンで「燃え尽き症候群」になった。燃え尽きるほどやり切れた。私にとっても最高の思い出のコンサートになった。
真夏:凄いよ。私だったら何日か寝たきりになってしまう。
生田:次の日は起きたら暗かった。何も出来ない1日だった。私は基本的に休日も動いているから、それぐらい体力消耗した。
真夏:ピアノもやって、今までい合った事のない期別曲やアンダー楽曲やユニット曲等の楽曲もやって大変だった。※1

※1:卒コンでやった曲について下記の記事に書いています。
1日目31曲、2日目28曲。2日間で同じ曲は20曲でそれぞれ別な曲は17曲。
しかも、参加しなかった曲は2曲だけ。

真夏:どんだけ頑張るんだ?とみんな思っていた。
体力的に大変だったんじゃない?
良くやりました。

『生田絵梨花は、誰よりも突き詰めて自分の出来る最大の事をやる人』
生田絵梨花ファンは、これが生田絵梨花と言う人を推す大きな理由である。


真夏:真夏がライブ終盤で手紙を読んだが、凄く緊張した。
又、手紙を読むと言う事がばれたくないから、担当のスタッフとのやり取りも気を付けていた。
生田:私結構真夏のスマホのぞくもんね!その時に見なくて良かった。

生田:無表情(からあげ姉妹楽曲 ※2)の時に、(メンバーが手書きで書いた生田への)メッセージが正面の大きなスクリーンに流していたが、それを書いているのは知っていた。
※松村が卒業したので、ユニットは生田と真夏となった。その真夏は松村と違って、無表情で居れずに微笑んでしまっていて、無表情の楽曲パフォーマンスを台無しにした、と生田に注意されている。無表情と最後の「破顔一笑」の差がこの曲の売りの一つだけど、これすら面白い。真夏は女優に向いていないな。ちなみに衣装は賀喜が書いてくれたようなセーラー服。

ちなみに、この無表情のパフォーマンスは生田と松村で考えた。
更に言うと、生田が乃木どこの中で「印象的な無表情」という技を披露して笑わしていたが、それを観た秋元康先生が与えた曲。

生田:真夏は、私の卒業に関して沢山のコメントを求められるけれど、その都度思いを乗せて違う言い方をしているのを、ありがたいなと思った。
秋元:あなたは特別ですよ。
生田:私を好き好きだもんね。
秋元:いやいや、私はつっつんが好きだから。※3
生田:私に対して言葉が尽きるとかないよね。
秋元はそれに対して否定すると言ういつもの茶番。

秋元:ラジオって一人ずつしゃべるんだよ。
生田:え!そういえばラジオだもんね。
秋元:なんだと思っているの?
生田:家でのたたのおしゃべり。

日頃の素のやり取りを彷彿とさせるこのやり取りは、生田(に限らず生田の周りの1期生)の人間の裏表の無さを証明するものであり、『乃木撮』が売れる土台である。

それが、アイドルはあざとく作った表面しか見せないと言う世間の思い込みを覆す、乃木坂の強みの一つである。
しかも大事なのは、聞いている方に嫌な気をさせない事である、それは内部戦い系のグループでは絶対に無理な事。
他のアイドルでは、「乃木撮」の様な企画本は売れないだろうし、裏表ないんだと信じられるような何気ない言動によって信頼を得られる人が多く居ないと、「乃木撮」の売り上げ数は減る。「乃木撮3」の売り上げが低いのは、それが原因じゃないかな。

1期生楽曲として、「白い雲に乗って」を披露したのですが、生田はそれがほんわか楽しかったそうです。正にそれが1期生を感じる1曲ですね。

この後茶番コントを演じるコーナー。
ドラモエン、のびた(真夏)、ジャイアン(生田)。
赤裸々光線でジャイアンの心の中を赤裸々にするという筋書き。
一番興味深かったのは、「のびたと一緒に居るといごこちがよくて」であって、上記の「【公式】乃木坂工事中# 398 秋元を泣かせたら即ご褒美」で 後輩が真夏に持っている印象と同じなんだ。

「制服のマネキン」から1年間のハリネズミの様に針出しまくっていた真夏ではなく、人にやさしい真夏に変われるグループが乃木坂そのものであり、真夏の真の姿を見透かした橋本や生田等が包み込んだからでもある。


【おまけ】※3

■生田は、この放送の前の時間に筒井あやめの放送、乃木坂46の「の」(文化放送・毎週日曜よる6時00分~6時30分)に出演していた。

12月19日(日曜)に放送されたラジオ番組、乃木坂46の「の」(文化放送・毎週日曜よる6時00分~6時30分)に、乃木坂46から番組MCの4期生・筒井あやめさん、ゲストの1期生・生田絵梨花さんが出演。

グループ卒業前最後の出演となった生田さんが、今回の放送では後輩の筒井さんと距離を縮めるために"あること"を提案します。

「生ちゃん」、「つっつん」でため口でしゃべった。

生田 「ため口で話したい!」
筒井 「わあああ…結構なハードルですね…」
生田 「だからもう生田さんじゃなくて、いくちゃん!」

終わり



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?