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生田絵梨花 2022年の総括 <モデルプレスインタビュー>


生田絵梨花に2022年を総括してもらった結果、数々の金言が飛び出した<モデルプレスインタビュー>

「Dr.コトー診療所」記者発表の時にインタビューしたモノらしい(10/28)
モデルプレス 2022.12.19

今年は映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」やドラマ「オールドルーキー」、「PICU 小児集中治療室」でも確かな演技力で存在感を発揮。活躍の幅が広がった彼女に今年を振り返ってもらうと、「決めつけない方がいい」「何周もしたい」…数々の金言を聞くことができました。

1年前のインタビュー


― 今年あらゆるフィールドで生田さんを見ました。手応えはいかがでしょうか?

生田:正直、こんなにいろんなことを経験できるとは思っていなかったので、本当になんだろうな、たくさん挑戦させてもらって充実した日々を送ることができました。

― 年明けに今後の展望についてお聞きした際、「いろんなことにチャレンジしていきたい。自分にどんなことができるのか、自分はなにが好きと思えるのか、今年はそれを知るための1年にしたい」とおっしゃっていました。

生田:私、カッコいいですね(笑)。

― はい(笑)。とてもカッコよくて、しかも今年1年の活躍を見ていたら、行動がともなっていてなおさら。新たに気づくことも多かったのでは?

生田:自分の時間ができたので、忙しいだけではない自分もたくさん知りました。それをみんなが好きと言ってくれるかどうかの不安はずっとありますが(苦笑い)。ただそういうダラダラしちゃったな、というのも含めて、人間らしい自分をたくさん知ることができました。

― 生田さんのこれからに活きそうですか?

生田:はい。こうじゃないといけない、みたいな感覚をもともと持ってしまっていて、それがだいぶ緩んだので。これまでは自分で決めつけてしまって、違う発見の可能性を自らなくしていたんだと思います。

― 自分では良くないと思っても、他の人はそれが良いと言うことって、意外とよくありますよね。

生田:そうなんです。大きく変わりました!とは、まだ1年しか経っていないので言えないなと思いつつ、その兆しが見えただけでも、今年はとても良い1年でした。

― モデルの仕事も増えましたね。

生田:やってみたらすごく楽しくて、洋服が好きになったし、普段からおしゃれもしたくなりました。モデルをすることによって表情のボキャブラリーも増えました。

― そういう実体験もあって「決めつけない方がいい」と。

生田:はい、発見が積み重なっていくのが楽しくて嬉しくて。いろんな可能性に対してアプローチできたので、すごく幸せな1年だったなと思います。

生田絵梨花「何周もしたい」素敵な先輩たちから感じたこと

― これまで“目標を決めたら一直線”のタイプだった生田さん。同じく年明けのインタビューでは「提示されたこと以上に、自分でも可能性を探りたい」という想いから「たくさん寄り道をしたい。一見無駄に思えるかもしれない出来事もいつか繋がるかもしれない。点をいっぱい作っておいて、あとから線を結ぶ。しばらくはそういうスタンスでいきたい」と話していて。

生田:またもカッコいいこと言ってますね(笑)。

― (笑)。1年を経てどうですか?

生田:今のところは一直線じゃなくていいと思いました。

― 先ほどのお話とも繋がりますね。

生田:はい、でもまだ点をつなぎ切っていない線がいっぱいあるので、それは今後に乞うご期待ということで(笑)。


生田絵梨花さん、この1年で演技に関する確信を持ったのかもしれない。
特に、映像系の演技は目覚ましいものがあった。
日本のトップ女優の大竹しのぶさんとの絡みを安心して見てられると言うか、本当に20年来の近所のおばちゃんとの会話にしか見えなかった。
地味にそこが凄いと思った。



■金城綾香プロデューサー
「今回のキャスティングは、全て“吉沢亮さんのお隣に立った時にどう見えるか”というポイントを大切にしてきました。生田絵梨花さんは可憐(かれん)で愛くるしい一面と同時に、実は芯の強さをお持ちの方だと思っています。

武四郎が片想いする桃子は、ただ可愛いとか、ただ優しいという女性ではありません。本人が強い訳ではないけれど、誰かを守ることができる人だと思っています。生田さんなら、そんな桃子を魅力的に演じていただけると思っています。武四郎にとって一番大切な女の子を生田さんに演じていただけてとてもうれしいです」

【上記に対する筆者のコメント】

金城綾香プロデューサーのコメントがただただありがたい。
良く見抜いているな。
ドラマ的に考えると、涌井桃子が母親志子田南と仲が良い幼馴染と言う設定は、母親を大事に思う武四郎が、桃子に母親南と同じものを感じ取っているという設定でしょう。と言う事で、幼馴染としての家族の様な癒しだけでなく本筋に関係してくるのは間違いない。だからいきなり妊婦姿。

生田絵梨花は、柔らかいしポンコツだけれど、卒業生を含めた100人近い乃木坂メンバーの中で一番メンタルが強い女性。それについては下記記事を。
私から見て、かなり自然体で演じている様ですね。

これが、
可憐(かれん)で愛くるしい一面と同時に、実は芯の強さをお持ちの方』
です。
強く生きろよ!と励ます。

「南ちゃんが成仏できないだろう!!」と武四郎に掴みかかった。


元に戻って


― どんな線になっていくのか楽しみです!

生田:最近すごく思っているのが「何周もしたい」ということなんです。

― 何周もしたい…?

生田:はい、これまで前に進めている感じがしているときでも「あれ、あんなに前向きだったのに結局今できてない」とか「あれ、目標を掲げて意気込んでいたのに停滞してるぞ」と思ってしまうことが何度もあって。そうなるとそれがすごく自分の不安やストレスになる。でも私が素敵だなって思う先輩たちは、そういう感情もひっくるめて何周もしている感じがするんです。調子が良いときだけではなくて、悪いときもどうしようもないときも経ているからこそ、良い意味で力が抜けて臨めているというか、弱さも受け入れているからこその強さが見えるというか。

― どんな経験も無駄にならない、ということでしょうか。

生田:そうなんだと思います。いろんな感情を何周もした先には「今まであんなに頑張ってきたのに」とか「なんか後戻りしちゃってる…?」というネガティブモードになったときも、前を向くにはそういうときってあるよね、それでも今は進むしかないよね、っていう風に自分の気持ちを持っていけるような気がしています。でもまだこれは、そうかも…と思っているだけで、オススメできる方法です、とは言い切れないですけどね(笑)。

― (笑)。でも私は何周もしたくなってきました…!

生田:それくらい停滞しちゃうときがあるってことなんです。意気込んだどおりにいかないというか。

― なんだか生田さんが天才肌と言われるゆえんが垣間見えた気がします。

生田:ちょっと!天才じゃありません(笑)。

― すみません(笑)。ぜひ来年の抱負も教えてください。

生田:少し似たようなことになってしまうのですが、自分のペースを掴めるようになりたい、とは思います。今は本当にまだ探り探り。例えばなにかに集中する必要があるときってあるじゃないですか。そうすると集中しすぎて続かなかったり、力が入りすぎちゃったりして思いどおりにならないことがある。それがわかってるのに、今の私だと、それを緩めることが怖いと思ってしまいます。緩めたらもうギアが入らないんじゃないか、感覚が鈍ってしまうんじゃないかって。でもきっと、自分のペースを理解してコントロールできるようになれば、いろんな切り替えがもっと上手くなると思うんです。そうしたらもっともっと良い方向に向かっていくんじゃないかなって。

― 来年、生田さんがどんな飛躍を遂げるのか、楽しみでしかたなくなりました…貴重なお話、ありがとうございました!


出来ればこれを見てください


続く

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