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【松本人志】性加害疑惑が出たら番組降りなければならない背景。キーワードは『ホワイト社会』

1.【筆者のコメント】
個人的には、芸能人に限らず『女にもてる男』がやりまくっているだろう事は想像に難くない。
その『もてる男』に近づいて来る女がいるのだから簡単だよね。

筆者の言いたいことは、『性加害は許せない』ではなく、この30年ジャニーズにしても吉本興業にしてもTV界衰退の一つの大きな要因だったと言う事。
ジャニーズも吉本興行もTVを制覇したから、『ホワイト革命時代』のターゲットになる。
しかも、TV界は気づいていないから衰退は止まらない。

■この二つの芸能事務所の特徴は、

数組の売れっ子を交渉材料にして新人をごり押しして出演タレント数でTV番組を面で圧倒すると言う戦略をとって来た事。
TVマンに《ハニートラップをかけて脅し透かし金を握らせる等の古い商法》よりは少し進化しているが。
しかし、全くしなかったわけでは無く、バーニングとの違いは、本物のヤクザをちらつかせるかどうかという関与度合いの違いだけですが。

TVマン自体が「性加害」で訴えられてもおかしくないのに、芸能事務所が女を提供するか、女優の場合枕営業でBIGになる為の行為なので表に出ない。たまに噴出するのは、約束が違う場合だろう。

元AKBの大島麻衣が「港区女子」「アテンダー」としてガーシーの様な曝露話でTVに出ているが、「有名になりたい女」「大金を得たい女」「イケメンと寝たい女」がいる限り、金と権力を握っている男達がほいほい寄って来るだろう。


■TVがつまらなくなった一つの大きな要素。

特に、若者ではなく大人が見なくなった事は、今のTV会では問題視されていない。Z世代とか言う若者がTVではなくネットだと言っている事とは大きく違う話だが、気付いてすらいない。

ジャニーズが下手くそなイケメンをドラマにゴリ押ししてから衰退し始めた。単純に男は「イケメン」が好きでない。しかも、殆どのドラマはF1層向けで、中年の男にとって見るに値しない番組。
唯一「VIVANT」が最終回視聴率19.6%、瞬間最高は20.8%になったのはなぜかを考えれれば理解できる。この時間は中年男性の唯一のドラマ時間だからね。

次に、吉本興業特に松本人志の笑いがバラエティーの主流になってしまい、視聴者の一部はその視聴者を見下す笑いに嫌悪感を覚えて見なくなった。
TV見ていて馬鹿にされる意味が解らない。




多少結論らしき事を書くと、性加害事件で有ろうとなかろうと、妻帯者が「不倫=性行為」を目的とした会合をする事自体を忌避しているのである。特にTVのメインの視聴者で有る女性は・・・・。その視聴者は、消費財の購買決定者で有る限り、スポンサー企業の大勢は「巻き込まれたくない」と思うだろう。



■松本人志芸能活動休止は必然※ワイドナショーでのあの発言は彼からのメッセージだったのかも【岡田斗司夫 切り抜き サイコパス ホテル ダウンタウン 女性 吉本興業 】

岡田斗司夫マインド【サイコパス】 2024/01/09


「お笑い芸人は不倫するのが当たり前」と松本人志は思っているが、女子高生に「きしょい!」と言われてそれ以来言わなくなった。現在のTVに出演する芸能人は「清潔感」が一番重要。
同じ流れで「ルッキズム」と言うのがあるのですが、TVでは女性芸人をブスだと言ってはいけない。罰ゲームで過激なモノも徐々に排除されて行っている。
ルッキズムとは、見た目が良い「写真映えする食物」はおいしいと言う事が前提になる。変な価値観の統治が行われている。


「ホワイト革命」のキーワード。
不倫は汚いモノで、汚いものは正しくない。
キレイなモノは正しい。


【筆者の反論】
岡田斗司夫氏が言っているのは、男優の場合に限って、犯人役も見た目が良い俳優になってきている。
しかし、この頃のドラマの女優の場合はブスばっかりが主役を取っている。

黒木華、安藤サクラ、上白石萌音、奈緒、伊藤沙莉、趣里、多部未華子、葵わかな、二階ふみ、朝ドラを始め主役級です。

だから男は、ドラマ見たくなくなる。

綾瀬はるか、長澤まさみ、石原さとみ、広瀬アリス、広瀬すず等の主役美人女優の隙を狙って上記の女優が幅を利かせている。
ひとえにF1層向けのドラマしか作らないから。
広瀬すずや黒島結菜が叩かれる理不尽な世界が現在のドラマ界。

男優は、ジャニーズが占領しているから見た目が良いのであって、ルッキズムとは関係ない。
女優はブスばっかりだから、男優もイケメンジャニーズも一掃しろと言いたい。

ルッキズムを利用して美人女優を排除しようとしており、それに反してジャニーズはじめイケメンをTVに押し出しているのは女性視聴者層の力です。
男性視聴者の意見は、排除される事を見越してTVを見ない方を選択する。



2.長谷川良品氏の解説

①松本人志氏が活動休止でワイドナショー出演か【絶対に出てはいけない理由】

長谷川良品「テレビ悲報ch」  2024/01/09

今回は、松本人志さんが活動休止に伴い「ワイドナショー出演」が悪手だと感じる4つの危険な理由について解説していきたいと思います



②松本人志氏の番組にスポンサー離れは起きているのか検証【元放送作家が考察】ACジャバン

長谷川良品「テレビ悲報ch」  2024/01/05

今回は、松本人志氏の年末年始の特番で、いくつか不自然な挙動も見られた事に関連して、巷で言われているようにスポンサー離れは本当に起きているのか、について考察。

消費財スポンサーにとって、世界的な「視聴者=生活者の意識の変化」こそが気になる事である。ジャニーズの性加害事件がと言う事例があるので、スポンサー企業は機敏に動いたのでしょう。擁護派や批判派の両方からクレームもかなり来たでしょうから。
売上が兆円超えて、しかも世界に展開している企業ほど、巻き込まれるのは回避したいわね。



3.【参考】

■この方が上手に分析しています。

性的なことがあったかは別にして「女性って松本さん(たち?)を楽しませるためのモノですか?」という話です。

吉本や松本さん、そして松本擁護派もわかってないポイントだと思います。
松本さんに怒っている人たち(の一部)にしたら擁護派のポイントがズレているのです。


《一番の変化がこれ》

「映像を家に届ける」ことはテレビ局が独占していました。
しかし今や誰でもYouTubeで情報の発信(意見の表明)ができます。

となると「大手芸能事務所がマスコミに圧力をかけて・・・」がどんどん難しくなっています。

おもしろいのは松本さん騒動の元ネタは文藝春秋です。
マスコミが発信した情報です。

しかしその情報が拡散したのはマスコミではなくネットです。

まとめ

・国民の「性に対する意識」が大きく変化
・マスコミではなくネットの情報をみんな見る

つまり

*ネットで「性に対して厳しくなった意見」がかなり出てくる←これを多くの人たちが目撃する
👇
「松本人志さんの問題ってまずいんじゃない?」という雰囲気になっていく


■松本人志は「活動休止→そのまま引退」も…厳しいスポンサー離れと“潔白証明”のハードル

日刊ゲンダイ 2024/1/9(火)

文春によると、被害にあった女性は松本からキスをされたり、「俺の子ども産めや!」などと性行為を迫られたと主張。吉本は「当該事実は一切ない」とこれを全面否定し、法的措置を検討するとしていた。これまで自身の公式X(旧ツイッター)で「いつ辞めても良いと思ってたんやけど…やる気が出てきたなぁ~」などとコメントしていた松本も活動休止にあたり「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」と投稿。裁判で身の潔白を証明する構えである。

裁判と違って、TVの女性視聴者にとっては「性加害はなかった!」事が問題なのではない。そこが松本人志には理解できていない。


終わり

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