一言いいたいだけ。♯23 見ない映画にコメントする人々
日頃目にする様々な事件や社会現象やマスコミの発言等に一言いいたいだけ。根性入れて批判したり戦うつもりはありません。爺の愚痴程度に思ってください。シリーズ化します。
♯23 二十三回目は
映画なんて見に行かないくせに、こういう話題には興味があるんだ!?と気持ち悪くて挙げてみました。
2022年10月26日現在 コメント253件
時間が有れば是非読んでください。
ドラマと映画のコンテンツに求められる事のヒント位転がっています。
■映画化はテレビドラマにとってのゴール? 『Dr.コトー』『ネメシス』など劇場版が量産
リアルサウンド10/17(月) 8:02配信
その中で、一番気になるのが、「米国と比較して 云々」と言うコメント。
君はその米国のテレビ業界や映画業界に居たのか?
聞きかじりの知識を披露するだけなら見過ごせるけれど、偉そうに「どこがダメ、そこはこうしなきゃ」みたいな能書きを垂れるのは、正に映画やドラマ業界を衰退させるだけ。
明治以来、白欧礼賛は変わらすその延長線上の偉そうな害悪なコメントにしか見えない。ビジネス的側面が浅く、特にそれで飯食っている人がいると言う前提を皆忘れている。作品をスナック菓子と同じだとしか見てない気がする。
ついでに言っておくと、高度な経済成長に成功した日本の消費市場は、大衆が消えてどの国よりも細分化して難しい。
映画やテレビドラマに限らす、音楽も衰退している原因の一つは細分化。
顧客が大衆と言えるのは、子供向けのアニメ作品だけ。
だから映画の興収上位はアニメだけになってしまう。子供向けアニメの映画は、大人と連れ立っていくから2倍の収益が望める。
つまり、作品のビジネス的な評価としては半分なのだ。
そもそも、英語圏10億人の市場と、日本語圏1.2億人の市場では出来る事が違う。
映画の様にチケット代金を貰う事で成り立つコンテンツは、又難しさが増す。
一方、大衆が消えて顧客の好みが細分化しているのだから、ビジネスとして成り立つことすら難しい。
日本独自の文化やコンテンツを苦しみながら作って来たマンガ・アニメ文化が海外に輸出出来ている。
過去に飯も食えずに苦労して頑張って来た人が居たから、後輩が日の目を浴びただけだ。基本、ハリウッドの様な金をかけずに海外に受けている。
漫画界は、手塚治虫や石ノ森正太郎や藤子不二雄やちばてつや等の巨匠を尊敬する文化があるので、それも含めての文化が好まれている。
日本料理や日本の高品質な果物等が海外で人気なのは、欧米文化で大量に(機械化で粗雑に)作って来たからではなく、職人・農家の地道な努力や汗の結晶だからである。
海外で受けているモノにはルーツやフィロソフィーがあり、職人魂がある。
欧米のビジネスモデルやスキームを輸入したところで上手くいくはずもない。
そもそも世界(英語圏の事だろう)で戦うという目標が必要なのか?
日本の文化が好かれて初めて世界に広がるんじゃないの?
戦うのではなく、自分の世界観・センスを磨いて結果として好かれる。シテーポップの様にね。
軽薄なコメントの一例をあげてみる
自分に影響がない遠い世界の批判は「楽しい」し「燃える」と思って書き込んでいるのだろうか?時間つぶし。
本当に映画が好きで救いたかったら、金出して見に行った後に批判しろ。
映画という世界が好きな顧客の育成に失敗した事が映画の衰退の根本的な原因だと思うよ。
映画のコモディティー(消費財)化と言っています。
金出して観に行った奴だけが文句を垂れられる。
そうだろう??買いもしないモノに何で文句言うんだ?と思うし、その意見を聞く必要は無い。
続く
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