【筆者のコメント】
この人(仁科友里)が言っているのは、狭い芸能界(TVタレント業界)の中の話です。
私を含め、もうTVを見ないと言うかTVに絶望や怒りを覚えている人々の心情は全く意識の外にあるように思えます。
「フワちゃん」を干さなくてもいいけれど完全にぶちのめす人が現れて欲しいが、正論を言ったタレントの方が干されてしまいそうだと言う「TV業界」の異常さをさも一般社会の常識の様に書いている。
もちろん、この人にいちゃもん付ける人は少ないので、本人は正しいと思ってしまうのだろう。
もっと言うと、一般社会の「パワハラに置き換えてしまう身勝手な若い女性」とか言う奴らも目を覚まさせてほしい。
将来に希望を持てない優秀な人材が海外に流出してしまう。
★フワちゃんを叱れない日本は衰退する。
TV局の判断基準・価値観を見ると、ジャニーズ事件を隠したTVマンの行動原理と同じです。
愚民(放送内容への疑問を持たず、それによる他人への影響を考えない人)しか見ない今のTVでは、遅刻する事が正しい事だと誤認されてしまう。
資源の無い日本は、勤勉さ器用さ等を強みに経済発展してきたが、日本国民の3割を占める愚民から勤勉さが無くなったら、それだけで競争力が失われる。
大げさな話ではない。それだからTVは衰退している。
※TVの衰退と遅刻を容認する事の関係が解らんと言われたので書き足します。
TVの番組は予定時刻にきっちり始まり終了時刻にきっちり終わります。
しかし、視聴者はよほどの番組でない限りきっちりチャンネルを合わせてみてくれません。
もちろん視聴予約をしてまで見たい番組もありません。
え!おかしいと思いませんか?
例えばドラマの途中開始10分後から見て分かりますか?1話から見なくても、面白くずっと見続けられますか?
そうです、視聴者に合わせて途中から見ても見続けられる様に作っています。だから、薄くなる。
分かり易くすればするほど、時間当たりの内容が薄くなり、深みが足りない、つまりそれを求める優良な視聴者を失って来た。
顧客が顧客したら内容が解らないドラマを見た視聴者が見逃し市長から追いつきたいと思わせるようなドラマは少ない。例えば『エルピス—希望、あるいは災い—』位の濃さは、今の顧客からは嫌われるのだろう。
でも、優良顧客を無視したTVは、価値が下がって期待をしなくなった。
■フワちゃんの“遅刻キャラ”よりベッキーの“不倫報道”がずっとヤバイ「干される干されない」の分かれ目
仁科友里(ライター)週刊女性PRIME 2023/11/5
★第94回 フワちゃん
遅刻は「ちょうどいいイライラ」
ベッキーはモラルみたいなものに触れてはいけない
終わり