【生田絵梨花】は記事内容には取り上げられていないのですが、「こっち向いてよ向井くん」がモデルプレス読者に選ばれたので記事にします。アラサー女子のNO1。
【筆者のコメント】長いけれど読んで
生田絵梨花が元カノの役だったので、1~2話回想シーンで出てくるぐらいなのかと思っていましたが、後半は「よりを戻して再度付き合う」展開になってました。
それにしては出演シーンは割と少なめでしたが、しっぽり濡れ場もありお泊りしてました。(ちょっと嫉妬)
10年前の元カノ美和子(生田絵梨花)は、結婚したくなくて別れた事が解り衝撃の理由でした。
作者「ねむようこ氏」が言いたかったテーマは「結婚を目的としない恋愛はダメなのか?」という難しい問いです。
女性がそれを言う時代になりました。
生田絵梨花推しとしては、GP枠レギュラードラマ3本目にしては良い役貰って、好演したと思います。
ドラマ上のポジションとして、「10年前に別れた理由」が大きなテーマであって、ハイキャリアの女子と言う設定。
結婚はしたくないけれど、好きだから一緒に居たいというアラサー女子。
洸稀(波留)もそういう設定です。
モデルプレス読者にそんな人どの位いるんだろうか?と思っていたら、そのアラサー女子に大人気なドラマであったらしい。
え~共感する人沢山いるの?
読者がジャニオタではないので、向井君役の赤楚君命という訳ではない。
その上で、ドラマの内容・問いかけている人生のテーマが刺さったと言う事らしい。
だから、どの役者の演技がどうこうと言う話が中心ではない。
【その件についての私見】
作家は、答えを用意しています。
美和子(生田絵梨花)や洸稀(波瑠)に子供の頃両親が幸せそうに見えなかったから、結婚には否定的だと言わせています。
■ライフスタイルの多様化は孤独化を招く。
アラサー女子の親世代は、
当時の社会的な傾向として、血縁や地縁や職場縁を排除したマンション又は、新興住宅地域の一戸建てに自ら進んで住んでしまった。
実はこれが「結婚に否定的な女性」を作った大きな要因の一つとなっている。
「核家族化」その上父親の単身赴任と言う状況が多数派となって、奥さんの孤立化が当たり前になっている。
旦那に精神的余裕が有れば、愚痴のはけ口になるのかもしれないが、父親も仕事上や人間関係で大きなストレスを抱えており、帰宅したら待ち受けていて一方的に愚痴や悪口を吐き出す処を日常的に子供に見せ付ければ、「幸せそうには見えない」
一方、戦前家庭は言うまでもなく大家族であり、
兄弟姉妹が大勢いて、姉妹が結婚して独立した後でも、女姉妹という愚痴のはけ口があった。
しかし50代世代以降は、兄弟姉妹も少なく、その中で姉妹がいる確率も減っている。下手すると、一人っ子が多くて、姉妹が仲間の様に支えあえるのはレアケースで有る。
現50才後半以上の女(アラサーの母親世代)は、独立して結婚して核家族化した為、愚痴を言い合う愚痴仲間が周りにはいない。
一方、大学時代の友人は、見栄を張り合う相手であって、愚痴を言い合える相手ではなくなった。しかも、結婚すらしていなかったり、正社員で仕事続けている人とパートしている等、共感しあえる様な同じ境遇ではなくなった。
せめて境遇が一緒の中学時代の友人同士となら愚痴が言い合えたのだろうが、ものすごく疎遠になっている。
変な話、首都圏郊外のドキュン家族の方が、マイルドヤンキーとして同じ生活レベルで近い境遇で心理的共感が出来る仲間がいるので、精神的に孤立化しない。
心理的には、「繰り言」を言い合えば終わる様な話の内容で、母親世代がその関係でいれる相手がいれば家庭はもっと幸せかもしれなかった。
美和子(生田絵梨花)や洸稀(波瑠)の様な「上昇志向」的な情報を好んで取得する傾向の女性は、尚更我が身とのギャップが大きなストレスになっているだろうから、仕事と家庭と言う二つのストレス要因はあり得ない。
以上が、美和子(生田絵梨花)や洸稀(波瑠)と言うモンスターを作り出した。
もしこの二人が男にモテない女性だったとしたら、それこそが読者の現実であり、セフレすらどうやって作るのという不幸。
日本人の歴史上「みず知らずの多数の相手と共住した状態」はほんの70年位である。
都会というものが出来て、そこに住む事が強要されて、女性の孤立化が進んだ。
廻りの奥さん連中と愚痴を言い合う「井戸端会議」はストレス発散と生活の知恵の共有の場だったが、それが急に無くなって孤立した。
人類は、DNA的には仲間と暮らす動物であり、肉体的だけでなく精神的にも孤立して生きていく様にはなっていない。
勤め先や旦那や家事等の愚痴のはけ口が、子供だけになってしまって、その子供が喋れないうち(0歳児)から愚痴を聞かされて育てば、結婚生活が幸せそうには絶対に見えない。
仕事はそこそこ出来て、金にも困らず、尚更結婚する気持ちが湧いてこない。
美和子(生田絵梨花)や洸稀(波瑠)は、モテるから大人の恋と言ういわばセフレが居ればいい様な感じでしょう。
【筆者の愚痴】
少し残念ですが、メディアからは生田絵梨花は注目はされませんでした。
朝ドラ俳優の波留さんが第1話から出演していて、もちろん主役向井くんの相談役的設定で、メインの共演者です。
最後はこの二人が結婚を前提としない関係に落ち着きました。
なんじゃそれ~~
向井くんさんざん他の女を振っておいて~~結婚しないセフレなのか??
【筆者の言い訳】
波留さんは知名度も実績も段違いの上なので、生田絵梨花を波留さんとかと比較されても困ります。
その上で、
下手すれば「登場人物中で一番ずるい女」と言われそうな役の設定で、単純に男視聴者にも女視聴者にも共感されにくい役です。
又、主役視点から見てわけわからない設定の役であり、それを非常に上手く役をこなしていたと思います。
もっと褒められてもいいけれど、普通の視聴者はそこまで追いつかないでしょう。
「なんだこの女!」
何しろ、上段で書いた親世代の家庭環境をリアルに思いつける人はドラマのライターにも少ないかもしれない。
だからこそ、波留に劣らない好演技をしたと思います。
推しだから誉めて終わります。
1.<2023年夏>読者が選ぶ「今期最もハマっているGP帯ドラマ」ランキングTOP10を発表【モデルプレス国民的推しランキング】
モデルプレス 2023.08.30
モデルプレスでは、「モデルプレス国民的推しランキング」の一環で「2023年夏クールハマっているGP帯ドラマは?」をテーマにウェブアンケートを実施。モデルプレス読者が選ぶ“2023夏最もハマっているGP帯ドラマ”トップ10を発表する。
モデルプレス読者が選ぶ「2023年夏最もハマっているGP帯ドラマ」トップ10
1位:「こっち向いてよ向井くん」(日本テレビ系)
2位:「真夏のシンデレラ」(フジテレビ系)
3位:「トリリオンゲーム」(TBS系)
4位:「VIVANT」(TBS系)
5位:「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(TBS系)
6位:「ばらかもん」(フジテレビ系)
7位:「シッコウ!!~犬と私と執行官~」(テレビ朝日系)
8位:「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)
9位:「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)
10位:「転職の魔王様」(カンテレ・フジテレビ系)
※アンケートで読者から寄せられた投票結果、説得力ある声を参考に(回答数:6,989件/調査期間:2023年8月6日~8月13日)、モデルプレス編集部による精査、さらにモデルプレス内の記事への反響などを加味し決定した。
1位は赤楚衛二が“恋愛の仕方忘れちゃってる男子”演じる「こっち向いてよ向井くん」
見事1位に輝いたのは、俳優の赤楚衛二が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「こっち向いてよ向井くん」(毎週水曜よる10時~)。
ねむようこ氏の同名漫画を実写化した、全ての男女にグサグサ刺さる「恋愛の仕方忘れちゃってる男子」のストーリーで、赤楚が10年前の元カノ・美和子(生田絵梨花)を忘れられないちょっと残念な33歳男子を好演している。
終わり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?